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疾走感がたまらない!!【東方原曲10選】

疾走感がたまらない!!神主zunさん作曲の聴いていて心地よい曲を紹介!!

更新日: 2018年07月09日

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この記事は私がまとめました

さばとろさん

1.東方紅魔郷【U.N.オーエンは彼女なのか?】

東方紅魔郷のエクストラステージボス・フランドール・スカーレットのテーマ曲、および上海アリス幻樂団の音楽CD『蓬莱人形 ~ Dolls in Pseudo Paradise』に収録されている楽曲である。
また、ニコニコ動画内外問わず、非常に数多くのアレンジ曲が生み出されている曲であり、その数は東方Projectでもトップクラスである。
東方Projectの「原曲」を使用した音系MADはこの曲を使ったものが一番多い。MAD以外にも、純粋な音楽アレンジも数多く存在する。特に、同人音楽サークル「COOL&CREATE」による二次創作アレンジ『最終鬼畜妹フランドール・S』が有名。
ニコニコにおいては『最終鬼畜妹フランドール・S』を使用したMADが爆発的に人気となっていた経緯があり、一部初心者ファンの間で「フランドール=オーエン」を通り越して「フランドール=最終鬼畜」というイメージを持ってしまった者が多い。『最終鬼畜妹フランドール・S』がゲームでの原曲であるとする勘違いも少なくなかった。

どちらかの曲しか動画に使っていなくても動画に『U.N.オーエンは彼女なのか?』と『最終鬼畜妹フランドール・S』のタグが両者とも付けられる場合が多く、中には動画投稿者自ら動画タイトルに両方の楽曲の名を入れている場合すらあるため、この勘違いをさらに助長する要因になっている。
最近のニコニコにおいては『最終鬼畜』の人気が下火になったこともあり、そのような勘違いを持った者も減ってきた・・・はずである。

U.N.オーエンとは、アガサ・クリスティの小説「そして誰もいなくなった」に登場する夫妻の名前である。曲名の彼女なのか?という言い回しについては、小説の中で最後に生き残ったのが女性であったことが理由だと思われる。(参考)
上記作品をモチーフとしたスペルカード「そして誰もいなくなるか?」が登場する他に、作中で歌になぞらえて死んだ10人にあわせて、フランドールのスペルカードも10枚となっている。
戦闘シーン前後の会話の台詞から、魔理沙とフランドールはこの小説を読んだことがあるようだ。
なお、U.N.Owenという名称は「UNKNOWN(正体不明)」とかけたもの。

↓作曲者zunさんのコメント

フランドール・スカーレットのテーマです。
今回のもっともお気に入りです。いかにして悪魔っ娘を東洋風にかつ、ミステリアスに表現できるかに挑戦した結果です。
ロリっぽいこのメロディは、今作品でもっとも私らしいメロディで、鍵盤弾くのが楽しかったです。
U.N.オーエン(ユナ・ナンシィ・オーエン)です。
分かる人だけ分かってください。元ネタはかなり古いです(70年前くらい?)
なんで、この名前かっていうと、オーエンをアルファベット表記した方
で考えて、フランドールは「何者とも判らぬ者」とかけています。
フランドールの9枚目のスペルカードが、そのパロディになっています。

2.東方地霊殿【ハルトマンの妖怪少女】

8分の7拍子が印象的な曲調。聞き方によっては16分の15拍子に聞こえる。第三の眼を自ら封じたことで、「欠けている」ということを表現しているのかもしれない。
ドイツの哲学者、エドゥアルト・フォン・ハルトマンは「無意識の哲学」という論文で注目される。こいしの能力は無意識を操る程度の能力。
オーストリアの哲学者、ハインツ・ハルトマンはフロイト精神分析における自我(エゴ)・エス(イド)・超自我(スーパーエゴ)の中で自我を重視する「自我心理学」の創始者の一人。こいしのスペルには本能「イドの解放」と抑制「スーパーエゴ」という名前のスペルがある。

ロシアの建築家・画家ヴィクトル・アレクサンドロヴィチ・ハルトマンの友人の作曲家、ムソルグスキーは彼の絵にインスピレーションを得て、組曲『展覧会の絵』を作曲。組曲の2曲目にGnomusという曲がある。この曲がハルトマンの妖怪少女に展開の仕方が似ているらしい。なおGnomus(ノーム、グノーム)とは、ロシアの伝説に登場する小人妖怪のことで、地底に住む妖怪(妖精との説もあり)なのだとか。
第二次世界大戦中のドイツ空軍の撃墜王(352機)エーリヒ・アルフレート・ハルトマンとは、多分関係がない。
妖怪少女とはそのままこいしのこと。
音楽CD『鳥船遺跡』にアレンジ版が収録されている。オリジナル版よりスローテンポで、怪しさ満点なイントロが追加されている。

↓作曲者zunさんのコメント

古明地こいしのテーマです。

不気味で壊れた少女っぽさを出そうとしてみました。
不気味さがおまけのボスっぽさを出しているかと思います。
本当は薔薇を敷き詰めた庭とかで、茨が痛そうな場所で戦うのが似合う筈ですが、今回は何故か神社。

3.東方紅魔郷【上海紅茶館 ~ Chinese Tea】

東方紅魔郷の3面道中曲である。開放的な明るい曲であるが、何故か悲しい雰囲気をもつ。東方Projectの曲の中でも人気は高い。
東方シリーズ人気投票の音楽部門では、第1回から堂々の道中曲一番人気。その後「神々が恋した幻想郷」に道中曲1位の座は譲ったが、ほぼ道中曲2位、全体で13位に安定して留まり続ける。第11回では7年ぶりに全体TOP10返り咲きを果たし、以降はTOP10を維持し続けている。第14回に9年ぶりに道中曲1位となった。

ZUNによると上海紅茶館という曲名は、東方紅魔郷が開発当初は東方紅茶館というタイトルであり、この曲は印象的な曲になると思いゲームのタイトルを曲名として与えたためということである。
(「東方文花帖 ~ Bohemian Archive in Japanese Red.」作中の文々。新聞(第百二十季 霜月の一号)に掲載された博麗霊夢のコラム「幻想の音覚」という体裁で書かれたZUNの曲紹介文より)
また、音楽CD「夢違科学世紀」にはZUN自身によるセルフアレンジ版が収録されている。
こちらは冒頭にバイオリンの音が入ってるほかメインメロディ自体が大幅にアレンジされており、より紅魔館っぽさが出ているので一度は聴いてみることをオススメしたい。

4.東方妖々夢【遠野幻想物語】

東方妖々夢の2面道中曲にあたる。曲名の元ネタは日本における民俗学の大家である柳田國男が著した『遠野物語』という説話集である。遠野物語は岩手県遠野市を中心として、在郷の作家・佐々木喜善(鏡石)から伝え聞いた遠野地方に伝わる様々な伝承を記し編纂したもので、日本民俗学の黎明を告げた名著である。
また、東方妖々夢2面の舞台は「マヨヒガ」であるが、この言葉はこの本により有名になった。
他にも、座敷童、河童、神隠し、ハヤリ神、狐狸妖怪など、日本の様々な妖怪はこの本から有名になり、この本の発刊によって遠野地方に伝わる豊かな怪談・奇伝の蓄積が全国的に紹介されることとなった。『ひぐらしのなく頃に』のような民間ホラーの魁とも言える。
原作者であるZUNの民俗学における造詣がうかがえる。

5.東方永夜抄【少女綺想曲 ~ Dream Battle】

この曲は、東方幻想郷の4面ボス博麗靈夢のテーマ『少女綺想曲 ~ Capriccio』のセルフアレンジになっている。
楽曲コメント内の「4面パターンが幻想郷と酷似」とは、「東方幻想郷」の4面も自機によってボスが変わるようになっているためである。(自機で靈夢の場合はボスは魔理沙、自機が魔理沙の場合はボスは靈夢)
なお、東方永夜抄4B面ボス、霧雨魔理沙のテーマ『恋色マスタースパーク』もセルフアレンジ曲。
(原曲は第2弾「東方封魔録」の4面で魔理沙のテーマとして使用された「恋色マジック」)

↓作曲者zunさんのコメント

博麗霊夢のテーマです。
懐かしさをテーマに、って何故懐かしいかといえば、数年前の曲のア
レンジだからです。第4弾、東方幻想郷の4面ボス(霊夢)の曲のア
レンジバージョンです。4面のパターンが幻想郷と酷似しているので
曲も同じにして一部の人だけに完全なデ・ジャヴ感を与えようと(ぉ
今回のゲームの裏テーマは「幻想と言う名の古き記憶」です。

6.東方妖々夢【ネクロファンタジア】

概要
東方妖々夢のPhantasmステージボス「八雲紫」のテーマ曲である。
裏ボスらしく非常に激しい曲で、東方の曲の中でもトップクラスの人気を誇る。
この曲は八雲藍のテーマ「少女幻葬 ~ Necro-Fantasy」のアレンジ曲であると神主コメントにあるが、キャラクターの主従関係やタイトルのシンプルさからこちらがメイン曲であるかのような扱いを受ける事が多々ある。
(もっとも、持ち主の露出頻度としては実際こっちの方が多いわけだが)
ちなみに「ネクロファンタジア」=Necrofantasia とは造語。
necro=死体、死の、などと言った意味を持つ言葉の頭に付けられる語。

例:ネクロマンシー(Necromancy)=降霊術、ネクロフィリア(Necrophilia)=屍姦愛好者
fantasiaは「幻想曲」もしくは「混成曲」と訳される。混成曲とは要するにメドレー曲のようなものであるが、この場合は今は「フーガ」と呼ばれる技法によって作られた曲の古い呼び名。フーガとは簡単に言えば、同じメロディを複数のパートで繰り返す演奏・作曲方式の事。2回目以降に演奏されるメロディは音程が少し上げられたりする場合が多い。
後世においては「フーガ」と言う区分がメジャーになったため、一般的には幻想曲の文字通り、自由な作風によって作られた幻想的・ロマンチックな曲の事を指す。

↓作曲者zunさんのコメント

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