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様々な結婚制度

結婚制度は国や地域によっても異なりますし、時代によっても異なります。日本は基本的に、男女平等の精神の元に、法律を始め様々な事が決められています。勿論、日本の結婚制度も同じです。然し、それは近代日本になってからの事です

更新日: 2018年07月15日

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lyle68さん

現在の日本の結婚制度

結婚制度は国や地域によっても異なりますし、時代によっても異なります。日本は基本的に、男女平等の精神の元に、法律を始め様々な事が決められています。勿論、日本の結婚制度も同じです。然し、それは近代日本になってからの事です。

現在は結婚しない人達が増えていると言われますが、私たちは現在の結婚制度の素晴らしさを、時には考えてみるのも良いのではないでしょうか。

現在の日本の結婚制度では、一応身分格差等と言うものは
存在しないことになっています。
現在の日本の結婚制度は、法律とも連動しており、
男性は18歳以上で、女性は16歳以上であれば
結婚できるようになっています。

然し未成年の場合は、結婚に対して親の承諾が必要な事から、
実質的に本人の意思だけで結婚ができる年齢は20歳以上とも言えます。

然し、例え未成年だとしても、婚約不履行は発生します。
例えば高校生カップルが将来結婚を約束して、親がそれを認めた時は、
その時点で婚約が成立します。
それから数年後どちらかの気が変わってしまった場合、
結婚不履行が成立する場合もあります。

一夫多妻は禁止

男のロマンとも言える一夫多妻制ですが、残念ながら現在の日本では認められていません。
基本的に日本の結婚制度では、一夫一妻制に加えて、
再婚の場合は再婚禁止期間が6ヶ月間定められていますので、
離婚後半年は再婚する事が出来ません。
(復縁の場合はこの限りではありません)



また、当然重婚は出来ないだけではなく、結婚詐欺に問われるので犯罪となります。

同性婚

日本国憲法第24条1項に「婚姻は、両性の合意のみに基いて成立し、夫婦が同等の権利を有することを基本として、相互の協力により、維持されなければならない」、
2項に「配偶者の選択、財産権、相続、住居の選定、離婚並びに婚姻及び家族に関するその他の事項に関しては、法律は、個人の尊厳と両性の本質的平等に立脚して制定されなければならない」と記されています

憲法で両性と書かれている部分に焦点を当ててみると、これは男女の両性なのか、それともただ結婚する二人という意味なのかという二つの意味の解釈にとれるのです。今現在では、男女の結婚が想定されているとされ、同性婚は日本ではできないのです。

分析の結果、同姓結婚は北米南米で多く合法化されていることがわかります。これは人権擁護のために合法化されました。同性結婚を禁止にすることで、同性愛者の「結婚の自由」などの権利がなくなったと考えられたためです。

事実婚

余談ですが、入籍していない夫婦関係、これは「事実婚」です。

 基本的には、入籍した夫婦もしていない夫婦も同等の権利と義務があり、社会保険や世の中のサービスも利用できます。ただし、税金面では事実婚のデメリットが存在するのが現状です。

「なぜ結婚しないのか」とあおるよりも重要なこと

日本は、本質的な制度改革をするよりも、制度からはみ出す原因を批判する傾向があるように思える。長時間労働で心身を病んだ場合、労働環境の劣悪さよりも「当人の弱さ」を批判する人は少なくないし、就職留年が取りざたされたとき、新卒採用制度の賛否よりも、「内定をとれない学生の問題点」や「不況」が注目された。

大声で「結婚離れが進んでいる」と叫ぶ人は多いが、「結婚制度を見直そう」ではなく、「なぜ結婚しないのか」「結婚できない人には何が足りないのか」という話になってしまう。

「結婚制度に適合すべき」「結婚できないのが悪い」とあおるよりは、「どうすれば多くの人が充実したパートナーシップを結べるのか」「どうしたら多くの人が結婚したいと思える制度になるのか」を考えるべきではないだろうか。「結婚離れは問題だ」というのなら、結婚制度を魅力的なものにする努力をすればいい。

「経済的理由で結婚できない」と指摘するのなら、「なぜカネがないと結婚できないのか」「カネがなくても結婚するためにはどうすべきか」を考えるべきだ。個人的な信条はさておき、夫婦別姓を望む人がいるのなら、夫婦別姓を認めればいい。

結婚という制度を嫌って結婚しない人や、結婚に至らない人を批判しても、結婚する人が増えるわけではない。結婚という制度をどうやって魅力的なものにするか、結婚以外にはどんな選択肢があるべきなのかを考えるほうが、よっぽど重要で、有意義なはずだ。

結婚していない人、できない人を結婚制度に適合させるのではなく、結婚制度を現代社会に適合させることで、自らの家族を持つことに積極的になる人が増えるのではないだろうか。

では、海外の制度は?

「婚約したからといってすぐ結婚する必要はない」と考える人が多く、数年間にわたって婚約期間が続くカップルが多いです。その後はそのまま結婚する人・別れる人・コモンローに移行する人などさまざまです。

コモンローは日本の事実婚に相当し、結婚とほぼ同じ権利・保障が認められます。1年以上同棲しており、結婚同然の生活をしていること(共同口座、部屋を一緒に借りている、家計が一緒、周囲の証言など)が証明できればコモンローが認められます。

一方、コモンローの条件を満たせない(ビザの関係で同居できないなど)カップルが別居婚にある状態をコンジュガルといいます。コンジュガルが認められるには、共同名義の不動産や口座があるなど、別居婚状態であることを証明しなければなりません。

フランスの結婚制度

男女ともに18歳で結婚でき(女性は15歳から結婚できるが、18歳までは親などの同意が必要)、近年は同性婚も可能になりました。婚姻届を提出する際、市役所で行う結婚式の日時を予約します。まず市役所で新郎新婦と立会人2人の4人で結婚式を行い、その後教会などで自主的に挙式を行います。

一方パックス制度は18歳以上のカップルが共同生活を結ぶ契約で、日本の事実婚に相当します。もともとは同性愛カップルのための法律でしたが、現在は同性・異性カップルの両方がパックス制度を利用できるように。パートナー間の相続権・税金待遇などは結婚とほぼ同等です。

フランス人はカトリックが多いため離婚は大変です。日本の離婚に比べて必要な手続きが多く、また州によって手続きもさまざまです。

離婚後300日未満の女性は再婚できませんが、以下の条件のいずれかを満たすと300日未満でも再婚できます。

出産した
医師によって妊娠していないことが証明された
前夫が300日以来妻と同居していなかったことが明らか
パックスのカップルが別れるときはどちらか一方の意思があれば良く、簡単な手続きだけで関係を解消することができます。

アナルメント(Analment)

フィリピン人と結婚して、その後に離婚した人 がものすごい数いると思います。そして、フィリピンは日本のように離婚制度が無いためにアナルメント(結婚無効)を弁護士を使い申し立て、それで結婚が無効になったら別の相手と結婚ができるという制度になってい ます。

ところが、アナルメントは費用が掛かります。日本円で約30万円ほどかかるそうです。

3年から5年と時間も掛かるといいます

そ れで一般庶民のフィリピン人はアナルメントをしないで、そのまま同居して事実上の夫婦生活を送っている人が多いという。ニュースではアナルメントはお金持 ちだけが出来る特権であり、結婚制度かアナルメントの制度を変更して一般庶民にも離婚が簡単にできるようにするという声が挙がっているという。

一方で、離婚、アナルメントの制度を変更すると、簡単に結婚・離婚を繰り返してしまうので、モラル的にどうなのか?という反対意見も多いという。

サムボ法

サムボ法(1988年施行)・・・サムボとは日本語でいう「同棲」。サムボ法は、サムボ婚(事実婚)を法律婚と同等に保護する法律。

この法律のもと、スウェーデンではなんと約50%以上もの子どもが非摘出子(婚外子)として生まれているそうです。(日本は2%ほど)

婚外子にもサポートが厚いから、非婚カップルでも子どもを持つことが全くめずらしくなく、サムボ婚というおためし期間を経て正式な結婚というステップを踏むカップルが増えたことが一因か、離婚率が下がったそうです。

ちなみに、法律婚夫婦の90%以上が、サムボ婚を経験しているとか・・・

日本も結婚前の同棲や授かり婚は増えていますが、非婚関係のカップルが子どもを持つという選択はごくごく稀だと思います。

個人の多様な選択を、国としても受け入れて認めていく・・・国の柔軟性がよくあらわれている法律だなと思いました。

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