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千葉で異常繁殖。可愛いけど厄介すぎる小鹿『キョン』

子鹿のような外見の外来種キョン(羌)。房総半島に現在約5万頭が生息し、農作物に深刻な被害を及ぼしている害獣です。14年間で50倍に増えるなど繁殖力が非常に強く、生息地では大きな問題になっています。

更新日: 2018年07月18日

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房総半島で『キョン』と呼ばれる小鹿が殖えている

漢字表記:羌
英名:Reeves's muntjac
学名:Muntiacus reevesi

シカ科ホエジカ属に分類されるシカの一種。

キョン(羌、英名:Reeves's muntjac、学名:Muntiacus reevesi、中国名:小麂、山羌、黃麂)はシカ科ホエジカ属に分類されるシカの一種である。

肩高が50~60cm程度の小型のシカで、目の下に大きな臭線があり、オスには牙がある。

和名は「羌」を台湾語で読んだ「kiong(キオン)」による。

現在5万頭以上!増え続ける『キョン』が問題になっている

日本では千葉県勝浦市にあった『行川アイランド』(2001年に閉園)から脱走したものが野生化。千葉県南部を中心に繁殖しています。

昔、行川アイランドという観光施設があり、ここから逃げ出したとされるキョンが野生化しています。

伊豆大島でも同様に観光施設から脱走したキョンがそのまま定着したようです。

千葉県で約5万頭、東京・伊豆大島で約1万5000頭に増加。農業被害が拡大しています。

千葉県と伊豆大島の両地域では、キョンによるイネ、トマト、カキ、ミカン、スイカなどの農作物被害が発生している。

ガンガン増殖しながらイネやトマト、柿やミカンなどの農作物を食べ散らかす傍若無人の暴れっぷりなんだそうです。

ニホンジカが捕食しないアリオドシなどをキョンが採食することにより、ニホンジカと植物との間に成り立ってきた従来の生態系の相互作用が崩れるとされる。

もともと草食動物のキョンは柑橘系の葉っぱが大好きです。他にも大豆の新芽を食べ尽くしたり、ハーブガーデンのハーブを食べてしまったり。ブルーベリーもやられています。

キョンの生息地域では、農作物の被害が拡大しています。

本種が定着したイギリスでは下層植生などへの食圧被害により森林の更新を妨害しており、植生被害の二次的被害(昆虫類の食草の減少など)も指摘されている。

キョンによる被害者たちの声

千葉県南房総の民なのでキョンと聞くと行川アイランドから脱走して猛烈な繁殖力で勢力を伸ばし房総各地に甚大な農業被害をもたらしてる見た目は可愛い鹿ちゃん(害獣)の姿が真っ先に脳裏によぎるよ。うちの実家の畑も被害に合うよ(背の高い作物の被害はたぶんこいつ)

おはようございます! 朝からキョンの鳴き声が凄くてハルもびっくりしています! pic.twitter.com/AeITqQxNFJ

小さくて可愛らしい体からは想像もできない、「ギエー!」というキョンの鳴き声。

キョンの鳴き声って聞いたことありますか? おっさんが、思いっきり「ア゛ーーーー」って叫ぶような声です。 真夜中急に鳴かれると、超怖いです。

恐ろしいのはその繁殖力

繁殖力が非常に高く、年に36%の割合で増えて行くという試算もありますが、実際にはこの試算以上の割合で増えている可能性があります。

キョンの数は増加の一途を辿り、2002年には約1000頭だった個体数が、2014年度末には約50000頭を超えるまでになりました。

房総半島では現在5万頭以上が生息しているそうです。

1産1子なのに増加率が高い理由は2つあります。
①生後半年で妊娠できるだけ成長し、生後1年で初出産を迎える
②特定の繁殖期はなく、いつでも生殖する

東京都が平成19年度に、千葉県が21年度にそれぞれ駆除計画を立て、根絶に取り組んでいるが、生息数は年々、増えている。

現在の千葉県の状況から、早急かつ計画的、科学的、総合的にキョンを防除する必要がある。

その繁殖力に対し、駆除が追いつかない

目の下方にある臭腺(眼下腺)の開口部が目のように見えることから、四つ目鹿(ヨツメジカ)とも呼ばれています。

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