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皆の顔が見えるオープンオフィスだと「生産性が低下」するらしい

仕切りがなく見渡せば皆の顔を見ることができる「オープンオフィス」形式の場合は、仕切りがある場合と比較して生産性が低下するということが実験にて明らかになっています。

更新日: 2018年07月19日

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英王立協会が発行する学術論文誌『Philosophical Transactions of the Royal Society B』に発表された研究を元に作成しています。

■オフィス

オフィス (office) とは、事務作業を行う部屋。事務所、事務局、事務室などのこと。また、一般的に業務施設という場合もオフィスを用途とした施設・建物(ビルなど)を指す

シェアオフィスとは、同じスペースを複数の利用者によって共有するオフィスのことを指す。

最近増えてきているオフィスの形式です。

■そんなオフィスの中で多く用いられている「オープンオフィス」

部長から新入社員まで、大勢の社員が机を並べて働く広いオフィス。いくつかの部が同居し、遠くまで見わたせる広い事務室。

物理的・心理的な隔たりがなくなり、コミュニケーションが捗りやすい、各部署の動向が一望できる、などの利点がある

オープンプランオフィスの問題点としてよく言われるのは、うるさい、集中できない、同僚に四六時中邪魔されてとても疲れる、など

■このオープンオフィス形式の場合、生産性が低下するという調査結果が

「たかがオフィス」と思われるかもしれない。しかし働き方改革と生産性向上を進めるうえで、意外と重要なのがオフィス環境の見直しだ

壁や間仕切りを取り払ったオープンプランのオフィスは、生産性やチームワークという観点からはあまりお勧めではない──。そんな研究結果が明らかになった。

お互いの顔が見えるオープンオフィスでは生産性が最大で70%も落ち込む、とハーバード大学の研究者たちが言っている。

オープンフロア型オフィスは生産性を損ない、多くの従業員が自分の周りの環境をコントロールできないと思ってしまうのだ。また、オープンオフィスであることでオフィス内での病気が増えることもわかっている。

IEQ(屋内環境品質)のほとんどの項目において、周囲を囲まれたプライベートオフィスが、オープンプランのレイアウトを上回りました。

米国内300のオフィスビルに勤める4万人以上を対象にした調査結果です。

イギリスの雑誌に発表した研究によると、オープンオフィスで働くことで生産性は66%も低下するという結果が出ています。

Simon Banbury氏とDiane C. Berry氏の調査結果です。

絶え間なく電話が鳴ったり、話しかけられたり、手元を覗かれたりすると仕事に集中できない。考え事をしたり、専門誌を読んだりしていると仕事をさぼっているように見られる。

ヘッドフォンをするなど自分の殻に閉じこもり、できるだけ忙しそうなフリをします。これは見られているからです

オープンオフィスの空間は対話を促進しない。むしろ社員たちは、できるかぎりプライバシーを求めるようになる。

■当然だが、企業は生産性を高めることが重要となる

グローバル化した付加価値連鎖の大変革の時代に、企業に求められるのは、豊かな発想力を持ったクリエイティブな社員であり、その社員を活かす経営である

社員の持つ創造力を十分に発揮できる環境や、社員同士やビジネスパートナーとの間でコラボレーションの促進やリレーションを強化できる環境作りが重要

効率の良いコミュニケーションと、モチベーションの向上。それがひいては生産性の向上につながっていくオフィス環境づくり。社員にとっては、効率よく仕事ができることで余計なストレスがなくなり、残業時間の削減にもつながります

■これを実現するにはオープン型ではなく「個室型」のオフィスがいい

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