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逆効果!?「打ち水」の正しい使い方まとめ

東京オリンピックに向けて今、「打ち水」が話題です。暑くなってくると何とか涼しくしたいと「打ち水」を行うことがありますね。でも、それって実は逆効果かも・・・?

更新日: 2018年07月22日

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この記事は私がまとめました

「打ち水」の効果についてまとめました。暑いとついついやってしまう失敗も・・・「打ち水」の方法についてまとめました。

momoizumiさん

暑い・・・そんな時は打ち水で涼しくなろう!

水が蒸発するときに熱を奪う「気化熱」によって涼しくなるのが打ち水の原理です。

打ち水(うちみず)とは、道や庭先などに水をまくこと

打ち水を行うことにより、水が蒸発する際の気化熱の働きで周囲の温度を下げることができます。また、水が地表にある状態にすると地面の気温が上がりにくくなり、濡れた地面を通る風も冷やされて涼しくなります。

でも、本当に涼しくなるの?

水を撒いている時と、直後は確かにヒンヤリして涼しいですが・・・・・・

水を撒いたということは湿度が上がるということ。

暑い時間に水を撒けば当然水もお湯に変わりますね。

一瞬涼しくなったあとにありえない湿度上昇が起きてとんでもない蒸し暑さになるはずです。

太陽が照りつけ熱くなった真昼の日向のコンクリートやアスファルトには水を撒きたくなるのはやまやまですが、打ち水をしてもすぐに水が蒸発してしまいあまり効果が期待できません。

そればかりか、一時は涼しく感じても、発生した水蒸気でその場の湿度を上げてしまうことで不快に感じることがあります。

打ち水によってもっとも温度が下降するのは昼間なのですが、照りつけている太陽のため、すぐに温度は元に戻ってしまいます。

そして蒸発した大量の水のため、周囲の湿度は高くなり、場合によっては不快感が増してしまう可能性すらあります。

では、昼間お店の前で水を撒いているのは意味が無い?

昼間でもお店の前で水を撒く光景が見られるのは「お清め」の為です。

また、打ち水には砂埃が舞うのを抑える働きもありますね。

打ち水には場を清める神道的な意味合いがあり、玄関先などへの打ち水は「来客への心遣い」の一つであった

打ち水には土埃や埃を抑えて、地面の熱気をとる効果があります。

打ち水の効果が発揮されるのは・・・

朝なら昼ごろ、夕方なら夜に効果が実感できるはず。昼間以外なら大丈夫そうですね♪

朝日が上がって間もないころ&夕方の日が沈むころのタイミングで行うと効果的
それ以外の時間帯では夜に行うのは比較的効果が見込めます。

地面が水を蒸発させる程熱をもっているときは逆効果なので、蒸発しないタイミングを狙って打ち水をすることが大切ですね。特に「夜暑くて眠れない」という方は、夕方に打ち水をしておくと暑さを抑える効果が期待できます。

場所も大事!

水の蒸発がゆっくりできそうな場所を探してみましょう!

日陰に水を撒いておくことで、ゆっくりと蒸発する効果と、日向との温度差によりそよ風を起こす効果が期待できます。

また場所としては、リビングダイニングなどと繋がっているベランダやテラスがオススメです。

窓を開けて網戸を閉めていれば、涼しさも部屋まで伝わってきます。

・日が当たっていない日陰
・庭や植物
・風通しの良い場所
これらの場所に広範囲で打ち水をすることにより効果が長続きします。また、アパート、マンションの方はベランダに打ち水を行うと効果があります。

正しい打ち水で得られる効果は・・・

効果的なタイミングで行えば最大で1.6度の温度が下がってくれるというデータもあるようです。
きちんとしたタイミングで行えば少しだけ快適な環境を作ることができます。

冷房などがない時代から、玄関先や庭などに打ち水をすることで、涼気が得られることを、昔の人は、経験的に知っていたのです。

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