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浅利慶太さん死去の今…あらためて見たい「劇団四季」おすすめ作品

劇団四季の創設者の一人だった浅利慶太さんが亡くなった。日本にミュージカルを定着させ、日本の劇場文化を大きく発展させた。そんな浅利さんが育てた劇団四季の作品の中から、DVDでも視聴可能なおすすめ4作品。『キャッツ』、『李香蘭』、『ユタとふしぎな仲間たち』、『壁抜け男』。

更新日: 2018年07月30日

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aku1215さん

◆劇団四季の創設者、浅利慶太さんが亡くなった

劇団四季創立メンバーの一人で、劇団代表を務めた演出家・浅利慶太(あさり・けいた)さんが13日午後5時33分、悪性リンパ腫のため都内の病院で亡くなった。85歳。

浅利さんは慶大文学部仏文学科在学中の1953年に、日下武史(故人)さんら10人で劇団四季を創立。以来、劇団代表・演出家として、ストレートプレイからミュージカルまで、ほぼ全作品のプロデュースや演出を手掛けた。

1998年の長野五輪では開会式の総合プロデューサーを担当。中曽根康弘元首相や石原慎太郎元東京都知事らと親しく、政府の教育再生会議委員も務めるなど、演劇人の枠を超えて幅広く多方面で活躍。

◆日本にミュージカルを定着させた立役者だった

紙面【一面】浅利慶太さん死去 85歳。劇団四季 創設。ミュージカル「キャッツ」「ライオンキング」手を手がけた演出家。ほか 詳しくは本日(7月19日付)東京新聞朝刊にて pic.twitter.com/gUXcJzj666

『コーラスライン』『ライオンキング』などの海外作品の翻訳上演や、『夢から覚めた夢』『ユタと不思議な仲間たち』などで、日本にミュージカル文化を定着させてきた。

1983年初演の「キャッツ」では、日本初となるロングラン公演を成功させるなど、日本演劇の興行形態に革新をもたらし。

演劇界に真の意味でのプロフェッショナリズムを確立し、数多くの俳優、スタッフを発掘、育成した成果は、日本の劇場文化を大きく発展させた。

◆そんな浅利さんが育てた劇団四季おすすめ作品(DVD視聴加)

▼『キャッツ』(1983年初演)

ノーベル賞作家T.S.エリオットの詩をAL=ウェバーがミュージカル化。都会のごみ捨て場を舞台に、個性的な猫たちが集まって開かれる特別な舞踏会とは…。

群舞の見事さ、圧倒的な歌唱力、客席を巻き込む巧みで楽しい演出、心に響くテーマ性…観客を魅了するそれらは、ミュージカルの可能性を高レベルで体現する、まさに四季の真骨頂である。

83年の東京・西新宿での初演以降、32年にわたり全国の各都市でロングラン公演が続けられてきた本作。17年ぶり3回目となった北海道公演の22日の回で、通算公演回数は9,000回の大台に乗った。

▼『李香蘭』(1991年初演)

浅利慶太が、昭和の輪郭、戦争の悲劇、日本人が世代を超えて語り継がねばならない熱いメッセージを込めた「李香蘭」「異国の丘」「南十字星」の「昭和の歴史三部作」。

日中戦争を背景に、中国の歌手として活動した李香蘭こと山口淑子の半生を、「夜来香」や「月月火水木金金」など昭和の名曲を織り交ぜながら描き出す。

戦争の悲劇と、昭和の実相を描いた作品として社会的にも話題になり、ミュージカルとはなじみが薄かった中高年層にも受け入れられて再演を続けた。「李香蘭」は中国公演でも高く評価された。

▼『ユタとふしぎな仲間たち』(1997年初演)

「ユタと不思議な仲間たち」は、転校生ユタと座敷わらしたちとの心の交流を描く三浦哲郎氏の同名小説を舞台化したものです。国産ミュージカルの代表作とも言える作品。

父が亡くなり、母と一緒に東京から東北の農村にやって来た転校生の勇太は、村の子供たちにいじめられてしまう。そんな勇太が“座敷わらし”に出会ったことで、生きることの素晴らしさを知っていく。

震災後の被災地を巡回したチャリティー公演でも話題になった、劇団四季が贈る絶対の自信作!

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