一人っ子政策から一転、中国では「不妊治療」を受ける夫婦が激増
長年続いてきた中国の一人っ子政策。それが終了した途端、今度は不妊治療を受けて子供を授かろうとする動きが活発になっているらしいです。
更新日: 2018年07月23日
長年続いてきた中国の一人っ子政策。それが終了した途端、今度は不妊治療を受けて子供を授かろうとする動きが活発になっているらしいです。
更新日: 2018年07月23日
■中国で長年行われてきた「一人っ子政策」
中国は食糧危機を避けるために1979年に一人っ子政策を導入し、「4億人分の人口増を抑制できた」
1979年から2015年まで導入された厳格な人口削減策
一組の夫婦につき子供を一人に制限し、二人目からは罰金を科すもの。
30年以上にわたって続けられてきた一人っ子政策ですが、これにより人口の偏りが生じ、中国社会の歪みを産んできました。
中国政府は2016年に「一人っ子政策」を緩和し、高齢化や若年労働者不足を解決する意思を明らかにした。
2015年が終わろうとする中国では、なぜか慌てて婚姻届を出そうとするカップルが急増した。その理由は、1月1日から正式に「一人っ子政策」が廃止され、それにともない生育計画にからむ「晩婚手当」も廃止されることが決まったから
■一人っ子政策が廃止されると同時に「不妊治療」を受ける夫婦が激増している
「一人っ子政策」が廃止になり、中国でも不妊などの悩みを抱える女性が顕在化し、産婦人科のニーズは高まりました。
一人っ子政策が廃止されて以降、不妊治療クリニックを訪れる患者が急増し、治療まで何か月も待たされる状況が続いている
中国国内の状況です。
中国の不妊に関する公式データの入手は難しいが、中国人口学会(CPA)が6年前に発表したリポートによると、中国には不妊に悩む男女が4000万人存在する
■中国国内の不妊治療の大部分は色々な「制限」が設けられている
中国では体外受精治療の大部分は不妊の夫婦に限られている。
1人目不妊に限られているようです。
中国では体外受精や顕微授精などの治療を行うことは厳しく管理されている。
子どもの性別選択が禁止されているほか、出産許可証や結婚証明書の提示が求められる。一部の先端技術の実施も禁止されている
■これにより「海外」にて不妊治療を受ける夫婦が多くなっているという
日本のレディースクリニックに多くの中国人が受診に訪れているという。
体外受精ブームを背景に、大量の中国人が東南アジアや米国など海外になだれ込んでいる。
中国の受胎率は30~40%で、同60~65%の米国、タイ、マレーシアなどの国々に後れを取っているという。
中国国内の治療技術が低い為に、他国へ渡り治療を受けるケースが増えています。
■また「代理出産」を利用するというケースも
中国では代理出産が禁止されていますが、その仲介者に関しての規制は曖昧になっており、そのすきをついての代理出産は水面下で盛んに行われています。
カンボジアの警察当局は23日、首都プノンペンで中国人夫婦を相手に違法な代理出産ビジネスを営んでいた女ら33人を摘発した
中国では代理出産は違法なため、金銭的に余裕のある人が海外で代理母を探すという状況も発生している。
■中国の不妊治療急増に関するみんなの声
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