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世界の恐ろしい洞窟事故

世界中の山中深くに存在し、探検ロマンの対象にもなりがちな洞窟で発生した恐ろしい事故の数々をご紹介。

更新日: 2019年06月12日

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この記事は私がまとめました

たいていが暗く孤独な空間でのことで読んだだけで怖いです。

moepapaさん

恐ろしい事故の数々

必ずしも自然の事故だけでなく、人間の甘さゆえの人災のこともありますが、自然の脅威を感じる恐ろしい事故が多々起きています。

というより、洞窟なんて、入らなければ事故も起きない、と考えると、実際には事故はすべて人災と言ってもよいかもしれない。

岡山地底湖行方不明事件

【岡山】鍾乳穴奧の地底湖で遊泳していた大学生が行方不明に
5日午後6時15分ごろ、岡山県新見市豊永赤馬の洞穴「日咩坂(ひめさか)鍾乳穴 (かなちあな)」(奥行き約1600メートル)の奥にある地底湖(深さ約32メー トル)で遊泳していた高知大学3年生の男子学生(21)が行方不明になった、と 一緒に洞穴を訪れていた仲間から110番通報があった。
県警新見署員ら約30人が 捜索を続けたが、学生は見つかっていないという。
同署や新見市消防本部などの調べでは、学生は大学の洞窟(どうくつ)探検サークル に入っており、学生や社会人など近県から集まった計13人で新見市を訪れていた。
不明の男子学生は、計5人で午前11時半ごろから洞穴に入り、午後2時半ごろ、 着衣のまま遊泳している最中、行方がわからなくなったという。
新見市教育委員会によると、この洞穴は県の天然記念物に指定されており、洞穴に 入るには同市教委への届け出が必要なのに、学生らは届け出ていなかったという。

ポガニカ湾の洞窟

2002年、クロアチア、ポガニカ湾の水深54メートルのところにある水中洞窟で、ダイバーたちがM・Kの遺体を発見した。ダイビングマスクははぎとられ、胸には30センチのナイフが刺さっていた。

 最初、警察は殺人事件として捜査した。M・Kは友人たちとケーブダイビングに来ていてため、彼を刺して洞窟に遺体を隠した犯人はその友人のひとりではないかと思われた。

 しかし、解剖の結果、彼の死は殺人よりももっと恐ろしい結果であることが判明した。M・Kは、洞窟の迷路の中で迷ってしまい、酸素がなくなりかけて溺れそうになった。ふたつの岩の間にある気泡を求めて上昇しようとしたが、それでも生き延びるには十分ではなかった。彼はここで死ぬと気づいたが、それは想像を絶する恐怖と苦しみだったろう。溺れ死ぬときの苦しみはとても堪えがたいものだという。M・Kはその地獄の苦しみから逃れるために、自ら胸にをナイフで突き刺したのだ。

モスデール洞窟

1967年、ジョン・オグデンと5人の仲間たちは、イギリスのモスデール洞窟の地図にもない地域の地下3.2キロを潜っていた。そのとき地上では、雨が降り始めていた。

 オグデンたちは何時間も暗闇の中、曲がりくねった洞窟のトンネルをはいまわり、誰も足を踏み入れたことのない場所を探索していた。だがこの岩の迷宮の奥深くにいては、これから起きることを知るよしもなかった。

 土砂降りの雨で、地上の川の水位が上がり氾濫した。洞窟の入り口にも水が押し寄せ、地下の迷路という迷路に一気に流れ込んできた。狭いトンネルを慎重に移動していたオグデンたちは、背後に押し寄せるものすごい水の音を聞いた。最初は足首までだった水位がたちまち首までいっぱいになった。

 唯一の望みは、頭上にある岩の小さな割れ目だった。オグデンはなんとか体を持ち上げて、岩の上の空気だまりに顔を出すことができたが、全員分のスペースはなかった。

 下にいたほかのメンバーは、トンネルが水でいっぱいになって、皆死んでしまった。オグデンだけが水の上に頭を出したまま、狭いクレバスにとらわれた状態になった。

 オグデンが発見されたのは、それから数日たってからだったが、狭い割れ目にはさまったまま彼は絶命していた。最後の空気を求めて必死にもがいたことだろう。

ナティ・パテ洞窟

2010年、ライアン・シュルツはジョン・ジョーンズを助けようと、すでに19時間も奮闘していた。ジョンは、アメリカ、ユタ州のナティ・パテ洞窟の狭い隙間に頭からはまって、さかさまの状態で身動きがとれなくなってしまったのだ。

 ライアンと仲間たちは、ジョンを救出するためにあらゆる手を尽くし、滑車装置を組み立てて、ジョンを引っ張
り出そうと試みた。ライアンはジョンのそばにいて話しかけ、彼を落ち着かせた。

 「太っているためにこんなことになって、すまない」ジョンは言った。「ぼくが太っていなかったら、君たちがこんなに苦労することはなかったんだ」ライアンは、無事に脱出できたら、ジョンのトレーニング仲間になると約束した。

 滑車が設置され、実際に引き上げが始まると、ジョンは痛みに悲鳴をあげた。少し休んで再び引き挙げる間、ライアンはジョンに話しかけ続けた。

 ところが、事態は悪い方向へ向かった。ロープが切れて金属のカラビナが落下し、それがライアンの顔を直撃した。その衝撃でライアンは舌を半分かみ切ってしまい、ジョンも再び穴の中に落下してしまった。

 ライアンは撤退するしかなかった。口から血をしたたらせながら、ライアンはジョンに必ず戻ってくると約束した。ライアンは崩壊しそうな洞窟から助け出され、ライアンの父親が後を引き継いだ。「必ず助け出してやる」穴の底にとらわれているジョンに声をかけたが、ジョンはすでに意識を失っていて、二度と目覚めることはなかった。

ディオン・ドライヤーの回収

2005年1月、デイヴ・ショーはディオン・ドライヤーの遺体を回収することに決めた。ドライヤーは、10年前に南アフリカのブッシュマンズ・ホールの水深270メートル付近で行方不明になり死んだ。デイブは彼の骨を遺族の元に戻すつもりだったのだ。

 ドライヤーの遺体はすぐに見つかり、安全に浮上させるためにデイヴは遺体にロープをとりつけた。遺体袋に収容しようとしたとき、遺体の首が折れて浮遊し始め、それを取り戻そうとしてデイヴはもがいた。

 デイヴの息は上がり、すぐにボンベが供給する酸素量が追いつかなくなった。除去されるはずの二酸化炭素が肺に戻ってきてしまい、デイヴはますます焦った。ディオンの遺体を回収しようとすればするほどうまくいかず、時間ばかりが過ぎていった。

 5分後、デイヴは諦めて、そのまま浮き上がろうとしたが、ライトがディオンの遺体にとりつけたロープにからまってしまった。デイヴは必死でなんとかしようとしたが、体が沈み始めてパニックになり、結局窒息した。自分が助けようとしたディオンの隣でデイヴもまた帰らぬ人となった。

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