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北極圏から日本まで覆った熱波‥‥過去250年間で最も暑い

アジアの猛暑などの原因は、地球温暖化の進行だとする以外に説明がつかないと結論づけた。

更新日: 2018年07月29日

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地球温暖化

Doragonflyさん

ギリシャで発生した大規模な山火事を拡大させる原因となった強烈な熱波。地球温暖化によって、このような熱波は世界各地でいっそう頻繁に発生するようになると専門家が警告している。

ギリシャの首都アテネ近郊で23日に起きた山火事は、猛暑のなかでその被害が拡大し、AP通信などは現地の消防の話として、住民ら少なくとも74人が死亡、180人以上がけがをしたと報じています

ギリシャ政府は被災地につながる鉄道と道路を閉鎖し、すべての救助隊の動員を表明。EU(ヨーロッパ連合)の加盟国に対しても救助への協力を要請しています。

ギリシャでは気温が40度に達する日もあり、各地で熱波による火災が相次いでいます。

アテネの観光名所として知られるパルテノン神殿も火災による気温上昇を受けて閉鎖されています。

この数週間でノルウェーから日本に至る北半球の各地で記録的な高温が観測された。

ギリシャではうだるように暑い夏は毎年のことだが、今年は史上最悪の森林火災に見舞われ少なくとも82人が死亡した。

欧州北部では最近の熱波のような現象は例外的だ。国連の世界気象機関(WMO)は、8月上旬までアイルランドからスカンジナビア諸国、バルト海沿岸諸国に至る範囲で例年の平均気温を上回る暑さが続くと予想している。

スウェーデンでは今年、少なくとも過去250年間で最も暑い7月を記録した。日本では高温のため数十人が死亡し、米カリフォルニア州チノ(Chino)では最高気温48.9度を記録した。

ドイツ・ポツダム気候影響研究所(Potsdam Institute for Climate Impact Research)のアンダース・リーバーマン(Anders Levermann)教授は「一般的に熱波は地球の一部分で発生する」「しかし現在は北半球全体が暑い。驚くべきことだ」と述べた。

フランスの気候学者ジャン・ジュゼル(Jean Jouzel)氏はAFPに対し、「それぞれの個別の現象を直接、人間の行動に帰するのは非常に難しい」と述べた。

しかしエレナ・マナエンコバ(Elena Manaenkova)WMO事務局長補は、「ここ数週間の高温は、温室効果ガスの排出が引き起こす気候変動によって発生する私たちが考えていることと一致している」と述べた。

アジアの猛暑などの原因は、地球温暖化の進行だとする以外に説明がつかないと結論づけた。

昨年12月に米気象学会紀要(Bulletin of the American Meteorological Society)が掲載した論文は、2016年に記録された世界平均気温の過去最高値更新

世界各地で被害も確認されており、WMOのパオロ・ロッティ世界気象研究部長は「世界全体が熱波の気象パターンを示している可能性がある」と指摘した。

世界気象機関(WMO)は24日、記者会見し、記録的な猛暑が続く日本のほか、北欧など北半球の各地で今夏に記録的な高温や熱波が観測され、今後もしばらくは同じ傾向が続くとの見通しを発表した。

AFP通信がGlobalPostに配信した記事によると、8月7日にはオーストリア国内でも観測史上最高の気温を記録。最高気温40.6度となった。

またAFP BBNewsの8月12日の記事では、中国中部でも記録的な熱波について報じた。気温が40度を超える猛暑が続き、動物園のパンダは大きな氷の塊に張り付いて暑さをしのいでいるという。

記録的な暑さは世界各地でも観測され、アメリカ・カリフォルニア州では最高気温が52度に達しています。

カリフォルニア州では、先月から高温による乾燥状態が続き、大規模な山火事が相次いでいます。

カナダ東部のケベック州では、今月に入ってから異常な高温と多湿が続き、高齢者を中心に約90人が死亡しました

WMO(世界気象機関)によりますと、ノルウェーの北極圏でも30度以上を観測するなど記録的な暑さは北半球全体に及んでいるということです。

うだるような暑さは6月29日から始まり、最高気温は摂氏35度に達した。湿度も高くなっている。

死者数は今週、毎日増加している。犠牲者のほとんどは50代から80代という。ケベック州当局によると、今回の熱波はここ数十年で同州を襲った中で最も厳しい。当局者は住民に、大量の水分をとり、日陰にいるよう注意を与えている。

カナダのジャスティン・トルドー首相は4日、ツイッターに「ケベック州を襲った今回の熱波で愛する人を失った人たちに、思いを寄せている。

記録的な高温はカナダ中部と東部で続くと予想されている。自分自身と家族を守る方法を確認してほしい」と投稿した。

モントリオール市のバレリー・プランテ市長は、「我々はできること全てをやっている」と話した。

モントリオール市は、市民プールを開放しているほか、空調の効いた施設も一般開放している。

プランテ市長によると、初期対応の担当者が被害地域で戸別訪問し、被害に遭いやすい住民約1万5000人の安否を確認しているという。

これまでの死者33人のうち18人が、モントリオール市内で亡くなっている。モントリオール市は同州最大の都市で、他の死者も周辺地域で亡くなった。

「モントリオール市民を頼りにしている。お互いの無事を確認するため、ご近所のドアをノックして欲しい。みんなで一丸となって対応しよう」とプランテ氏は述べた。

当局の公衆衛生担当者によると、熱波は特に、非常に幼い子供、非常に年老いた人、体が弱っている人にとって、死につながる危険がある。

モントリオール市で公衆衛生を担当するミレン・ドロワイン氏はカナダのCBCに対し、亡くなったモントリオール市民のほとんどは65歳以上で、空調の効いた環境を持っておらず、他にも健康問題を抱えていたと話した。

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