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Altria1123さん

283 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2015/07/19(日) 08:32:06.77 ID:BrMRZWRTO.net[1/6]
こないだ親父が物置の整理をしててね。一日中あさくってたかと思ったら、夕方居間にガラクタの山を積み上げて昔を懐かしんでいた。
古着やら、レコードやら陶人形やら。。。
ふと一枚の写真が目についた。そこにはソファに座った若かりし頃の親父と若い白人女性が写っていた。親父は痩せていて当時の流行りなのか中途半端に長い髪がおかしい。
女の方はやや顎が弛んでいるがまあ美人の範疇だ。
写真について聞くと、大学3年の夏にヨーロッパを放浪した時のものだと話してくれた。
「この子については未だによくわからないことがあるんだよ」
親父は意味ありげに言った。俺はまさか一夜のチョメチョメ話じゃなかろうかと警戒して部屋へ戻りかけた。
「気味が悪い話でな」
「なになに。怖い話?」
「ああ……」

ヨーロッパに来て一月半くらい経った頃だった。
俺は北欧に足を伸ばした。フィンランドだ。
まず首都のヘルシンキに行ったが物価が高くて早々に出た。
そして北部のラップランドと呼ばれる地帯へ向かった。地名は忘れたが小さな町に3日ほど滞在した。
都会よりは物価も安かったし、日本人が来たのは初めてらしく歓迎してくれた。
地元新聞に記事まで載ったのには驚いたよ。
それに味をしめて今度は西部の田舎へ行った。海沿いの町だった。そこでもやはり日本人は珍しくて、色々と質問攻めにあったりした。
中でも泊まったホテルのウェイトレスをしていた女の子が日本に興味津々でね。大学で東洋の文化を研究しているとかで。
その子は夏休み中ホテルに住み込みで働いてるそうで、仕事がひけてからお喋りしたりした。カタコトの英語でも結構通じるもんだ。
正直下心もあった。ワンナイトラブってやつだ。と言ってもナンパなんてしたことないから自然とそんな雰囲気になればいいななんて虫のいいことを考えてた。

そのために無理して一週間くらい滞在しようかとまで思った。アホだよな。

で、3日目の夜。その日も夕食後しばしロビーで彼女と話した後部屋へ戻った。
いつもは割とすぐ寝てしまうんだが、その日は何故か寝付けなくてベッドに入ったままだらだらと時を過ごしていた。
不意に声がした。甲高い悲鳴のような女の声だ。オーッ オーッというような。俺はギョッとして時計を見た。夜中の2時半。カーテンをめくって外を見た。
フィンランドは夜中でも比較的明るいが、町の人は夜更かししないのでいつも人気はない。
ホテルの前は広場になっていて敷き詰められた石畳が美しい紋様を作り出している。
俺は広場を見回した。だが悲鳴を上げた人物は見当たらない。窓を開けて左手の道を見た。
かすかに人影が見える。どうやらこちらへ来ているようだ。
そしてまた悲鳴が聞こえた。さっきよりも大きく体の隅々まで行き渡るような不快な声だった。
こちらへ向かう人影の速度が速くなった。俺は窓を閉めた。でもカーテンの陰から外を見るのは止めなかった。
悲鳴はひっきりなしに聞こえていた。もはや悲鳴というより鳴き声のようだった。

かなり五月蝿いのだが、周りの家からは誰も外には出て来ず、明かりすら点かなかった。
そして不快な声の中遂に人影が広場に入ってきた。それはネグリジェを着た女だった。
やたらと首を振りブルネットの長髪を振り乱しながら広場を駆けずり回っている。
それはかなり異様な光景だった。俺はそれに見入っていた。あの女は何なのか。
何故誰も出てこないのか。まさかこの世のものではないのか……。
ふと女が立ち止まった。広場のど真ん中。いつの間にか静寂が支配している。
ヤバい。
強烈な寒気が襲ってきた。俺は身を引いてベッドに戻った。毛布を引き上げた瞬間ノックの音が聞こえた。

俺は飛び上がりそうになった。夜中に誰が訪ねて来たんだ。

俺は飛び上がりそうになった。夜中に誰が訪ねて来たんだ。
ぐずぐずしていたらまたノック。そう強くはないが、はっきりと聞こえた。恐る恐る覗き穴で確認したら、彼女だった。
何をしにとか考える余裕もなくドアを開けた。彼女は何やら切羽詰まった様子で俺の襟首を掴んで引き寄せ耳元で囁いた。

「決して外を見ないで。静かにしていて」

そしてあっと言う間に出て行った。俺は呆気に取られてしばらくドアの前に立ち尽くしていた。
と背後から絶叫が聞こえてきた。体が跳ねて思わず声が漏れた。
一足飛びにベッドへ戻り毛布にくるまった。絶叫は止まない。
まるでこの部屋をピンポイントで狙っているかのようだ。
しかも……心なしか段々近付いているように聞こえる。ここ5階なのに。
2階、3階、4階……とうとう窓のすぐ外から……

バンバンバン
バンバンバン

俺は気絶した。

翌朝は寝坊した。あんなことがあった割には目覚めは悪くなく、顔を洗うとサッパリして悪い夢を見ただけだと思えた。
人の少ないレストランで朝食を取っていたら彼女が水を注ぎにきた。
昨夜とは打って変わって飛び切りの笑顔だった。昨日のことを聞こうとしたが笑みを浮かべたまま行ってしまった。
後ろ姿を見ながら首を傾げて向き直ると、コップの横に小さく折り畳んだ紙片が置かれていた。
これはもしや……ラブレター? いよいよ旅先で金髪美人とアバンチュールかと期待に股間が膨らんだ。
紙片をポケットに入れ急いで食事を済ませると部屋へ戻った。ドキドキしながら紙を広げた。
「あなた生け贄にされる。早く逃げて」
何だこれは。意味が解らない。何で生け贄にされなきゃならないのか。頭が混乱した。彼女に聞かなければと立ち上がったら、ノックがした。
ホテルのご主人だった。気のいいおっさんだ。手塚治虫の漫画に出て来るヒゲオヤジに似てる。
「あんた××日まで滞在の予定だったな」
「はい」

「もう少しおらんか。わしらももっと日本のことを聞きたいし。安くするから」
「え……と」
「ウェイトレスもそうして欲しいと言っとるぞ」
ハッとした。
「いえ、折角ですがもう出発しなくちゃいけなくなりました。その、友達と合流する約束をしていたのを忘れていまして」
ご主人は残念そうに引き留めたが重ねて断ると案外あっさりと申し出を引っ込めた。
俺はすぐに荷物を纏めると午前中にホテルを出た。彼女に一言別れを告げたかったが見当たらなかった。
ロビーにも通りにも人影はまばらで、それなのにやたらと視線を感じた。
その日の内にフィンランドを出た。

「今思い返してもよく解らん出来事だった。その後デンマークで知り合ったフィンランド人に話してみたんだが、彼も説明がつかないようだった。
担がれたんだろうなんて言われたが田舎の人がそんなことするとは思えない」
「叫んでる女が地方に伝わる化け物で、現れたら必ず生け贄を捧げなきゃいけないとか?」
「俺も似たようなことを考えたが、そのフィンランド人はそんな化け物の伝説は聞いたことがないと言っていた」
親父は写真をじっと眺めていた。

「話はそれで終わりだ」
「あ、女の顔は見たの?」
「いいや。不思議と顔の記憶はない」
親父は写真から目を離して俺を見た。
「不思議と言えばこの彼女。ホテルのウェイトレス。どうしても名前を思い出せない。聞かなかったはずはないんだが……」

体調の悪い店長

196 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/04/20 12:54
かなり前、化粧屋・エステの店の店に働いていた。
事情があり、店長の家に住み込みするはめになってしまった。
いつも店長は遅く出勤してきた。「頭が痛い」「体が重い」と言う。
病院に行っても、どこも悪くないと言われたらしい。
一応、知っていた霊媒師をさりげなく勧めてみた。
よっぽど辛かったのだろうか?行ったらしい。
・・・でも、追いかえされたとのこと。
玄関に入ると、その霊媒師は声がほとんど出なくなり、
「強い霊がついている、私の力では祓えない」と帰されたらしい。

私達友達三人は、ひやかしではなく霊媒師めぐりをしていた。
そこは金銭では無く、するめ・お酒を持っていけば祓ってくれた。

「色情魔の霊がついている」
三人共同じことを言われ、一人ずつ祓ってもらった。
おいおい、色情魔はないだろ。失礼だなと思っていると、友達二人は号泣している。
「何故、涙がでてくるか分からない」と言いながら号泣している。
「いいのよ。それが自然なの」と霊媒師が言った。
私は涙が出てこない。何故?色情魔が強いの?
号泣している友達が羨ましかった・・・。

店長にはそこを勧めた。
でも断られ、自分で霊媒師を捜してきた。

お祓いの日は、だんご?を作ったり、お菓子を用意したり、陰陽師の人が使うものを用意したりと、色々用意して大変だった。
他にもあったはず・・・。

霊媒師が来た。手には太鼓みたいのを持っている。
店長の他界した父親の写真を真ん中に置いて、
霊が話すことを他界した父親が聞いて、それを霊媒師に伝える・・・というやり方。
ドンドンドン・・・

太鼓みたいなのをたたき、除霊が始まった。
みんなが手を合わせている。
私はしばらくして居眠りをしてしまった・・・。
何日も前からラップ現象でほとんど寝てないからか?
となりの子に起こされた。


212 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/04/22 23:13
友達はうたた寝してた私を親切に起こしてくれた・・・と思っていたが違っていた。
「○○ちゃん、あれ見て」
指さしたのは、店長の父親の写真。
霊媒師が何か言うのと同じタイミングで、写真の口が動いている。
その子も私も除霊が終わるまで、耳では霊媒師の言う事を聞き写真を見ていた。
最後まで口は動いていた。
除霊が終わる頃には、笑顔?笑ってる?口元だった。

「これを、すべての部屋の入り口に貼るように」と御札みたいなのを置いて、霊媒師は帰って行った。
セロハンテープですべての部屋に貼って、5分もしないうちに・・・。
セロハンテープが悪かったということにして、画鋲で貼ることにした。

店長に憑いてた霊は、そこの土地に前に住んでいた人だったらしい。
お婆さんと孫。
憑いてはいないが、家の周りにはその頃の近所の人の霊もかなり居たらしい。
そのお婆さんは蛇を奉って?いたらしく、近所の人もお婆さんと一緒に蛇を奉っていたらしい。お婆さんの応援?
お婆さんは『蛇を奉ってほしい』がために、店長に憑いたらしい。
私は商売人じゃないから分からないが、狐や蛇を奉る人がいるらしい。
最悪な事に社長は狐を奉っていたがために、お婆さんの願いは叶える事が出来なかった。
蛇は水が好きだから庭に池を作れば良い、ということも出来なかった。
仕方なく毎朝水をまき、供えることにした。

除霊も終わった。お父さんの写真も笑顔?だった。すべてが終わった・・・。
でも終わってなかったのかも知れない・・・。

214 :あなたのうしろに名無しさんが・・・ :02/04/22 23:45
店長が不思議な行動をした。
風呂場に行って水を浴び(まだ、水が冷たいのに)、玄関の方向に這っていくのだ。
不気味だった・・・。
本人は何をしたのか覚えてない。

こんな所に居たくない。
私は「母親の具合が悪いので、自宅に帰ります」と言い帰してもらい、
ついでに写真を見た子と一緒に仕事も辞めた。

人形の扉

私はバドミントン部に所属していました。私の通っている学校は部活にとても厳しく、それ故に成果を残し私の部活は全国から見ても強かったと思います。

そんなある日、私もようやく団体戦のメンバーに選ばれ、今度の大会での出場が決定しました。


しかし日程が近くなるにつれて緊張してしまい、練習も空回りする日が続きました。そんな私を見兼ねて友人がある日、「神社で願掛けしようよ。試合で勝てますようにって」と言ってくれました。神社に行って、そこで願掛けすることで試合に勝てるとは思いませんでしたが気休めにでもなればと、休日部活が終わった後の夕方に近くの神社に友人と行くことにしました。

神社と言っても小さいもので鳥居とその奥に小さな蔵のようなものがありお賽銭を入れる小さな箱が置いてあるだけでした。鳥居も鳥居でなんだか汚れているように見えたので私は何故かその鳥居をくぐらずに蔵のところまで行きました。友人はくぐったようですが。

お賽銭を入れ今度の大会でうまくいきますように、とお願いをすれば後は用はありません。私と友人は帰ろうとしたのですが、ふと視線を感じ私は振り向きました。すると、蔵の扉、ガラス戸のようになっていたのですが、そのガラス戸の向こうから何体かの人形がこちらを見ているのです。日本人形もあれば、リカちゃん人形のようなものもありました。お願いをする時は特に扉など気にしていなかったので変だなと思っても特に恐怖は感じませんでした。ですが、神社を出た後、友人にそのことを話すと友人は人形など見えなかったというのです。

「蔵の中なんて真っ暗で見えなかったよ。それに、扉があったんだよ?見えるわけないじゃん。きっと見間違いだよ」

そう言われましたがガラス戸だったし、あんな何体もの人形を見間違えるわけないと、私はその夜とても怖くなり眠れませんでした。気味が悪いという思いと、何か視線を感じていたからです。


そして無事、大会を終えました。

結果は都内で準優勝と惜しくも悔しい結果となりましたが、初めての試合、とても充実していいものとなりました。

そして私と友人は大会が終わったその足でまた、あの神社に行くことにしたのです。願掛けでお世話になったからそのお礼、というのもありましたが、私はどうしても確かめたかったのです。あの扉の向こうにある人形が本当に見間違いだったのかを。そしてあの日から妙に感じる視線の正体を突き止めたかったのです。

同じ友人と同じ神社に行き、今度は私も鳥居をくぐりました。そして例の小さな蔵まで行き、意を決して扉を見つめたのですが…。

人形の姿などありませんでした。それどころか扉そのものが変わっていてガラス戸ではなくただ単に障子となっていました。私は心底ほっとしました。見間違いかどうだったかは分からないけれど、あのどこか不気味な人形を再び見ることがなくて良かったと思いました。

そしてお礼を終え神社を後にしたあと、友人に扉のことを話せば私にとってショックなことを聞かされました。

「人形、見えなかったよ。それどころか扉も変わっててさ。何だったんだろうね」

「え?扉?」

「え?前はガラス戸だったのに今日はただの障子になってたでしょう?」

「うぅん。前来た時もただの障子だったよ?だから、人形が見えるわけないって言ったの」


友人が言うには先日訪れた時の扉は蔵の中など見えないただの障子だったらしいのです。今思えば確かに神社の蔵にガラス戸などを使うのはおかしいと思います。

ならば、私が見たものは何の扉だったのでしょうか。そして、あの数体の人形は何だったのでしょうか。




今でも、あの時人形を見つめた時に感じた視線を、時たま感じます。

道しるべ

5 :本当にあった怖い名無し@\(^o^)/:2014/08/17(日) 15:28:26.42 ID:vTrTCc3z0.net

俺は九州出身なんだが、大学は四国へ進学した。以下はゼミの先輩から聞いた話だ。

四国と言えば八十八ヶ所霊場巡りが有名だが、昔は大変だったお遍路も今では道が整備され、道標も各所にあり、
地域住民も協力して初心者でも観光気分で行けるようになった。

ただ中には、下手すると山で迷いかねない部分もあって、
特に高知県の西側から愛媛県にかけては難所がまだいくつか残っている。

先輩は愛媛県出身で、実家の近くにも畦道をぐねぐねと通った後、
小高い山を回り込んで向かわなきゃならない霊場がある。

畦道から山の麓に出たところで道が二手に別れていて、
霊場にはそこを左へ進まなくちゃならないんだが、時々右へ行っちゃう人が出るらしい。

もちろん道標が立っているんだけど、それでも何故か間違う人がいると。
ちなみに右の道は徐々に登り坂になっていて、いくつかの分岐を経て最終的には山の頂上に通じているのだが、
流石にそこまで行っちゃう人は少なくて大半は戻るのだそう。

で先輩が小6の夏、付近をお遍路していた初老の男性が行方不明になり、近隣住民が総出で捜索することになった。
例によって道を間違えたのだろうと麓から頂上までの道を探したが見つからなくて、
夜になって一度引き上げ次の日にやっと見つかった。

発見現場は山道からずっと外れた林の中で明らかに不自然な場所。
しかも真夏なのに衰弱が激しくてあと数時間遅れていたら命が危うかったらしい。
後に病院で警察が聞き取りしたところ、次のように言った。

「畦道から麓に出たら道標があって矢印が右となっていたから右に進んだ。
 しばらく行くと下生えが酷くなり道が判りにくくなって困ったが、 先を行く人の後ろ姿がチラッと見えたのでその人について行った。
 その人はTシャツに短パンと軽装で帽子もかぶらず手ぶらで、分岐点も迷わず登っていくので地元の人かと思っていた。
 見かけてから10分くらい経った頃、その人は不意に道からそれて林の中へ入って行った。
 思わず急ぎ足になって、消えた地点まで行き林を覗いたがもう姿は見えなかった。
 改めて一人になってしまうと急に心細くなって引き返そうと踵を返した。
 すると来た道は下り坂になっているはずなのに登り坂になっていた。慌てて振り返るとそっちも登り坂だった。
 混乱してその場から動けずにいると、人の話し声が聞こえてきた。

どちらからかはよく判らなかったが人の姿は見えないのに声だけが近づいてきて、よく聞いたらお経のようだった。
 怖くなり林の中へ逃げ込んだ。
 そうしたら声が耳元に迫ってきて吐息や髪の毛が触れたので叫びながら奥へ奥へと逃げ込んだ。そして迷ってしまった」

まず道標から勘違いしてしまっていたが、更に詳しく聞いていくと錆び付いて見にくかったとも証言した。
しかし道標は前年に新しくしたばかだったし、その数日前にお遍路にきた人も判りにくくはなかっと証言している。
それから当日地元民で山に入った者は誰もおらず、他に目撃した人もいなかった。

結局悪質ないたずらってことで幕引きになったが、それ以降も迷う人が後を断たないため、
地元では初心者と思しきお遍路さんは引き留めたり霊場まで一緒に行ってあげたりしているそうだ。

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