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この記事は私がまとめました

U2に影響を受けた音楽

BonoReedさん

目次
1.同期の桜 (The Police, Echo&the Bunnymen,Simple Minds)
2.花の83年組(Big Country,The Alarm,The Waterboys)
3.U2チルドレン
4.その他のU2ぽい80年代のバンド
5.The Joshua Treeの影響(1)
6.The Joshua Treeの影響(2) U2ぽくしてベテラン勢が復活
7.Achtung Babyの影響
8.U2ぽいバンド四天王(Coldplay,Muse,The Killers, King of Leon)
9.U2ぽいバンド八王子
10. U2ぽいバンド十二使徒
11. その他のU2ぽい21世紀バンド
12. ちょっとU2してみました。
13. 21世紀のU2ぽい日本のバンド

1.同期の桜 (The Police, Echo&the Bunnymen,Simple Minds)

The Police

80年代前半一世を風靡したThe Police。彼らは78年デビューでU2は80年デビューですから正確には同期ではなく先輩ですが、ギタリストのアンディ・サマーズはエッジにも大きな影響を及ぼしたと言われています。ですから彼らの場合に「U2に影響を受けた」ではなく「U2に影響を与えた」と言うのが正確でしょう。

1986年に行われたアムネスティ・インターナショナル主催の希望の戦略ツアーではThe PoliceのステージにU2のメンバーが加わるという一幕がありました。80年代前半のスターから80年代後半のスターへのバトンタッチの瞬間です。

1986年に U2がニュージャージーのジャイアンツスタジアムで行われたアムネスティインターナショナルのスタジオで演奏する時に、偶然にもポリスと一緒だった。彼らが解散を決意した後のことだ。いろいろな意味で思い出深い日となった。ポリスの演奏が終わると、U2がコンサートの最後の曲を歌うことになっていた。6万5000人の観客の目の前でアンディが僕にギターを手渡した瞬間は忘れがたい思い出だ。ただ楽器を渡すということ以外に、何か象徴的だった。 (エッジ)

が、時は移って、アンディ・サマーズが2007年に結成したCirca Zeroは「まるでU2」とあちこちで言われました。

2008年に再結成ツアーを行ったThe PoliceのサウンドもどことなくU2に似ているという声がちらほらありました。恐らくアンディ・サマーズが過去のThe Policeの曲を現代的になるようにアップデートした際、当時(今も?」主流だったU2ぽいサウンドを意識したためと思われます。

そしてスティングが2016年にリリースした57th&9thに収録されている50,000という曲のイントロはI Will Followそっくり。ちなみにアルバムからのリードシングルI Can't Stop Thinking About YouもU2に似ています。アンディ・サマーズ抜きでThe PoliceぽいことをやったらU2ぽくなってしまったのでしょうか?

そしてスティングの息子・ジョー・サムナーが率いるFiction Planeは当初からU2そっくりと言われています。スティング-アンディ・サマーズ=U2なのか?(笑)

Echo&the Bunnymen

U2と同じ80年デビューのエコバニ。80年代初期にJoy Divisionの抜けた穴を埋めるべくU2と切磋琢磨したライバルバンドです。けれどもデビュー前にU2がエコバニの前座を務めたり、その際U2がエコバニのリズムセクションをそっくりそのままパクったり、この曲のPVをパクってNew Year's DayのPVを作ったりといった事情もあり、当時はエコバニのほうが格上扱いでした。その意味ではThe Policeと同じU2に影響を与えたバンドと言えます。ちなみにエコバニのフロントマン・イアン・マッカロクはボノを「アンデスの太った羊」と呼んでU2毛嫌いしていました。

アルバムを出すごとに初期の毒気が抜けていったエコバニですが、87年のセルフタイトルアルバムはアメリカで成功を収めつつあったU2を意識してか、現在に続くマイルドロック路線に完全に舵を切りました。それが功を奏してUSチャート51位とアメリカでは過去最高のチャートアクションを記録……が、イギリス本国のセールスは落ち込んでしまい、同年、イアンがバンドを脱退。The Joshua Treeで世界の頂点に立ったU2を尻目にエコバニは一旦そのキャリアに終止符を打ちました。

エコバニは1997年に再結成し、相変わらずマイルドロック路線を踏襲したアルバムをコンスタントに発表しています。が、その人気はU2に及ぶべくもなく、今やU2のライバルと言われた過去は笑い話になっています。2009年のこの曲はどこか初期のU2に似ていますね……が、イアンの毒舌は相変わらず健在のようです。

バンドはみんな、U2みたいにでかくなりたいって言うけど、あいつらに影響を受けたとは誰も言わないだろ。そこにはなんにもないからな。いい曲もある。14歳にはウケるだろうよ。でも、大人にはどうだかな。もっとディープなもの、芸術だったり人生を変えるようなものを探している連中にはな。U2は、旗振り回して“イエーイ”ってなもんだから(イアン・マッカロック)

Simple Minds

後年「スコットランドのU2」と呼ばれるようになりましたが、80年代初期はぎこちなくイリアンパイプやエレクトリックギターを導入していたU2と違って、シンセを多用した洗練した音作りをしており、ブレイクしたのも82年のNew Gold DreamとU2よりも一足早かったのです(が、U2と違ってアメリカでは人気がなかった)。83年ベルギーのウェルフテルという音楽フェスで両者は初めて顔を合わせ意気投合。お互いに影響し合っていることを再確認しました。ボノとSMのフロントマン・ジム・カーは非常に仲が良く、ボノはSMのライブに何度か参加しています。

その後、SMは先にアメリカで成功を収めたU2に接近していき、Sparkle in the Rain(84)をスティーブ・リリーホワイトに、Once Upon a Time(85)をジミー・アイオヴィンにプロデュースしてもらい、同85年に「ブレックファスト・クラブ」という映画のサントラに使われたDon't You (Forget About Me)がUS1位の大ヒットとなり、アメリカ制覇の下地は整いました。

そして89年、前作から4年の間隔を開けて満を持して8thアルバムStreet Fighting Yearsをリリース。ネルソン・マンデラやアパルトヘイトや北アイルランド紛争やをテーマにしたThe Joshua Treeを彷彿とさせる硬派なアルバムでUK1位を記録しましたが、アメリカではUS70位と大惨敗。これでアメリカ制覇の目論見は崩れ去りました。その後、SMは90年代は低迷していましたが、21世紀に入ってからは復活。現在もコンスタントにアルバムをリリースしていてUKやヨーロッパでは人気を維持しています。

2.花の83年組(Big Country,The Alarm,The Waterboys)

Big Country,The Alarm,The Waterboys。この三バンドの共通点は83年にデビューして、U2の前座を務めた経験があることです。ゆえにその音楽性も相まってポストU2バンドと目されていました。

バグパイプのようなギターの音が今も新鮮なBGの83年の大ヒット曲 In A Big Country。この曲を収録した同年のアルバムThe Crossingは当初クリス・トーマスがプロデューサーでしたが、その後リリーホワイトに交代したというU2のHTDAABとまったく同じ経緯があります。BGはその後伸び悩みスコットランドのローカル人気に留まっていましたが、99年のDriving to Damascusが商業的に大失敗して翌年バンドは解散。さらに01年にフロントマンのスチュアート・アダムソンが自殺していました。現在BCはボーカルにThe Alarmのマイク・ピーターズを迎えて再活動しています。

その音楽性といけてないルックスからデビュー当初からU2と比較され、「ウェールズのU2」と呼ばれていたバンドです。詳しくはまとめをどうぞ。

https://matome.naver.jp/odai/2144377742202479901

ルー・リードとボブ・ディランに多大な影響を受けているだけあり、どこか吟遊詩人的な雰囲気のあるフロントマンのマイク・スコット。88年のFisherman's Blues以降はケルト音楽に傾き、U2とは似ても似つかぬ方向へ。現在も息の長い活動をしていて、スコットはろでなしこ氏と結婚して日本でも話題になりました。田中宗一郎氏は「U2になることを拒否したバンド」と呼んでいます。

3.U2チルドレン

80年代にアイルランドから出てきたバンドにはU2によく似たバンドがたくさんありました。またU2が87年にThe Joshua Treeで世界的にブレイクした後は、レコード会社各社によってThe Next U2の青田買いが始まり、U2によく似たバンドがたくさんデビューしました。けれども①その音楽性がU2やSimple Mindsに似ていたこと、②折しもアメリカではグランジ、UKではマッドチェスター&ブリットポップ・ムーブメントが起こり、ストレートなロックよりもひねたロックが流行したこと、③恐ろしくダサかったことなどが理由で商業的に成功できませんでした。

83年にデビューしたベルファスト出身のバンド。三曲ほどUKシングルチャート100位以内に放り込みましたが、結局、商業的成功を収められず、88年に解散しました。ただ今年に入って再結成したそうです。

82年にデビュー。1stアルバムのライナーノーツにはThe CureやU2に対する感謝の言葉が記載され、Irish Rock Org.にはU2 meets The Psychedelic Fursとあります。The Banner of Loveという曲をUKインディーズチャート33位に送り込み、U2やキュアーの前座を務めたものの、結局、鳴かず飛ばず――が、バンドはいまだに存続しているようです。ベーシストの佇まいがアダム・クライトンそっくりですね(微苦笑)。

82年にU2が主宰していたマザーレコードからデビューしたバンドです。かつてはシネイド・オコナーやThe Waterboysのデヴィッド・ウィッカムも在籍したいたことがあります。アイルランド人らしい大地の風薫るダイナミックなサウンドが持ち味の素敵なバンドだったのですが、3rdアルバムレコーディング後に解散。詳しくはまとめを。

https://matome.naver.jp/odai/2144333033004087901

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