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この記事は私がまとめました

以前は歯科医にさえなれば、金持ちライフが待っているご時世でしたが、今は違います。考えずに開業してしまうとブラックな労働環境やサラリーマンより給料が低くなってしまうことも。稼げる歯科医と稼げない歯科医の違いまとめてみました。

歯科医ってそんなに多いの?

2030年には13万5000人になると言われています、、、。

2010年の歯科医院は68167件、よくコンビニより多いと言われるがコンビニは42865件。少し多いどころの騒ぎではなく、実際に1.6倍も多いのです。

年収の相場はどれくらい?

開業歯科医を5ブロックに分けたときの月収平均です。(2007年)

0~20% ----- 15,7万円
20~40% ----- 76,3万円
40~60% ----- 109,9万円
60~80% ----- 153,0万円
80~100% ----- 260,9万円

真ん中で109,9万ですが、実際の人数的なボリュームを表す、中央値では103万円です。年収で約1200万円。かなり高年収ですね。しかし場所によってはかなり厳しい現状もあり、地方で歯科医師が過剰な地域などでは開業医の年収500万をきる地域もあります。たとえ年収1200万だからといて安心してはいけない現状が実はあります。

年収だけに注目すべきでない・・・

家を買ったり車をローンで買うのであれば、クリニックの開業資金を含めて、1億越えの金額の借金をすることになるのは覚悟してください。なんにしても、莫大な借金をした上で成り立っているものであり、当然その4000~5000万のお金をしっかり返済しないといけないのです。

年収1200万と言ってもそれほど楽ではないですよね。ご自身で試算してみて下さい。5000万を金利等を考えずに単純に10年で割ると毎年の支払いが500万です。

年収1000万だったら実質500万しか入らない・・・

儲かる医師と儲からない医師の特徴は?

●開業前の準備

・立地に集患性があるか
・物件の認知性は十分か
・その地域に歯科診療のニーズがあるのか
・自分の診療方針が患者層に適した医療を提供できるか
・効果的な広告戦略をしかるべき時に行っているか

儲けている医院は、最低限これだけの対策を開業前にしているでしょう。

開業前から地域のマーケティングを行い、どのような集患の働きかけを行えば患者さんに来院して貰えるかに知恵を絞り、数十年先まで経営戦略を練る・・・開業主には、単にコストをかけるだけでは収まらない自己努力が要求されます。

●患者さん目線になれているか

▼ダメな例

ホームページの修正が面倒だったので、スタッフ変更や診療時間変更を載せなかった(ホームページを見て来た急患が休診で困る、見慣れないスタッフがいて戸惑う)

診療時間も自医院の都合で決定

(夜間人口の多い首都圏のベッドタウンに開業したが、夜にプライベートタイムが欲しかったので、毎日17時には診療を終え、土日祝日は必ず休診していた(会社勤めの人が通い難い)等)

ファミリー層の多い場所だったが、自分の好みでスタイリッシュな大人向けの内装を構えた(子供を連れた親御さんにとって、敷居が高く感じる)

●投資慣れしているか

もっと売上を上げたいと考えられている院長先生は、どうやって売上を上げるのかではなく、何にお金をつかうのかを徹底的に考えた方がいいでしょう。

歯科医院経営をしていて1000万円や2000万円程度の投資で破産するということは、よほど経営状態が苦しくない限りまずないでしょう。医院のためにある程度まとまったお金をつかう最大のメリットは、モノ、サービス、情報の価値相場が分かるようになり、目利きができるようになることです。

開業して10年位が経過し、近隣に手強い歯科医院が出来たとします。「これまではお金をつかわないようにしていたけれども、思い切って投資して差別化しなきゃ!」と思う。でも、それまで医院のためにあまりお金をつかってこなかった院長はホームページ、広告、内装、採用、教育、情報システム等、様々な投資分野の価値相場を知らないので、それらの企業に対する目利きができません。

●技術のみに没頭していないか

開業後うまくいかない先生は
勤務医時代に患者様が自分の実力で
医院に集まっていると勘違いしている事が多いようです。
自分の知らない所で
患者様とスタッフのために多くの取り組みが
なされていた事に気付いていないのです。

何十万円もの受講料を支払って研修会に参加して
最新の治療法を学んだり、
最新式の高額な医療機器を揃え、
性能の素晴らしい材料を購入する。
患者さん一人ひとりに時間をかけて
ていねいに治療をする。
そんな先生が数多くいらしゃいます。
でも現実はそんなに簡単なものではありません。

最新の治療法で、
最高の材料を使った治療をしても、
それがどれだけ素晴らしいことなのか
専門知識を持たない患者さんには理解できません。
患者さんが理解できるのは、
「痛み」
「治療時間が長いか短いか」
「先生やスタッフが親切だったか」
ということくらいなのです。

つまり大事なのは・・・

勿論、技術は必要な物であり長期的にみたら最も必要な能力かもしれません。
しかし、歯医者があふれ、コンビニより歯科院が多いこの世の中において、歯科医希望者は経営学や宣伝も重点的に学ぶ必要があるかもしれません。

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