1. まとめトップ

テスラ、株式非公開化をツイートしたイーロン・マスクの戦略とは?

モデル3の量産化をめぐって悪戦苦闘していたテスラのイーロン・マスクCEOですが、先週株式非公開化を検討中とツイートして騒動になっています。なぜ今なのか、しかもなぜツイートなのか?その戦略を探ります。

更新日: 2018年08月15日

1 お気に入り 989 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

jinstさん

■株式非公開化をツイート

テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は7日、同社の株式非公開化を検討していると、ツイッターへの投稿で明らかにした。

マスク氏はまた、ブログへの投稿で、株式非公開化によって四半期決算報告の必要がなくなり、「気を散らすものや短期的思考から可能な限り解放される」と説明している。

■その反応は?

□取締役会は社内協議済みと発表

テスラの取締役会は8月8日、イーロン・マスクCEOとの間で、テスラの株式の非公開化に関する協議を行ったと発表。

□アナリストは資金源への疑問を

アナリストは同社がこの計画に十分な資金支援を得られるかどうか、疑問を呈している。

□SECは手続への疑義を調査開始

アメリカの複数のメディアは8日、証券取引委員会が、この投稿の内容が事実かどうかや通常の開示ではなくツイッターで公表した理由について、調査に乗り出したと伝えました。

□株価操作疑惑も

□株主は訴訟を

ツイッター投稿について、株価操作に相当するとして株主の1人が10日、マスクCEOと同社を相手取りサンフランシスコの連邦地裁に提訴した。

■テスラをめぐるここ数ヶ月の動き

□6月に従業員を解雇

6月12日(現地時間)、テスラCEOのイーロン・マスク氏はコストを削減し、無駄を省くために、従業員の約9%を解雇すると従業員に宛てたメールで発表し、その内容をツイッターに投稿した。

□遅れていたモデル3生産台数目標をなんとかクリア

2018年6月の最終週には、5031台のモデル3を生産。テスラが当初掲げていた週5000台の生産目標を、半年遅れではあるものの、達成している。

週5000台という「モデル3」の生産目標を達成するため、6月最終週にあらゆる手段を尽くした、と複数の従業員がロイターに語った。

□しかし、株価は下落

米国株式市場で、テスラの株価は7.2%下落、310.86ドルで3日の取引を終えた。

稼働時間を延長したり、他部署の従業員を動員したりすることなく、テスラが毎週のようにこの目標を達成できるかは、また別の問題だ。そして、その点を投資家は気にしている。

□大株主には見放す動きも

テスラの大株主であるフィデリティ・インベストメンツとTロウ・プライス・グループはいずれも4-6月(第2四半期)にテスラの持ち分を20%超減らしたことを明らかにした。

□7月にはサプライヤーに返金要請

テスラはサプライヤーに対し、2016年までさかのぼって部品の支払いの一部を返金するよう要請した。

□その結果、株価はさらに下落

1 2