1. まとめトップ

投資初心者が知っておきたい仮想通貨の安全性 流出問題はどうなの?

投資初心者の間で仮想通貨が話題になっています。「仮想通貨で儲かった!」なんて言う人もいれば、テレビで流出問題が騒がれていて「投資初心者に仮想通貨は向かない」なんて言う人もいます。仮想通貨を始めたいけど、流出問題が不安という投資初心者向けに、仮想通貨の安全性や流出問題についてわかりやすくまとめました!

更新日: 2018年08月17日

1 お気に入り 7935 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

hidemaru3さん

仮想通貨とは?投資初心者向け簡単説明

投資初心者には、仮想通貨の仕組み自体がまだよくわからないという人もいるでしょう。仮想通貨の仕組みを簡単に説明します。

仮想通貨とは通常の通貨とは異なり、実際の「物」としての形を持たない通貨のことです。

よく間違われやすいものの1つに「電子マネー」がありますが、電子マネーは実際のお金をチャージ(移し替える)することで利用できるということに対し、仮想通貨は実際の通貨から「両替」して利用します。つまり、仮想通貨と電子マネーは全くの別物なのです。

仮想通貨で儲けがでる仕組みと取引所について

仮想通貨の儲け方には、いろいろな方法があります。このうち、たくさんの人が参加していて、誰でもすぐに始められるのが売買(=取引)。

仮想通貨を”安く買って、高く売る
これが基本の儲け方です。売買をするためには取引所を利用します。

安く売って、高く売るだけ。意外とシンプルなのが仮想通貨で儲ける仕組みです。これならば、投資初心者の人でも挑戦しやすい投資と言えそうです。そして、仮想通貨を扱う取引所も、複数の業者があるので投資初心者の人は覚えておきましょう。

取引所とは取引の場を提供するプラットフォームです。取引所は金融商品を買いたい人と売りたい人をマッチングさせ、両者から手数料をもらい、利益を出すビジネスモデルを採用しています。取引所側はあくまでも仲介役というスタンスを取っています。

どんなに複雑そうに見えても取引所でできることは仮想通貨を「買う」か「売る」かのどちらかになります。

仮想通貨の流出問題とは?

仮想通貨にはさまざまな種類があり、それを扱う取引所も複数あります。
投資初心者が仮想通貨を始める時に「儲かる仮想通貨はどれ?」「皆どこの取引所を使っているの?」などが気になる人が多いと思いますが、投資初心者だからこそ安全性について知ることが大切ですし、仮想通貨流出問題についても知っておきたいものです。
ニュースや世間で騒がれた仮想通貨の流出問題について、どんな取引所で問題があったのか、流出の原因と共に振り返ってみましょう。

▼コインチェック 仮想通貨NEM 約580億円流出問題▼
2018年1月26日、約580億円相当(当時レート)の仮想通貨「NEM」が流出したのが、「コインチェック」という仮想通貨取引所です

コインチェックは1月26日、約5億2300万XEM(NEMの単位)のNEMを流出したと発表。1月29日と3月8日の2回にわたり、金融庁から資金決済法に基づく業務改善命令を受けている

<原因は外部からのサイバー攻撃>

NEMの流出経緯について、同社と金融セキュリティ5社で調査したところ「外部からコインチェックの複数の社員宛てに攻撃メールが届き、業務PCがマルウェアに感染した。

感染したPCを用いて攻撃者が社内ネットワークに侵入し、NEMのサーバにアクセスして秘密鍵を盗み、その秘密鍵を用いて不正送金したことが想定される

▼福島女性の仮想通貨リップル 約2500万円不正送金被害▼

2018年2月、福島県の女性の仮想通貨口座が不正送金される被害にあいました。被害にあったのは女性が保有していた仮想通貨「リップル」約2,500万円分で、女性が使用していた取引所などは不明です。

福島県警は20日、県内の50代女性が、所有する仮想通貨「リップル」約2500万円分を不正送金される被害に遭ったと発表した。

<原因は口座への不正ログインの可能性が高い>

口座に不正ログインされた可能性が高いとみて、不正アクセス禁止法違反容疑を視野に捜査している。

▼イタリアの取引所BitGrail 仮想通貨Nano 流出問題▼

仮想通貨の被害は日本だけにとどまらず、イタリアでも流出被害があったようです。

イタリアの仮想通貨取引所BitGrailから、アルトコインの一種Nano(XRB)が盗まれる被害が発生しました。被害額はNano 1700万XRBで、直前の価格1250円/XRBで換算すると約211億円が流出したことになります。

<原因は管理ソフトウェアの問題>

Nano開発者チームは声明を発表し、この問題に対してNanoプロトコルに問題があったわけではなく、BitGrailの管理ソフトウェアに問題があったようだと指摘しました。

また直ちに法執行機関に連絡するとともに、捜査に完全に協力するとしています。一方で、Firano氏が損失を"なかったこと"にするためNanoの台帳部分の修正を提案してきたものの、チームには(不透明な)BitGrailの経営に責任を負う必要はなく「我々の追求する方向性ではない」としました。

■流出問題は、仮想通貨というより取引所のセキュリティ対策に原因がある

上述した事件を振り返ると、原因がはっきりしない福島県の事件を除くと、仮想通貨自体に問題があったというより、取引所のセキュリティ対策に問題があったように思えますね。

コインチェックが今回、NEMの不正流出を許した一因として、顧客資産を管理する方法に問題があったとする見方が広がっています。

今回のNEMのケースでは、同社はサイバー攻撃に晒されやすいホットウォレットのみの管理しかしておらず、コールドウォレットによる管理を怠った理由について和田社長は、「技術的に困難な面があり、加えて人材不足から対応出来なかった」と述べています。

一つの要因として、秘密鍵の管理体制の杜撰(ずさん)さも見え隠れしています。仮想通貨では資金を引き出すために、秘密鍵と呼ばれる暗証コードを用いますが、外部からのハッキングで秘密鍵が盗まれてしまえば、資金は容易に不正送金されてしまうでしょう。

セキュリティ面のずさんな管理体制や、人材不足がおもな原因と言えそうですが、逆の見方をすれば仮想通貨の在り方や仕組みに原因があったわけではないということが言えます。仮想通貨はまだまだ新しい金融商品なので、今後仮想通貨を扱う取引所のセキュリティ体制や管理体制が強化され整備されれば、投資初心者にとって魅力的な金融商品だということには変わりなさそうです。

■安心できる仮想通貨取引所はある?

仮想通貨取引所のセキュリティ体制が課題ということはわかりましたが、現時点で安心して取引できる取引所はあるのか調べてみました。

1 2