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何それ?今夏の猛暑には「エルニーニョもどき」が関係か

聞きなれない言葉だけど、一体どんな現象なのでしょうか?

更新日: 2018年08月20日

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この記事は私がまとめました

信頼性の高い報道を基に作成しました。

manuronaldさん

■記録的な猛暑となった今年の夏

7月23日には埼玉県熊谷で日本歴代最高となる41.1℃の暑さを記録するなど、今年の夏は全国的に記録的な猛暑に。

この暑さは日本だけでなく、欧州や北米など北半球の多くの地域も熱波に見舞われ、各地で干ばつや山火事が多発した。

■その原因として挙げられているのが「偏西風の蛇行」

春以降、偏西風が全体的に北よりにずれており、猛暑に見舞われた欧州や東アジア、北米大陸ではさらに大きく北へ蛇行している。

気象庁は「偏西風の蛇行により、太平洋高気圧とチベット高気圧がともに日本付近に張り出し続けた」と指摘している。

■そんななか、ある報告が注目を集めている

海洋研究開発機構は、「猛暑はインド洋と太平洋の一部で水温の異変が同時に発生したことが原因とみられる」と発表。

このうち、太平洋の異変は「エルニーニョもどき」と呼ばれている現象だった。

この2000年以降の、赤道太平洋中央部に大きな海面水温偏差を持つエルニーニョは、「エルニーニョもどき」「中央エルニーニョ」という呼ばれ方をしています。

あまり聞き慣れない言葉ですね

■「エルニーニョもどき」とは?

まずエルニーニョ現象について

エルニーニョ現象が発生した1997年11月の海面水温平年偏差分布図

逆の状態はラニーニャ現象と呼ばれ、それぞれ数年に一度発生し、日本を含め世界中で異常な天候が起こるとされている。

エルニーニョ現象との違い

エルニーニョもどきが発生したとされる2004年8月の海面水温偏差分布図

エルニーニョもどきは、太平洋赤道域の中部(日付変更線付近)で海面水温が平年に比べて高くなり、西部と東部で低くなる現象。

近年になって存在が指摘され、エルニーニョ現象とは異なる変動としてエルニーニョもどきと呼ばれている。

※「ラニーニャもどき」も存在する

■エルニーニョもどき発生時、日本は猛暑傾向になる

2018年6月下旬の海面水温の平年差

現在は、エルニーニョ現象もラニーニャ現象も発生していない平常の状態とされるが、エルニーニョもどきは7月に起き始めていた。

エルニーニョ現象時の日本の夏は冷夏傾向になるが、エルニーニョもどき発生時は猛暑傾向になると言われている。

実際に、エルニーニョもどきが起きたとされる2004年は、猛暑に加えて東北地方で豪雨が起こり、台風が10個も上陸した。

■そのメカニズムはいまだ未解明

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