世界で騒がれ始めた「サマータイム、無意味」説

古くから世界的に運用され、日本でも東京五輪の暑さ対策として導入が議論されている「サマータイム」制度。"海外で成功しているから日本でも"という意見を耳にすることもありますが、実はいま世界的にサマータイムを巡った論争が起きているようです。

更新日: 2018年08月21日

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いま、世界を巻き込む議論が勃発

夏の日照時間に合わせて標準時間を変更するサマータイム制度。
世界的に普通のこととされていましたが…

(EUでも…)現行のサマータイム制度の中身を再検討し、必要なら改正案の作成を求める決議を384対152の賛成多数で採択

ドイツ、ベルギー、オランダ、スェーデンそしてフランスも省エネへの効果は少なく、むしろ体調管理に弊害が多いとしてこの時間変更制度に反対

最大の理由は「健康被害」

サマータイムに切り替わった直後の月曜日に心臓発作で入院した患者数は、それ以外の月曜日に比べて25%も多かった

(ロシアでは…)切替え時期に救急車の出動や心筋梗塞による死亡者が増加し、省エネ効果がほとんどなかったことから、2011年3月末の夏時間への移行を最後に、サマータイム制度を廃止

季節の変わり目の時期に生活サイクルが急変することで、血管や心臓に負荷がかかると指摘するものも

体外受精を試みた女性が、サマータイムに切り替わった3週間以内に胚移植を実施した場合、それ以外の時期に実施した場合に比べて、流産に終わるケースが非常に多い

すべての原因は睡眠障害とされてて…

眠りの質の低下については、サマータイムの導入により「睡眠効率が10%低下」する

(カナダでは…)サマータイム開始・終了の2週間前後は交通事故件数が16%増加するとの調査結果を発表

とはいえ良い面を支持する意見も

例えば、アメリカの場合、夏の暗くなる時間を「1時間伸ばす」ことで、平日の帰宅後にスポーツを楽しむということは、すっかり定着

「慣れているからかもしれませんが、とてもいいと思います。電気代も安くなりますし、環境にもやさしいです」

そして日本でも検討されてるこの制度

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