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北極圏の海氷‥‥「最後の砦」が観測史上初の崩壊

動物の種類と場所に影響を及ぼし、地球の気候システムまで変えてしまう。

更新日: 2018年08月24日

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地球の気候変動

Doragonflyさん

北極圏の中でも特に厚い海氷が堆積(たいせき)するグリーンランド北部沖。海氷の高さは20メートルを超す場所もある。

気候変動の影響で海氷が急速な縮小を続ける中で、この一帯は年間を通じて海氷に覆われた「最後の砦」になると思われていた。

(CNN)北極圏の海氷、「最後の砦」が観測史上初の崩壊 グリーンランド沖 cnn.co.jp/fringe/3512454…

北極圏の海氷 「最後の砦とみなされていた場所」が観測史上初の崩壊 #ldnews news.livedoor.com/article/detail…

人類の目線なら大問題かもしれないけど、地球目線ならなんともないことなんだろうな 北極圏の海氷 「最後の砦とみなされていた場所」が観測史上初の崩壊 #ldnews news.livedoor.com/article/detail…

北極圏の海氷、「最後の砦」が観測史上初の崩壊 グリーンランド沖 cnn.co.jp/fringe/3512454… @cnn_co_jpさんから

北極圏の海氷 「最後の砦とみなされていた場所」が観測史上初の崩壊 #ldnews news.livedoor.com/article/detail…

ところが8月に撮影された衛星画像では、北極圏で最古級だった海氷の一部が、何もない海面に取って代わられた様子が観測史上初めて確認され、研究者らを驚かせている。

「ここは最後の砦とみなされていた場所だった。変化が訪れるのは最後になると思っていたが、それが来てしまった」。米国立雪氷データセンターの研究員ウォルト・マイアー氏はそう語る。

マイアー氏によると、グリーンランド北部沖の海氷は、北極圏のほかの地域に比べてはるかに厚い。

これはシベリアから漂流してきた海氷が、グリーンランドの複雑な海岸線に阻まれて集積することによる。

2月下旬から3月上旬にかけては夏のような熱波に見舞われ、南からの風によって海氷が崩壊する現象が発生。

今年はそうした厚い海氷でさえも、異常気象の影響を免れることができなかった。

今回のような現象は、今年初めにも観測された。まだ冬の時期で、普通ならば非常に寒いはずだったのに、極めて異常だった」とマイアー氏は振り返る。

氷の状態を観測しているグリーンランド・アイスサービスの専門家は、現在の状況は2月の現象に関連している可能性があるとしながらも、氷の解け方は今回の方がはるかに大規模で、これほど大きく解けた状態はこれまで見たことがないと話している。

一般的に、海氷が失われれば世界の気候に影響を及ぼす。

海氷が解けると、通常であれば反射されるはずの太陽光が青い海に吸収されて、海水と周辺の大気の一層の温暖化が進む。そこから悪循環に陥って、海氷がさらに解け、海水に吸収される熱はさらに増える。

深刻な温暖化が進んだ結果、2017~2018年冬の北極海の海氷面積は、最大時でも1448万平方キロにとどまった。

これは観測史上最小だった前年の記録に匹敵する。米航空宇宙局(NASA)が3月23日、年次計測の結果として発表した。

観測史上最小となった昨年の海氷面積は最大で1442万平方キロ。

これに比べれば、今年の北半球はちょっとだけ多くの氷に覆われたことになる。だが、今年の冬には憂慮すべき傾向がいくつか認められると研究者は警告する。

地球の気候変動が進み、北極が被る悪影響はいよいよ増している。

気温が上がると海氷が失われ、海氷が失われることは、状況のさらなる悪化につながる。

「双方向的なものです」と、NASAゴダード宇宙飛行センターの上級気候科学者クレアー・パーキンソン氏は声明で発表した。

「温暖化が進むと、形成される氷の量が減り、解ける量が増えます。また、氷の量が減れば(中略)大気中に反射される太陽光も減りますから、温暖化が進みます」

「過去のデータを見直したところ、100年前にも北極が非常に暖かくなった時期がありました」とペティ氏はいう。

「ですが現在、そのような出来事が起こる頻度が増加し、長期化しているために、海氷に及ぼす影響が従来よりいっそう大きくなっています。昔と比べて嵐は、より多くの海氷を食い荒らしているのです」

北極海の混合と循環を変容させて、そこにすむ動物の種類と場所に影響を及ぼし、地球の気候システムまで変えてしまう。

そして石炭や石油、天然ガスを消費した際に排出される二酸化炭素の排出量を、人間が劇的に削減しない限り、このような傾向は悪化の一途をたどっていくだろう。

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