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英国が未成年に「エナジードリンク」を規制しようとしてるワケ

イギリスでは未成年に対してエナジードリンクを規制しようとする動きが活発になっています。そのワケとは。

更新日: 2018年09月03日

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■エナジードリンク

一部、栄養ドリンクと同じ成分を含む飲料で、日本では「清涼飲料水」として販売されている。製品や販売地域によっても異なるが、カフェインやアルギニン、バリン、ナイアシンといった成分を含んでいる

他の清涼飲料水に比べてカフェインの含有量が多く、強炭酸の喉ごし、強い甘さなどが、おおむね共通した特徴であるといえる。

エナジードリンクとは、分類として「炭酸飲料」にあたります。医薬部外品の栄養ドリンクのように効能表示はできません。

■英国ではこのエナジードリンクを「未成年に対して規制」しようとする動きが

イギリス政府は、カフェインを多く含むいわゆるエナジードリンクについて、未成年への販売禁止を検討し始めました。

150ミリグラム以上のカフェインを含む飲料について、イングランド地域での未成年への販売を禁止するかどうか検討を始めた

イギリス政府ではウェブサイトを通じて一般から広く意見を募り、その結果を踏まえて制度を検討する

英政府はイングランド地域での未成年への販売を禁止する方針を明らかにした。対象年齢を16歳未満とするか18歳未満とするかなどについて、意見を11月まで公募し、制度設計を進める

大手スーパーはすでに16歳未満へのエナジードリンクの販売を自粛しています

■いったいなぜなのか?それは「健康への影響」

イギリス政府は子どもが大量に飲んだ場合、肥満や頭痛など健康への影響が指摘されている

摂取後に「悪影響が出たことがある」と答えた人は、コーヒーを飲んだことがある人の36%、エナジードリンクを飲んだことがある人の55%

12~24歳の2000人以上を対象に聞き取り調査を実施の結果です。

心臓の病気を持つ人がカフェインを少しでも摂りすぎると不整脈を起こして心臓が止まることがあります。

アメリカでは、2017年4月、栄養ドリンク「モンスター・エナジー」に含まれるカフェインが原因で14歳の娘が死亡したと遺族らが訴えを起こしています。

検視結果でも死因はカフェインの毒性による不整脈とされており、カフェインの過剰摂取がいかに危険かを示す一例となっています。

アメリカでは、エナジードリンクによる12年間で5103の症例のうち、死亡が1例、深刻な症状が24例、中等度の症状が527例と報告されており、そのうちの約半分が6歳未満の子ども

■これは子どもではあり得ないが、アルコールとの併用、糖尿病患者への悪影響も懸念されている

タウリンがアルコール摂取の否定的な影響を増加させ、活動性の低下を引き起こしたり、恐怖という感覚が弱まることによってリスクにさらされやすくなる

カフェインとアルコールの同時摂取は、心臓に負担がかかります。肝臓には『CYP1A2』というカフェインの代謝酵素があるのですが、お酒を大量に飲むとアルコールに代謝が回り、カフェインの代謝が落ちます。その結果、カフェインがたまりやすくなる

エナジードリンク」の飲み過ぎは、2型糖尿病、血圧上昇、肥満や腎障害などの深刻な健康被害を引き起こすおそれがあり、とくに思春期前の子供や、糖尿病患者では危険性がある

■実際にエナジードリンクを飲んで調子が悪くなった…というツイートも

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