北海道地震でも活躍した「即応予備自衛官」とは
このたび発生した北海道胆振東部地震では「即応予備自衛官」が招集され、救助活動などに活躍しました。
更新日: 2018年09月17日
このたび発生した北海道胆振東部地震では「即応予備自衛官」が招集され、救助活動などに活躍しました。
更新日: 2018年09月17日
■このたび発生した北海道胆振東部地震では「即応予備自衛官」が招集された
防衛省は7日、北海道で発生した地震の被災者の支援のため、即応予備自衛官の招集手続きを始めた
北海道の部隊に登録されている最大で300人を招集し、主として人命救助や生活支援活動に対応してもらう
小野寺氏は「今後、生活支援活動が長期化する可能性もあるのでしっかり活躍してほしい」と語った
■日本の自衛隊には「予備自衛官」という制度があるのをご存知ですか?
非常勤の自衛官のことで、非常勤国家公務員として、有事・訓練等の際に招集され、自衛隊における各任務に就きます
自衛隊法に定められ、25万人いる自衛隊員のおよそ5分の1を占める
身分は非常勤の防衛省職員(非常勤の特別職国家公務員)・自衛隊員であり、防衛省職員の定員外とされている
■一般企業に勤めながら、有事のときの出動に備えている
予備自衛官は、本業である仕事のスケジュールを調整しながら、自衛隊での訓練に参加しています
一年に合計5日間の訓練日数をこなす必要がある
訓練の内容は、基本教練、精神教育、格闘訓練、野外衛生、防衛法制教育、射撃検定、体力検定、技能訓練など
■予備自衛官には大きく分けて3つの分類があります
予備自衛官には「即応予備自衛官」(即応)、「予備自衛官」(予備)、「予備自衛官補」(補)の3種類がある
予備自衛官と即応予備自衛官は、防衛招集や災害招集などに応じて出頭し、自衛官として活動します
応招義務(招集に応じる義務)や求められる人員、訓練の度合いは「即応予備自衛官制度」が一番厳しく、順に緩やかになっていきます
■「即応予備自衛官」はもっとも高い練度が求められる
「即応予備自衛官」は有事の際に常備と共に戦闘行動や救助活動を実施する
通常の予備自衛官よりも訓練・出頭回数を多く義務付けられ、予備自衛官等制度の中で最も高い錬度が期待されている
年間30日の本格的な訓練に従事することも定められており、いわば"即戦力"
東日本大震災や熊本地震、平成30年7月豪雨では、現役の常備自衛官に加えて予備自衛官及び即応予備自衛官が招集され、災害救助や後方支援などにあたりました
■ちなみに報酬は…?
即応予備自衛官の処遇は、階級によって異なりますが、年間総額60万円です
即応予備自衛官の雇用企業にも、1人当たり年間51万円が給付される
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