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再び朝ドラが描く「東日本大震災」 最終週の『半分、青い。』に注目

いよいよ最終週を迎える朝ドラ『半分、青い。』。前週のラストでは東日本大震災の発生までが描かれた。これまでたびたび大震災を描いてきた朝ドラだが、311を描いたのは秀逸な脚本と丁寧な演出で高評価だった『あまちゃん』だけ。『半分、青い。』がそれに続くのか!?

更新日: 2018年10月08日

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aku1215さん

◆視聴率好調のまま最終週(26週)に突入する『半分、青い。』

永野芽郁がヒロインを務めるNHK連続テレビ小説「半分、青い。」もいよいよ大詰めを迎え、来週は最終週となる。

幼少時に片耳を失聴したヒロイン・鈴愛(すずめ)を軸に、1970年代から2010年代まで彼女を取り巻く故郷・岐阜の人々と、東京で出会った人たちの半生が描かれている。

視聴率も軽々20%越えと絶好調、「漫画家編」で登場した豊川悦司演じる秋風羽織の関連本をはじめ、さまざまなスピンオフ書籍も発売されるなどドラマ周辺もにぎやかだ。

◆25週最後の放送(150話)では東日本大震災発生が描かれた

主人公の鈴愛(永野芽郁)と幼なじみの律(佐藤健)が早朝のオフィスでキスをするという衝撃的な展開でネットをざわつかせたが、2人の本来の目的である「そよ風の扇風機」の開発もいよいよ大詰め。

完成した「そよ風ファン」の商品化のため、鈴愛(永野)たちは投資家に向けた商品のお披露目会を開催したが、その最中に東日本大震災が発生。

◆これまでたびたび「大震災」を描いてきた朝ドラ

『わろてんか』(2017)

濱田岳

関東大震災が起こった東京へ、風太(濱田岳)が救援物資をもって向かう。

『わろてんか』(2017)

関東大震災から三日後、行方不明だったかよ(黒木華)を連れて、英治(鈴木亮平)が大森の家に戻って来た。花子(吉高由里子)はかよに駆け寄り抱きしめるが、かよはうつろな様子で放心したまま。

『花子とアン』(2014)

め以子(杏)は、揺れに気がつく。それは関東大震災だったが、大阪に情報がもたらされたのは翌日だった。め以子は、東京の家族を思い、動揺する。市役所では救援物資を届けることになり、悠太郎(東出昌大)は救援隊に加わりたいと申し出る。

『ごちそうさん』(2013)

◆東日本大震災を描いたのはこれまで『あまちゃん』だけ

『あまちゃん』(2013)

大人気のあまちゃん。北三陸編、東京編が終わり、今週からはいよいよ震災編?へと突入。番組は進行し9月2日には震災日のシーンが展開された。

放送開始当初から視聴者のあいだではさまざまな憶測が飛び交っていた。震災で登場人物の誰かが死んでしまうのか、いや、ひょっとしたら劇中では震災は起きず、北三陸の町が一種のパラレルワールドとして描かれるのではないか……という推測すらあった。

結果からいえば、クドカンは逃げることなく震災を描いた。しかし登場人物は誰ひとりとして死んだり行方不明になったりしなかった(その前週では、あれほどユイに死亡フラグを立てておきながら)。

◆『あまちゃん』は宮藤官九郎の見事な脚本と丁寧な演出で高評価

『あまちゃん』(2013)

脚本の宮藤官九郎もNHKの演出陣も、実際の揺れの映像や津波の映像を一切使わなかった。東京で練習に励んで大きな揺れに見舞われたアキたちの周囲をひたすら描く。

津波については、リアルな映像を使う代わりに、家々や地域の模型の上に、青いガラス片を撒いて表現した。人々の表情と鉄道や地形の再現模型のイメージショットだけで、3・11を表現した見事な演出。

本物のニュース映像をいっさい使わず、しかし、視聴者にあの日の恐ろしさを思い起こさせた「あまちゃん」。 名手・宮藤官九郎の脚本とNHKスタッフの演出。その表現の見事さは本当に歴史に残るものだった。

◆一方、脚本その他でこれまで賛否両論の『半分、青い。』

律(佐藤健)が鈴愛(永野芽郁)にプロポーズするシーンでは『あさイチ』博多華丸も異論

永野をはじめ俳優陣の評判は軒並み良いのだが、批判意見のほとんどが「人物設定やストーリー設定など脚本に起因するものに集中した。

同作では、脚本家である北川氏が自身のツイッターで作品について踏み込んだ発言を発信するのが視聴者の間ではたびたび議論の的になってきた。

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