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米SECが提訴!テスラのイーロン・マスクCEO窮地に

イーロン・マスク氏のツイッター投稿を株価操作の疑いで調査していた米SECは、9月27日に同氏に対して民事訴訟を起こしました。SECはまたマスク氏に上場企業の役員から退くことを求めており、経営者失格の烙印が押されたことになります。

更新日: 2018年09月29日

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jinstさん

■SEC、マスク氏を提訴

米証券取引委員会(SEC)は27日、電気自動車(EV)メーカー、テスラ(TSLA.O)のイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)を証券詐欺罪で提訴し、同氏がテスラの経営に関与しないよう求めた。

これは、SECがTeslaの最高経営責任者(CEO)である同氏を相手取り提起した訴訟の一部だ。この訴訟は、Musk氏が約2200万人のフォロワーに対し、Teslaの株式を非公開化することを検討中だとツイートしたことに対するもの。

■ここに至る経緯は・・・

□8月7日のツイート

Am considering taking Tesla private at $420. Funding secured.

イーロン・マスク氏の問題のツイート

□株価は上昇

テスラ(Tesla)のイーロン・マスク(Elon Musk)最高経営責任者(CEO)は7日、ツイッター(Twitter)への投稿で、テスラ株の非公開化を検討していることを明らかにした。株式市場ではこれを受け、同社株が大幅に上昇した。

2018年8月8日AFP

□アナリストは疑問を・・・

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が株式非公開化の計画を示したが、アナリストは同社がこの計画に十分な資金支援を得られるかどうか、疑問を呈している。

□テスラ取締役会は協議を行う

テスラの取締役会は8月8日、イーロン・マスクCEOとの間で、テスラの株式の非公開化に関する協議を行ったと発表。テスラ株の非公開化がテスラの長期的な利益にどのように役立つのか、マスクCEOの計画を評価するための適切な次のステップなどに関して、協議を行ったという。

□株主は訴訟を

イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)の7日のツイッター投稿について、株価操作に相当するとして株主の1人が10日、マスクCEOと同社を相手取りサンフランシスコの連邦地裁に提訴した。

□テスラ取締役会は特別委員会を設置

テスラ(TSLA.O)の取締役会は14日、マスク最高経営責任者(CEO)が前週表明した株式非公開化を検討するため、3人の独立取締役で構成する特別委員会を設置した。

□SECはテスラに対し召喚状を送る

フォックス・ビジネス・ネットワークは8月15日、米国証券取引委員会 (SEC) がテスラに対し召喚状を送ったことを、関係筋からの情報を引用しつつ報じた。

□マスク氏、株式非公開化を撤回

テスラのイーロン・マスクCEOは8月24日、同社の株式の非公開化計画を撤回すると発表した。

■株式非公開化を撤回した理由は?

テスラの株主のほとんどが、株式の非公開化計画に反対したのが、その理由という。

通常なら、買収会社の資産やキャッシュフローを担保に資金を借り入れるLBO(レバレッジド・バイアウト)が行われるが、これはテスラが黒字転換することが前提。現状の赤字のままでは、借り入れも利払いも困難だった。

■なぜSECは提訴に踏み切ったのか?

8月7日のマスク氏によるツイッター投稿以降、議論の的になっているのが、「(非公開化の)資金は確保した(Funding secured)」という表現が事実に基づくかどうかということ。

SNS上の情報開示は、SECが2013年から容認している。だが、「情報の正確性をどう担保するか、会社側が投資家のアカウントをブロックした場合はどう情報を得るかなど、具体的なルールは決まっていない」(米国証券法に詳しい早稲田大学の黒沼悦郎教授)。

■SECの訴状の内容は・・・

「実際には十分な根拠のない主張だったので、こうした発言が誤ったものであるか、誤解を与えるものであることを、Musk氏は認識していた。あるいは、認識していなかったとすれば、その点で思慮に欠けていた」

「Musk氏の誤解を与える誤った公的発言と不作為は、Teslaの株式をめぐって市場に大きな困惑と混乱をもたらし、結果として投資家に被害をもたらした」

SECは、「証券取引法第12条に従って登録された証券を保有するいかなる発行者の幹部や理事を務めることも、被告人が禁じられる」よう求めている。

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