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『もののけ姫』の謎と都市伝説と裏話まとめ

もののけ姫に関する様々な裏話や裏設定といったトリビア的な情報があることをご存じだろうか。数あるジブリ作品の中でも、特にバイオレンスな描写が多く、視聴者に大きな衝撃を与えた『もののけ姫』についてのトリビアを紹介していきます。

更新日: 2018年09月29日

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nanochaさん

◆スタジオジブリ歴代興行収入第3位の大ヒット作品『もののけ姫』

1997年に公開された、宮崎駿によるスタジオジブリのアニメ映画。このもののけ姫の公開にあたり、構想16年、制作3年という年月を費やしたことでも話題を集める。さらに、興行収入193億円を記録。その当時の日本映画の興行記録を塗り替えた。

原作・脚本・監督・絵コンテまですべて宮崎監督が担当した作品としては、1992年の『紅の豚』以来5年ぶり。

▼アメリカでは残酷映画の位置づけ

『もののけ姫』は、アメリカでは「年齢制限PG-13」が指定され、残虐映画という扱いで公開されています。アメリカは暴力描写に対して規制が厳しく、ジブリ側に残酷な戦闘シーンをカットしてほしいと要望したのですが、ジブリ側は原則ノーカットでの上映を望んだため、結果的にPG-13での公開となったのです。

▼「モロ」と「乙事主」は元恋人だった

モロを演じる美輪明宏さんのアフレコ時、宮崎駿監督はモロの声に女を匂わせるために、「モロと乙事主は、かつていい仲になったことがある。しかし、100年前に別れている」と指示を出している。

300歳の犬神であるモロと、 500歳の最長老である巨大な白い猪神の乙事主は、かつて“いい仲”であり、100年前に別れている元カレ・元カノの関係なのです。

アフレコ時、モロ演じる美輪明宏さんの声に「何か違うな」と違和感を覚えた宮崎監督は、美輪さんに対して「二人は昔、いい仲だったんです」と伝えました。すると、美輪さん演じるモロの声が“女”に変わったのだそうです。言われてみると、乙事主と話している時のモロにはどこか色っぽさが感じられます。

▼「トトロ」とは「コダマ」の進化系である

もののけ姫の本当のラスト、最後の森の中のシーンで登場するコダマ。顔がコクコクっとなるコダマ。このコダマ、トトロになるという設定になっている。

一度死んだ森が長い年月をかけて復活し、そしてコダマに耳がついてトトロになった、そんなイメージなんだと宮崎監督は語っています。

『もののけ姫』の舞台は室町時代で、現在から500年程度前の物語。小トトロの年齢は109歳という設定があるため、コダマが白い小トトロになったというのは見事につじつまが合うのです。

▼「サン」はなぜ山犬に育てられた?名前の由来は?

サンはなぜ山犬に育てられているの?という謎についてです。謎と言うか、作中でモロが解説してくれています。たたら場が、山犬への生贄として捧げた子供が、サンという事です。

「お前にあの娘の不幸が癒せるのか。森を侵した人間が、わが牙を逃れるために投げて寄越した赤子がサンだ。人間にもなれず、山犬にもなりきれぬ、哀れで醜い可愛いわが娘だ。…お前にサンを救えるか」

サンの名前は、1983年に発売された宮崎監督が描いた絵本『もののけ姫』に登場した「三の姫」(三番目の姫)が由来とされている。

▼カヤはアシタカの許嫁(いいなずけ)だった

もののけ姫序盤に登場するカヤ。アシタカが村を出ていく際、「あにさま」と話かけるシーンがある。その言葉から妹から兄へと思いがちだが、その解釈はあくまでも現代でのこと。このもののけ姫の時代では「兄様」とは自分より目上の人に対する敬意を示すさま。

続けてカヤはアシタカに玉の小刀を手渡すシーンがあるが、これは純潔を誓うしるしであり、恋を示す意味を持っている。つまり、カヤはアシタカの許嫁(いいなずけ)だったということです。

宮崎駿監督は伏線として、カヤとサンに同じ声優を当てています。つまり、声で察してくれということでなんでしょうね。

▼「エボシ」と「たたら場」で働いている人たちの裏設定

辛苦の過去から抜け出した女性。海外に売られ、倭寇の頭目の妻となる。そこで頭角を現していき、ついには頭目を殺して金品を持って故郷に戻ってきた。このとき海外(明)で最新式の武器「石火矢」を手に入れ、日本に持ち込んでいる。侍の支配から自由な、強大な自分の理想の国を作ろうと考えている。タタラ場に来る以前に、京都で天皇周辺の人物達と交流を作った。また、タタラ場を世俗とは「無縁」で暮らせる場所にしつつあった。タタラ場は革命家(エボシ)の聖域なのである。この映画で唯一、自然界にとっての悪魔であり、魂の救済を求めていない、つまり「近代人」である。

たたら場で働いている人たちは、エボシが救った「虐げられていた人たち」です。人身売買で売られていた、女性。ハンセン病を患い迫害されていた、ハンセン病患者。エボシはこういう人を救い、引き入れ、人権を与え、たたら場で共に生きています。

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