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注射1本で防げる障害…「コウノドリ」が訴える風疹流行への警鐘

人気医療漫画「コウノドリ」が、2018年に流行している風疹(ふうしん)の回を無料公開した。予防接種を受けていない可能性が高い30代から50代の男性にワクチン接種を訴える内容がネットで話題に。

更新日: 2018年10月12日

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「コウノドリ」が風疹の流行に警鐘を鳴らしました。

nyokikeさん

▼風疹患者が既に去年1年間の10倍…特に30〜50代男性に注意が必要

風疹の患者数は先月30日までの1週間に新たに134人報告され、ことし、これまでの患者は952人と、すでに去年1年間の10倍以上に上っています。新たな患者は4週連続で100人を超えていて、国立感染症研究所は、必要な人はワクチンの接種を検討するよう呼びかけています。

国立感染症研究所は10日、「風疹急増に関する緊急情報」(3日現在)を発表した。2018年の風疹患者の報告数(952人)について、08年の全数届出開始以降では、前回流行した12年、13年に次いで多いと指摘。

ことし、これまでの患者数は952人と、すでに去年1年間の患者数の10倍以上に上っています。

風疹患者の中心は、過去にワクチンを接種しておらず、風疹ウイルスに感染したことがない「抗体を保有していない集団である」と指摘。

30代後半から50代前半までの成人男性の抗体保有率が特に低いことに触れ、「この集団に対する対策が必要である」としている。

なぜこの年代の男性に風疹患者が多くなったかというと、子どものころ、予防接種の対象ではなかったり、対象であっても受けていなかったりして、抗体がない人が多いためです。

・厚生労働省は抗体検査が無料で受けられる枠を拡大している

厚生労働省は2019年度から、風疹の免疫の有無を調べる抗体検査について、30~50代の男性が無料で受けられるよう公費で補助する方針を決めた。同年度予算の概算要求に経費を盛り込んだ。

患者は30~50代の男性が多く、ワクチンの接種歴がないか不明の人が大半。風疹の予防には2回のワクチン接種が有効とされるが、この世代の男性の多くは定期接種の機会がなかったことが背景にある。

風疹にかかったことがなく、ワクチン接種もしていなければ免疫がない。このため抗体検査を無料化して促し、免疫がない人には接種を勧める。

風疹の抗体検査は5000円程度の費用が掛かるが、14年度からは妊娠を希望する女性と同居家族は無料で受けられるよう、国と自治体が半額ずつ補助している。この対象に30~50代の男性も加える。

▼風疹の主な症状…特に妊婦の感染に注意

主な症状は、発熱と、その翌日くらいに小さくて細かい赤い発しんが顔から出始め、全身に一気に広がります。また、耳の後ろや後頭部のリンパ節が腫れて、痛むこともあります。

また目が充血したり関節痛を訴える人も多いということです。大人の患者の3割に、39度以上の高熱が出たという報告があります。一方で、15%から30%人は、感染しても症状が出ないといわれています。知らない間に感染し、周りにいる妊婦にうつしてしまうこともあるのです。

妊婦が感染すると、赤ちゃんが心臓病や難聴、白内障などの障害を持って生まれる可能性があるが、妊娠後はワクチンを接種できない。

妊娠20週までの抗体を持たない妊婦さんが感染すると先天性風疹症候群(CRS)の発症の危険性が高いので、妊娠を希望する場合は、抗体の有無をチェックし、予防接種を受けて、かからないようにすべきです。なお、予防接種後2カ月間は避妊が必要です。

今の子どもたちは2回接種を受けてワクチンの効果を高めていますが、 平成2年4月1日以前に生まれた人は、子どものころに1回しか接種の機会がありませんでした。
専門家は「妊娠を希望している女性は特に2回目を受けてほしい」と呼びかけています。

▼風疹の流行から漫画「コウノドリ」の風疹の回が無料公開されました

講談社の漫画雑誌6編集部が運営する漫画アプリ「コミックDAYS」が11日、公式ツイッターを更新し、首都圏の成人男性を中心に風疹が流行していることから、人気医療漫画「コウノドリ」の風疹の回を緊急無料公開した。

【風疹患者数 昨年の10倍超】首都圏の成人男性を中心に風疹の流行が目立っていることを受け、『コウノドリ』風疹エピソードを緊急無料公開。風疹が妊婦にもたらす甚大な影響とは。 comic-days.com/episode/108341…

『コウノドリ』風疹エピソードが無料公開されています。お時間の空いている時間に読んで頂けると凄く嬉しいです!! https://t.co/87ps8GV44d

公開された風疹エピソードは、胎内にいる際に母親が風疹にかかり、先天性白内障と心室中隔欠損を患って産まれてきた女の子を軸にした物語。

・「コウノドリ」とは?

聖ペルソナ総合医療センター産婦人科を舞台に、産科医や助産師など周産期医療にまつわる人々や、患者である妊婦やその家族などを描いた作品はコミックス累計600万部を突破。

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