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選べない…「金10」ドラマ対決 『大恋愛』VS『昭和元禄落語心中』

毎クール注目される、金曜夜10時のドラマ対決。TBSは戸田恵梨香とムロツヨシの『大恋愛』、NHKは岡田将生の『昭和元禄落語心中』で、共に絶賛されている。ネットではどちらをリアタイ(リアルタイム視聴)すべきか悩む声。

更新日: 2018年12月09日

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aku1215さん

◆岡田将生主演のNHK「金曜ドラマ」『昭和元禄落語心中』

岡田将生が、雲田はるこの漫画に基づくNHKドラマ「昭和元禄落語心中」で主演を務める。

「昭和最後の大名人」と称される落語家・八雲の人生を軸に、戦争の時代を生きた落語家たちの生き様や友情、無二の親友の事故死を巡るミステリーという、濃厚なヒューマンドラマが描かれます。

脚本は羽原大介

八雲の弟子・与太郎に竜星涼、八雲が引き取る助六とみよ吉の遺児・小夏に成海璃子、みよ吉と助六にそれぞれ大政絢、山崎育三郎。

◆落語シーン含めて岡田たちの演技が絶賛されている

岡田は、白髪まじりの頭といったビジュアル面のみならず、貫禄あるゆったりとした動きと口調、他を圧倒する存在感など、その場の空気をも含めて名人・八雲を体現。

随所に登場する落語シーンは、息をのむほどの迫力。落語は、どの噺家がしゃべるかによってまったく別のおもしろさがあり、八雲はクールでじっくりと聞かせる落語、助六は人を惹きつける笑いのある落語、与太郎は若さ溢れるパワフルな落語をそれぞれ披露。

時代背景を丁寧に描くことで、菊比古の心情に視聴者もより一層、感情移入することができる。NHKの十八番とも言えるこの演出には、流石という他ない。

菊比古=後の八雲

◆ほぼ毎クール高評価のNHK「金曜ドラマ」枠作品

『ツバキ文具店』(2017年春ドラマ)

多部未華子がコンフィデンスアワード・ドラマ賞主演女優賞受賞

『透明なゆりかご』は、小さな産婦人科を舞台にした医療ドラマだが、母性と出産の美化一辺倒ではなく、中絶の問題もしっかりと扱う姿勢に志の高さを感じた。描かれるテーマは重たいが、それを見せる演出は静かで淡々としており、だからこその緊張感と凄みがあった。

2018年夏ドラマ

LGBTという時代の潮流を取り込みマイノリティの風俗を描きつつ、かつ純文学に通じる「存在の不安」、人にとって普遍的なテーマをきっちり芯に据えている。見応えがあるのはそのせいでしょう。

『女子的生活』(2018年冬ドラマ)

「この声をきみに」がギャラクシー賞・11月度月間賞を受賞しました!ギャラクシー賞とは、放送批評懇談会が優秀番組・個人・団体を顕彰するために創設したものです。

2017年秋ドラマ

◆実はこの枠、2016年に枠移動しTBS「金曜ドラマ」と被ることに

『コントレール〜罪と恋〜』(2016年春ドラマ)

枠移動後の第一弾作品。脚本は大石静オリジナル。

現在、金曜午後10時にドラマを放送しているのはTBSのみ。同局の「金曜ドラマ」は、そこそこの視聴率を取っているが、ここにNHKが割り込んでくると、安泰とはいえなくなる。

◆今期のTBS「金曜ドラマ」は大石静オリジナル作品

若年性アルツハイマーに冒される女医と、彼女を明るくけなげに支え続ける元小説家の男性の10年にわたる愛の奇跡を描く。

◆こちらの作品もまた絶賛されている

戸田恵梨香とムロツヨシ

「大恋愛」は今季ドラマのなかで最も高い水準のドラマのひとつである。劇中劇ならぬ劇中小説によって、真司の尚に対する愛の深さが語られていく。大石静の脚本の巧みな進行である。

何と言ってもこのドラマ、キャスティングが絶妙。きっぱりと婚約者に別れを告げる女を、戸田さんが体当たりで好演。一方の真司を演じるムロツヨシさんも当たり役。積極的な尚に対して、ちょっと慌てつつ柔らかく受け入れていく三枚目の役。その温かな空気がいい。

大石静は、鈴木京香主演の「セカンドバージン」、石田ゆり子の人気復活につながった「コントレール~罪と恋~」などの恋愛ドラマの名手であるとともに、北川景子の新しい魅力を引き出した「家売る女」のような新機軸のドラマでも知られる。今回のドラマもまた、大石の傑作ドラマの系譜に加えられるのは間違いない。

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