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【中小企業診断士】準備期間は1週間?!最終関門「2次口述試験」まとめ(2018年)

2次筆記試験を勝ち抜いた人が挑む最終関門「2次口述試験」。99%の方が合格するとはいえ、「口述試験を受ける方の発表日」から1週間ほどしか余裕がありません。でもこれを読み行動すれば大丈夫。口述試験の内容、対応策、口述試験対策の日程などについてまとめました。

更新日: 2018年12月10日

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この記事は私がまとめました

2017年中小企業診断士2次試験合格。2018年8月登録。1年目はTAC、2年目は独学→MMCで学習。2018年2月より「中小企業診断士一発合格道場」9代目きゃずとして執筆開始。口述試験対策のノウハウおよび各支援機関・予備校のセミナー日程情報を随時更新しますので、ぜひ「お気に入り」にご登録ください!

Kyazさん

□この記事のもくじ

・いま口述試験のことを知るべき「3つの理由」
・口述試験の日程
・口述試験の合格率は?~統計資料から分かること
・不合格理由の仮説と、取りうる対策
・最低限のコミュニケーション能力とプロ意識が求められている
・口述試験対策 その①情報収集(セミナーなど)/その②事例文の読み込みと想定問答の整理/その③実践!模擬面接
・口述試験対策スケジュールまとめ(受験生支援機関・その他団体編)/(予備校編)

※この記事を書いたのは2018年10月25日。随時アップデートしていきます。一発合格道場に掲載した元記事はこちら→(http://rmc-oden.com/blog/archives/108794
※なお、昨年までの口述試験情報はsu_tabibitoさんによるこちらのまとめ記事を参考にしてください。僕も受験生時代にこの記事にお世話になっていました→(https://matome.naver.jp/odai/2138282469514277601

□いま口述試験のことを知るべき「3つの理由」

謎のベールに包まれた「2次口述試験」。いま口述試験のことを知るべき「3つの理由」をまずお伝えします。(もちろん、試験直前に読まれる方も大丈夫です)

①診断士を志すなら、口述試験は避けられない ※養成課程を除く
②合格発表直後、口述対策セミナーの参加枠は争奪戦になる
③診断士スタートダッシュや受験生支援を志す方にとって、口述対策セミナーは情報収集&人脈づくりに格好の場

□口述試験の日程

【平成30年(2018年)】
口述試験を受験する資格を得た方の発表日 平成30年12月7日(金)
口述試験日               平成30年12月16日(日)
合格発表日               平成30年12月25日(火)
実施地区    札幌・仙台・東京・名古屋・大阪・広島・福岡の7地区
https://www.j-smeca.jp/contents/010_c_/010_c_h30_shiken/H30_nittei.html

なんと、発表日から1週間強しかありません。いったいどうするんだこれ…という声が聞こえます(幻聴?)。

□口述試験の合格率は?~統計資料から分かること

次に、診断協会発表の統計資料を過去5年分漁ってみます。

 平成29年度 口述試験の受験資格者数:830人|合格者数:828人(合格率99.76%)
 平成28年度 口述試験の受験資格者数:842人|合格者数:842人(合格率100%)
 平成27年度 口述試験の受験資格者数:944人|合格者数:944人(合格率100%)
 平成26年度 口述試験の受験資格者数:1,190人|合格者数:1,185人(合格率99.58%)
 平成25年度 口述試験の受験資格者数:915人|合格者数:910人(合格率99.45%)

5年間トータルで、口述試験の受験資格者数:4721人に対して、合格者数4709人。99.75 %の合格率。ここから分かることは、①受験資格を得た人のほぼすべてが合格する。ただし、②極めてまれに不合格になる人が出る、ということです。
↓平成29年度統計資料
https://www.j-smeca.jp/attach/test/h29/h29_2ji_toukei.pdf

□不合格理由の仮説と、取りうる対策

不合格になってしまった方の理由を考えると、大まかに以下3点が思いつきます。

 ①何らかの理由があり試験に行けなかった
 ②試験開始時刻に遅刻した
 ③診断士に求められる最低限のコミュニケーションができなかった

せっかく相当な時間と情熱を費やして口述試験まで進んだとしても、ここで不合格になってしまうのは本当に切ないですし、もったいないとしか言えません。

やんごとなき理由を除き、①②の対策としては、「何があっても会場に向かう」「寝坊だけは避けるためアラームを複数使い目覚め、交通機関遅延のリスクを避けるため十分な余裕時間をみて出発する」「会場が遠い場合は前泊する」などしかありません。最低限、これは対応しましょう。

ちなみに僕の場合、平成29年度(2017年12月)に東京地区で口述試験を受けました。会場は2次筆記試験と同じ立教大学池袋キャンパス5号館。

10時12分からが面接時間、9時42分(30分前)が集合時間でしたが、7時台には池袋に到着して一度試験会場入り口までいった後、近くのカフェに入り心を落ち着けるようにしていました。

会場は寒いので、防寒対策もしっかりしておいたほうが安心です。

③の対策は以下に詳述します。

□最低限のコミュニケーション能力とプロ意識が求められている

口述試験の位置付けを考える上で参考になるものに、診断士養成過程のパンフレットがあります。ここには「中小企業診断士に求められる基本能力(OS)」が分類されています。
https://www.j-smeca.jp/attach/test/h29/h29_2ji_toukei.pdf

養成過程で養うべき能力に対応するものを2次試験で確認しているとすれば…あくまで仮説ではありますが、このように考えられます。

・2次筆記試験では現場感覚(事例にあわせた対応)と戦略的思考力(分析力・論理力・構想力・統合力)を見ているのに対し
・2次口述試験ではコミュニケーション能力(特に傾聴力・説得力)とプロフェッショナルとしての意識(時間遵守・TPOにあわせた振る舞い)が最低限レベルあるかどうかを確認している

(このチャートは能力と意識の両面を再確認するうえでも有用です)。

□口述試験対策 その①情報収集(セミナーなど)

僕の場合は筆記試験の手応えが「全くなかった」こともあり、口述対策は一切やっていませんでした(ホント、反面教師にしてくださいね…)。

このため、口述試験資格者の発表(12月上旬)の直後に「1週間しかない…ッ!」と焦りながら検索しました。「診断士 口述」と。まず手をつけたのはセミナーなどでの情報収集でした。具体的には以下の3点です。

①口述対策の無料動画を見る
②受験生支援団体(一発合格道場、タキプロ、ふぞろいなど)の対策セミナーを申し込む
③予備校の口述対策セミナーを申し込む

①ではTACの無料動画で全体像を把握(発表翌日)、②一発合格道場の対策セミナー受講(発表週の週末)、③MMCの対策セミナー受講(試験直前週の平日)を通して一気に追い込みをかけました。

なお、診断士としてスタートダッシュするうえでの情報収集や人脈づくりを意識している方は、受験生支援団体の開催する口述セミナーはとても有用です。

各団体も、今後の運営を任せられるようなコミュニケーション力が高くやる気に溢れた人を探しています(当然、無理強いすることはありませんのでご安心を)

□口述試験対策 その②事例文の読み込みと想定問答の整理

口述試験で問われる問題には、筆記試験と同様に「知識系(知っているかどうか)」と「分析・助言系(事例を把握できているかどうか)」があります。このため、基本の対策としては「事例文の読み込み」と「想定問答の整理」が有効です。

事例文の読み込みにあたり、ただただ読んでいても眠気ばかり襲ってきてしまうので、事例毎に1~2時間ほどかけて以下のような「整理・分析シート」を作りました。

・企業の基本プロフィール:業種、創業、資本金、従業員数、売上高
・外部環境:顧客、競合他社、市場
・内部環境:事業・商品、生産・技術、組織・人事、財務
・その他:経営目標、事業展開のテーマ、提言・助言できること

そしてその後、各セミナーでもらった想定問答を活用しながらインプットしていきました。

時間の無い方はいきなり想定問答のインプットでも口述試験自体は通ると思いますが、実際の診断実務やコンサルティング業務を想定した場合、整理・分析の作業を疎かにはできません。単に口述を突破するためだけでなく、今後に繋がることをイメージしながらこれらの作業を行いました。

実際に診断士になってからも、インタビューや支援活動などで経営者の方を訪問するとき、このときの整理・分析のやり方が非常に役に立っています。

□口述試験対策 その③実践!模擬面接

Web動画や各セミナーを通して、口述試験にはおおよそ一定のパターンがあることがわかりました。

①面接官は2名ずつ(3名の場合もあり)
②事例Ⅰ~Ⅳについてランダムに問われ、概ね2つの事例から2問ずつ=計4問程度出題される
③面接の持ち時間は10分弱。冒頭の挨拶(氏名、生年月日の確認)を除くと、1問あたり約2分程度
④わからない問いに対して、面接官が助け舟を出してくれることもある

この「約2分」というのがなかなか難しいのです。実際にやってみると痛感しますが、冗長すぎたり、短すぎたりするわけです。

各セミナーでも口述試験対策の模擬面接がありましたが、前日は家族(妻)にも相手になってもらい、姿勢・視線・会話のテンポ・声のトーンなどを確認してもらいました。

大事なポイントと感じたのは2点あり、
・「問いの内容を落ち着いて噛み砕き、できるかぎり論理だてて説明すること」
・「わからないものはわからないで構わない。ごまかさず正直に、ハキハキと振る舞うこと」
です。なんだか新人社会人の研修みたいです。でもこの基本こそが重要なのだと思います。

事例企業について話す、時間感覚を掴む、などにあたっては、模擬面接をいくつかこなして「場慣れする」ことがベタですがやはり有効でした。

ここからはスケジュールまとめです。受験生支援機関やその他の団体が行う口述試験対策は以下のようなものがあります。参考にしてください

なお、どの団体も無料もしくは格安でセミナーや模擬面接を行うため、予約枠はすぐに埋まってしまう傾向があります。

申し込みしたセミナーにはきちんと参加するか、万一参加できなくなった場合は主催団体への事前連絡を必ずしてください。社会人のマナーとして。キャンセル待ちをしている方のためにも。よろしくお願いします。

□口述試験対策スケジュールまとめ(受験生支援機関・その他団体編)

■一発合格道場(←12/8更新)
2次口述試験対策セミナー(←東京にてやります!!乞うご期待)
東京 2018年12月9日(日)14:00~予定 @勝どき区民館
https://www.kokuchpro.com/event/2318e55e41571743cb87baa448a4e3ba/
大阪 実施予定無し
・参加費:1000円(予定)
・12月7日(金)受付開始予定(こくちーずにて) 30名予定→36名に増員しました。
・口述試験対策講義+模擬面接(+17:15~懇親会@魚民 勝どき駅前店 4,000円予定)
※僕の所属している一発合格道場でも口述試験対策セミナーをやります!充実したコンテンツでお届け予定。そして懇親会の間だけは、試験を忘れて楽しみましょう!

■取材の学校(←12/8更新)
口述対策セミナー
東京 12月15日(土) 9:45~@東京 渋谷区勤労福祉会館(30名→40名に増員しました)
https://www.kokuchpro.com/event/e6ac76d25a06285330b534e2b553499f/

大阪 12月14日(金) 18:45~@大阪 産創館会議室C(12名)
https://www.kokuchpro.com/event/fb59330d403933f52233f35791c8c335/

名古屋 12月15日(土) 9:00~@名古屋 ウインクあいち(10名)
https://www.kokuchpro.com/event/846d948c9dac57cf0f0e0945c29916ba/

・いずれも参加費無料(セミナー後の懇親会参加者は別途実費)
・12月7日(金)9時受付開始予定
※僕をはじめ道場メンバーも複数名卒業している、診断士向けの取材・執筆スキル向上のためのスクールです。フレッシュな診断士の多くが門を叩いているこちらでも、口述対策セミナーを企画中です(僕も東京のセミナーメンバーとして、当日参加予定です)

■タキプロ(←12/8更新)
口述試験対策セミナー(東京)
http://www.takipro.com/seminor_information2/takipro_tokyo/
①12月8日(土)10:15- @五反田文化センター(20名)
②12月8日(土)14:15- @五反田文化センター(24名)
③12月12日(水)19:00- @京橋プラザ区民館(20名)
・参加費:500円
・12月7日(金)受付開始予定

口述セミナー(関西)
http://www.takipro.com/seminor_information2/takipro_kansai/
12月12日(水)19:30~21:30 @大阪産業創造館6F会議室CD
・申込期間12月7日(金)AM~12月11日(火)(こくちーずにて)
・定員 20名
・参加費 500円

口述セミナー(名古屋)
http://www.takipro.com/seminor_information2/takipro_nagoya/
12月8日(土)14:00~17:00 (13:45受付開始)
@katanaオフィス名駅(七福神ビル8F) 大会議室(名古屋市中村区名駅南1-14-24)
・12月7日(金)AM受付開始予定(定員10名)

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