闇深すぎ…「カワウソブーム」に隠れた現実

いま空前の「カワウソブーム」ですね。最近、メディアで見る機会が増えているのでは無いでしょうか。そんな中、裏側がヤバいんです。

更新日: 2018年10月28日

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つぶらな瞳、かわいいお手手…

日本で大人気のカワウソ。人気の過熱ぶりはSNSをはじめ、さまざまなメディアを賑わせています

水族館や動物園から、カワウソカフェ…いま大人気ですね。

そのブームの裏側では…

2015~2017年に東南アジアで密輸されようとして押収された59匹のカワウソのうち、半分以上が日本向け

2017年の3件はすべて日本人がタイで逮捕されており、各々10頭を超え、転売をねらった組織的な密輸が背景にあると推察

タイと日本の市場での価格差は300倍もある。

日本では現在、コツメカワウソが1頭100万円以上で売られている。こうした中、出処が不明確なまま、販売されているカワウソも少なくない

密輸ヤバい…

動物園で見たりテレビ番組などで紹介されたコツメカワウソに魅了され、ペットとして飼おうと考える人たちの需要が増え、それが違法な取引を助長している

ネットでの“検索率”も増加しており…

インターネットでの検索ワードを分析したところ、「カワウソ」というワードは2012年以降に増加、とくに2017年以降は顕著に増加

ペットとして人気が出始めてるけど

カワウソは野生動物。多くの専門家が「ペットには不向き」と考えている。

まずペットとして飼う想定がされていません。動物園や水族館では繁殖技術、飼育技術のマニュアルがある程度確立されていますが、一般の方が飼うためのマニュアルは基本的にない

水族館や動物園では毎日トレーニングをして慣らしていきますが、普通のペット以上の忍耐力が必要なんだそう…

飼育には、水浴びや運動ができる広いプールやケージなどが必要なうえ、カワウソは群れで生活するため、多頭飼いが理想

経済的負担が大きい点も、日本で飼うには不向きな理由。

カワウソは肉食獣で鋭い牙も持ち、アナグマなどと同じイタチ科のために凶暴な一面もある

しかも、そのほとんどが…

川の流域など生息地である水辺の自然の開発や、水質の汚染といった環境破壊がその主な理由

ペットとなっている東南アジア原産のコツメカワウソは、国際自然保護連合(IUCN)が作成するレッドリストで「絶滅危惧II類」(絶滅の危機が増大している種)に分類されている

さらに…

多くの動物園・水族館で飼育されているコツメカワウソも、ワシントン条約では附属書II※に入っている

※国同士の取り引きを制限しないと、将来絶滅の危険が高くなる生き物。

(日本に輸入するためには、輸出国の輸出許可証が必要。法律上自宅でペットとして飼うことは禁止されていない。)

日本人は自国のニホンカワウソを絶滅させて他国の別種のカワウソの絶滅まで加担してしまうのか。

研究員は、水族館や動物園で楽しんでほしいと指摘している。

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