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新幹線なら日帰り可能!どこか懐かしくて愛おしい台湾中南部の地方都市「嘉義」に行ってみよう

台湾旅行に行くなら地方都市に行こう!台北や高雄などの主要都市やその周辺は、日本からの直行便もあり、ツアーも豊富。しかし地方都市にはまだまだ日本人に知られていない魅力がある「嘉義」に一度行けば、あなたもハマってしまうはず

更新日: 2018年11月03日

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5年前に初めて台湾に行った際に、あえて何も情報もないままに嘉義に訪れたところ、かけがえのない体験をたくさんすることができた思い出がある。その後高校野球を描いた映画の舞台になるなどしたが、日本人にはまだまだ知られていないこの街を、ぜひオススメしたい!

gudachanさん

台北から新幹線で1時間半の位置にある嘉義

台湾新幹線で首都台北から1時間半。人口は26万人で、東京からの新幹線の移動時間・距離や都市規模でたとえれば福島あたりに似ている

人口26万6183(2000)。東に台湾の最高峰玉山(ぎょくざん/ユイシャン)(3945メートル)と木材の名産地阿里山(ありさん/アーリーシャン)を望み、市のすぐ南に北回帰線が通っている。

新幹線・嘉義駅は町はずれにある陸の孤島状態。しかし、駅にある専用乗り場からBRTを利用すれば、無料で市内まで運んでくれるので安心だ

乗車する時に運転手さんに嘉義へ来る時に使った台湾新幹線のチケットを提示すると、写真のように「普通代幣卡」という無料乗車券を渡されます。受け取ったら車内の奥へ進みましょう。

戦前の高校野球を描いた映画の舞台になった場所

戦前に嘉義農林学校(現・国立嘉義大学の前身)が甲子園に出場した実話をもとにした映画が作られたことがある。この舞台が、嘉義の街だ

「KANO~1931海の向こうの甲子園」は、日本統治時代、嘉義農林(カノー)高校野球部の物語。台湾地方都市の、しかも弱小野球部が、日本人や漢族などの民族の違いを乗り越え、1931年、ついに甲子園出場を果たし、しかも決勝まで勝ち残ったという、実話を元にしています。
映画では日本と台湾の実力派俳優の共演も実現し、カノー野球部監督・近藤兵太郎役には永瀬正敏が、台湾の農業発展に尽力した八田與一役を大沢たかおが演じています。台湾で2014年に封切られ大ヒット。2015年1月には日本でも上映されたので、ご存じの方も少なくないのでは。

台湾におけるお茶の名産地として有名

嘉義の阿里山で育てられたお茶。繊細な味わいは日本人好みな感じだ。本場のお茶は新幹線駅構内のお土産店でも購入可能だ

茶畑は台湾の嘉義(ジャーイー)県にあります。標高1,000m前後の茶畑です。標高が高いので涼しく、朝晩の寒暖差が大きいのも特徴です。霧や雨が多く日照時間が短いのでお茶の木がゆっくり育ち、美味しいお茶の葉が収穫できます。

嘉義に訪れたら絶対に欠かせないスポットが「嘉義公園」

街の東側に位置する嘉義公園は明治時代に開園した歴史ある都市公園。市民のオアシスとして100年以上経った今でも親しまれている

日本統治時代の1910年に開園し、「嘉義公園」と名付けられた。日本が敗戦すると、「中山公園」に改名されてしまうが、1997年に現在の名前に戻された。

公園の一角は、戦前に地元を代表する神社だった。社務所は市の郷土資料館となっているほか、手水舎が最近になって復元されている

社務所・斎館は当時の純日本風の木造建築のまま残されており、2001年1月5日、嘉義市史蹟資料館として一般公開を始めた。かつての境内地は嘉義公園となっており、手水舎、参道、石燈、狛犬なども現存している。
2015年7月8日には嘉義市文化局が、これまで水の流れが途絶えていた手水舎に水を引いて手水舎としての機能を復活させている。

神社の名残がたくさん残っているのだが、参道を歩いた先にあるのは「射日塔」。実は本来ここにあった社殿は残念なことに1990年代に火事で焼失してしまったのだ。新たに作られたのは、街並みを見渡すことのできるタワーだ

嘉義市の市花が敷きつめられた円形の建物は、忠烈祠の跡地で、高さ62mの射日塔の10階と最上階の11階には、嘉義の全景を360度展望でき、山の美しさに目を奪われることでしょう。

公園から歩いて行ける距離の「檜意森活村」も行ってみよう

お茶とともに阿里山の特産品だったのがヒノキだ。山から下ろしたヒノキの集散地だった場所は、現在、和風情緒漂うスポット「檜意森活村」として再生されている。入場は無料だ

嘉義市の「檜意森活村」は老朽化した建物を生き返らせた。日本占領時代、同市は阿里山森林鉄道の起点で、木材の取引の集散地だった。同鉄道の北門駅西南及び北門街、共和路一帯の3.45ヘクタールには、コンクリートブロックで作られた建物1棟と木造建築27棟がある。社会と経済の発展及び林業政策の転換に伴い、阿里山における木の伐採は廃れたが、100年近い歴史を持つ建築物は今も残る。

檜意森活村の隣接地には瓦屋根の木造駅舎が自慢の阿里山鉄道の北門駅がある。ヒノキはここに集約されたのちに日本に運搬され、靖国神社や明治神宮をはじめとする全国の社寺などの建築に用いられた

台湾のヒノキは日本と深いつながりがあって日本のさまざまな建造物に利用されました。
ヒノキを阿里山から運び出すのは簡単ではありませんでした。阿里山鉄道はヒノキの運搬のために敷設された鉄道です。阿里山から運び出されたタイワンヒノキはいったん北門駅に集められ、それから日本へ輸出されました。

村にはヒノキ造りの日本家屋がいくつもあり、日本時代当時の暮らしを再現した古民家や、映画「KANO」ロケに関する展示施設、地元のクリエイターによる展示や販売の場やカフェなど、無数の楽しみがある

現在は観光マーケットに転換し、個性的なショップが多数並んでいます。特色あるお土産、コーヒーショップ、オリジナルな飲食店、展覧会、レトロおもちゃ、アンティークショップ、旧時嘉義館など、まるでタイムトンネルを抜けて来たかのように、懐かしい風情が漂っています。 公衆浴場と個室のお風呂も設置され、かつての日本時代の雰囲気を再現しています。建物はそれぞれに特徴があるので、じっくりとご覧になってください。

戦前の日本にタイムスリップしたかのような園内はレンタル浴衣で歩き回ることもでき、若者なんかが自撮りを楽しんでいたりする。親日家の多い台湾らしい光景だ

村の中を歩くのには趣向を変えて浴衣に着替えるのも楽しいですね。背景となる日本建築の住宅ともちょうどマッチングして気分も最高。村の中に浴衣のレンタルショップがあるので借りるといいでしょう。2時間借りると大人の料金は550元です。200元プラスすると髪の毛のセットもしてもらえて違う自分を発見できますよ。もちろん男性用も。

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