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台湾と韓国の温泉って何が違うの?

海外旅行も温泉旅行もいっぺんに楽しみたい人必見。実は日本のすぐとなりの台湾と韓国には温泉地が存在している。しかし日本国内とも異なる独自の温泉の常識の違いがあるので、興味がある人はぜひ心得ておきたい

更新日: 2018年11月05日

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この記事は私がまとめました

日本時代に持ち込まれ、戦後独自に発展した台湾と韓国の温泉文化の違いをまとめました

gudachanさん

日本統治時代に温泉開発が進んだ台湾と韓国

火山大国の台湾。当然温泉もたくさんある。明治時代の北投温泉を皮切りに、全土で温泉開発が進んだ

台湾は日本と同じ火山国、台湾全土には、約170か所もの温泉地があると言われています。
また、温泉の泉質は全部で6種類。ほとんどが、硫黄泉と炭酸泉ですが、ドロ温泉といわれる鉱泥濁泉や鉄泉などもあります。
1894年のこと、ドイツ人のQuelyによって、北投で初めて温泉が発見されたのが台湾の温泉史の幕開けです。その後日本統治時代になり、日本の温泉文化が台湾に伝わりました。

日本や台湾と比べ火山は少ないものの、主要な温泉地が国内の各地にある。ソウルから日帰りできるものや、釜山市内のものもある

日本のように火山は多くない韓国ですが、実は有名な温泉地が全国各地にいくつかあるんですよ。
代表的な温泉地は、
・忠清南道 牙山(アサン)市 オニャン温泉(온양온천:温陽温泉)
・忠清北道 忠州市(チュンジュ)市 スアンボ温泉(수안보온천:水安堡温泉)
・釜山広域市 トンネ温泉(동래온천:東萊温泉) 
・大田広域市 ユソン温泉(유성온천:儒城温泉)
などがあります。

温泉街が違う!

親日家で知られる台湾人。日本統治時代の旅館などが今も残るほか、新しいスポットもあえて和風な雰囲気で作るので、日本の温泉街そっくりの情緒を楽しむことができると現地の人々にも好評だ

日本統治時代に開発された温泉地は、どこか日本の温泉街のも通じる雰囲気が残っており、日帰りでも泊まりでも楽しむことができます。

多くの温泉は市街地にある。銭湯や温泉宿の立ち並ぶ場所だろうとも、普段の歓楽街と同じ雰囲気。韓国らしい異国性はあるが、「温泉街」の特別感はない

韓国は安定陸塊に位置しているため活火山が少なく、温泉地といっても市街地にあるものがほとんど。温泉街を歩いても普通の街みたいで、ゆかたがけで外湯に出かける、なんて風情を求めることはできません。また温泉浴場そのものも普通のサウナと変わりがなく、露天風呂も少数派。

お風呂も違う!

熱帯気候の台湾ではアツアツの風呂に長く入る文化はない。そもそも浴槽のある風呂に入る習慣が現代では珍しく、欧米の温泉地(いわゆるスパ)のようなプール形式の入浴が基本だ

台湾は日本ほど寒くないため、日本のように熱い湯につかって温まるのではなく、ぬるま湯に長時間つかって水遊びを楽しむ感覚で親しまれています。そのため、多くの浴場は水着を着用して老若男女問わず同じ湯に入ります。温水プール感覚ですね。ただ、温泉なので効能はもちろん期待できます。

台湾に比べると、裸で入る風呂が基本の韓国だが、温泉だからといって露天風呂があるわけではなく、銭湯や健康ランドのような形式が大半。露天の場合は台湾同様水着着用となる場合が多い

文化とは文字通り「文」が関係する。文は言葉(単語)のつながりで構成されるのであるから、言葉が違えば文化が異なる。例えば日本と韓国のように、隣接した国でも言葉が大きく違うので、文化はまるっきり違うのである。日本人が開発したという温泉でさえも、今では脱衣所や浴室での風景にかなりの違和感を覚えるのである。

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