1. まとめトップ
  2. エンタメ・カルチャー

通勤時間に手軽に読める!ショートショートより短い超短編集6選

長編小説は長くて読みづらい。でも短編も通勤時間で読むには少し長い。そんなあなたにオススメなのがショートショートより短い物語の数々です。書き出しだけを集めたもの、54字で完結するもの、一行で語られる怪談など、どれもぱぱっと読めるものばかり。隙間時間に物語を楽しみたい方にオススメ!

更新日: 2018年11月09日

149 お気に入り 13900 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

gesyutarutoさん

■書き出しが本編!?続きは自らの想像力で補え!

編集:天久聖一

「書き出し小説」というタイトル通り、冒頭だけを集めた作品集。一行から数行という短い文章で、物語の始まりを予感させる書き出しが描かれている。

元々は「デイリーポータルZ」主催の「書き出し小説大賞」から始まった文学スタイルで、WEB公募によって寄せられた作品の中から厳選した話を集め、書籍化したのが「書き出し小説」となる。
第二弾として「挫折を経て、猫は丸くなった。: 書き出し小説名作集」が出版されている。

ちなみに「書き出し小説」の公式サイトでいくつかの作品を読むことができる。

最初の1行を読んで、その後の結末を考えて、ニヤニヤして、また次の物語の最初の1行を読んで...とても気に入ってます!

書き出しというが、もはやここまでいくと「ワンフレーズの楽しさ」を極める文章の芸術。この先を読みたくなる作品と、フレーズだけで完結している作品があり、前者の方が好みではあるけど、面白さは共通

■たった54字で紡がれるゾクリとする物語

著者:氏田雄介 イラスト:佐藤おどり

9マス×6行の原稿用紙に綴られた「#インスタ小説」を書籍化した作品。54文字の物語が、全部で90話収録されている。

「あたりまえポエム」で一躍話題をさらった著者が送る短い物語。

「意味がわかるとゾクゾクする超短編小説 ゾク編 54字の物語 怪」という続編あり。

爆笑する本でもじっくり読む本でもなく、片手間にクスリとするような本ですが、ひまつぶしにちょっと読んでみるのもいいかと思います

たったの54字で物語を物語っているのが単純にすごいなって思った。 54字でここまでゾクゾクさせられるとは…!!!

■ほぼ100字に収められた奇妙な世界観とストーリー!

著者:北野勇作

著者のルーティンワークとして、ツイッターに掲載されている【ほぼ百字小説】を書籍化したもの。1000を超える作品の中から厳選した130話を収録。

作者のツイッターを検索すると、本作に収録されていない「ほぼ百字小説」を読むことができる。

起承転結の特に「結」がないので想像力が働いたり、不穏な空気になったり、とにかく全体にシュール。イラストもなかなかいい

一気に読めてしまうけど、読み終わったらまた始めから読みたくなる。読めば読むほど不安感が増していくような、ちょっぴりホラーだったり、ちょっぴりSFだったりする物語群

■三百字の中にオモシロさがぎゅっと凝縮!

著者:川又千秋

「極短小説」に刺激を受けた著者が、日本語版の「極短小説」として考えたのが「三百字小説」である。

三百字きっちりのものから、三百字に満たないものまで、様々なバリエーションの物語が収録されている。

SSよりさらに短く、小咄やジョークになってしまいにくい長さ、ということで300字制限の小説集

■多彩な恐怖を味わえ!一行でじわじわとくる怪談話

著者:吉田悠軌

一ページにつき、一つの物語が掲載されている怪談集。「一行怪談」と銘打たれている通り、一行、または一文で終わる物語が二百話近く載っており、そのバリエーションは様々。
怖いものから捻りのあるもの、詩のようなものからショートショート的なものまで、多種多様な怪談を味わえる作品集。

「一行怪談(ニ)」も発売されている。発売記念として「一行怪談創作コンテスト」が開かれており、「#一行怪談創作部」のハッシュタグで検索すると読むことができる。

イマイチなのと、ゾクッとするのと、意味が分からないのと、「で?」と思ってしまうのと、いろいろあるが、さくっと読めるので、楽しい

毎ページごとに恐怖の毛色が違うので、ニヤニヤドキドキゾワゾワと感情の起伏が休みなく襲ってきた

■五十五語という制限が織り成す魅惑的な物語

編集:スティーヴ・モス ジョン・M・ダニエル
和訳:浅倉久志 絵:和田誠

アメリカで開催されたSSコンテストの作品をまとめたもの。五十五の単語を使うというルールで書かれていて、和訳の都合上、日本語文においては二百字以内という制限になっている。

プロやアマチュアなど様々な作家の物語が157編収録されており、中にはスヌーピーの作者の話もある。

言うなればTwitterで他人の呟きを垣間見るような感覚で、時と場所を選ばずどこからでも一篇読める手軽さは尊い

五十五語というあまりにも短い制限で物語が語られている。けれど極限まで研ぎ澄まされた刃のように一つ一つが鋭く、どれにも巧みな着地点が仕込まれている

1