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使い分けてる?「存じております」と「存じ上げております」|知っておきたい敬語知識

「存じ上げております」と「存じております」違いがあるって知ってましたか?

更新日: 2018年11月14日

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「存じ上げております」と「存じております」違いがあるって知ってましたか? ビジネスシーンで頻繁に使われる言葉なので、違いを知ってしっかり使い分けたいですね。

radio_radioさん

▼確認しておきたい、尊敬語・謙譲語・丁寧語

① 尊敬語とは?
相手をうやまって使う敬語の一種。
相手の行為にたいして使い、自分の行為には使わないことが基本。

② 謙譲語とは?
自分をへりくだって下にすることで、相手への敬意をあらわす敬語。
自分の行為に使い、相手の行為には使わないことが基本(例外あり)。

③ 丁寧語とは?
いわゆる「です・ます」口調のこと。

▼「存じております」の意味

「知っています」「既知」といった意味合いのへりくだった表現。「存ずる」「居る」がそれぞれ謙譲表現で、かなり畏まった場で用いる。

「知っている」の謙譲語ということですね。
謙譲語=知っているのは「自分」なので、相手の行為・行動を指す場面では使いません。

▼「存じ上げる」の意味は?

「上げる」ということは、持ち上げるべき相手がいるということ。従って、知っている対象が人であるときは、「存じ上げている」となります。

「存じます」よりも丁寧な表現となる「存じ上げます」ですが、知っている対象が「人」である場合のみ使える言葉となるため注意してください。「知っている」対象が物や出来事である場合に、謙譲の意味を強める「上げる」を使うと過剰な敬語表現となります。

つまり、対象が人の場合=「存じ上げる」なんですね。

▼使い分けの例

実際の使い分けの例をまとめてみました。

存じております。

1. その件は存じております。
2. 開催場所は存じております。
3. デザインが変更になることは存じております。

知っている対象が物である場合には「存じております」

お客様から、「うちの会社は本社が銀座なんですよ。ご存知ですか?」と聞かれたら?
×「はい、存じ上げております」
○「はい、存じております」

会話の中でも物が対象の場合は「存じております」になるんですね。

存じ上げております。

1. お名前は存じ上げております。
2. 佐藤様のことは存じ上げておりません。
3. あなた様のご高名はかねてより存じ上げております。

対象が人(その人物を知っているなど)の場合は、「存じ上げております」になるんですね。

▼覚えておきたい、その他の敬語知識

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