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21世紀に入って苦戦が目立つ神奈川県ローカルチェーン しかしテコ入れに成功した企業もある

県としては最大の人口を有し、東京首都圏のベッドタウンとして消費旺盛な住民に恵まれた神奈川県。しかし平成以降、とくに2000年に入ってから、同県内および周辺地域に特化していたローカルのチェーン店が姿を消すことが後を絶たなくなっている。しかし中にはテコ入れに成功した企業もあるようだ

更新日: 2018年11月18日

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もともと人口が多く豊かで成熟した市場があったがゆえに、バブル崩壊後の長期不況とデフレ時代に生き残れずにいる神奈川県ローカルチェーン。しかし、中には存在感を示し、起死回生を進める企業もある

gudachanさん

神奈川県から消える神奈川ローカルチェーン

元々、コンビニエンスストア「スリーエフ」は、スーパーマーケット「Fuji」の株式会社富士スーパー(現・株式会社富士シティオ)が、1979年(昭和54年)8月にコンビニエンス事業としてスタートさせた。同年11月に、神奈川県横浜市磯子区に1号店・栗木店を出店。その後、現在に至るまでに店舗展開。1981年(昭和56年)2月には、株式会社スリーエフを設立して分社化した。本部は神奈川県横浜市中区日本大通に所在する。
かつてはいしだあゆみの『ブルー・ライト・ヨコハマ』を引用しながら「ヨコハマ生まれのコンビニ」と宣伝していた時期もあった。

実は近年神奈川ローカルチェーンは姿を消す一方にある

神奈川県内では当たり前に存在していた小売りチェーンは次々と姿を消している。ディスカウントストアを中心に、家電量販店、食品スーパーなど、中には県内のどこにでも店舗があったり、テレビCMを流していた企業も容赦なく失われていった

▼▼しかしすべてが斜陽化するわけではない

競合のような大型多店化を選ばず独自戦略で生き残る「ノジマ」

家電チェーンといえば、北関東系企業のように大型店を全国展開させて薄利多売に特化するもの。神奈川県の家電チェーンはその犠牲で廃業したが、ノジマはあえて大型化・多店化を選ばず「質」重視の経営姿勢を続け、一時のピンチを乗り切り、売り上げを伸ばしている。カンボジアに進出するなど、ほかのチェーン店にはない独自の経営姿勢もある

2018年4―9月期業績予想の上方修正を好感した。連結純利益は60億円から72億円に引き上げた。昨年グループ入りした子会社ニフティとのシナジー効果が出たことに加え、猛暑の影響でエアコンなどが好調に推移した。

同社は、メーカーからの派遣に頼らず、自社の正社員やパート社員が顧客に対して丁寧な商品説明を行うことを販売の特徴としている。野島社長は「一つ一つの商品の説明はできても、これをつなげることによってどうなるか、説明できる人は他社にはいない。コンサルティング営業によって、消費者のニーズに合わせ、モノやことを融合して販売できる」と指摘、IoT時代にはノジマの販売力がより強みになると話す。

同社は、ベトナムの家電販売、チャンアインデジタルワールド社の株式を追加取得し、保有比率を30%に高めた。また、カンボジアには現地法人を有している。

大復活を遂げたご当地ファミレス「ハングリータイガー」

約半世紀もの長きに渡り、神奈川県民の熱狂的な支持があるハンバーグレストランチェーンのハングリータイガーは、食中毒やBSE問題があった2000年代前半に窮地に追いやられたことがある。その後の経営改革が奏功し、今では大復活を遂げた

その創業は「すかいらーく」より1年早い1969年。当時のハングリータイガーは、他の外食チェーン店が全国展開を目指したのと同じように、全国展開を目論み、東京・六本木や千葉などに店舗を拡大していったという。ところが、そんなハングリータイガーは、思いもよらない事態に巻き込まれる。

2000年2月にO157による食中毒事故が発生。さらに翌年には、国内でBSE問題が注目を集めることになり、経営が著しく悪化。ハングリータイガーは、倒産こそ免れたものの、グループで33店舗あった店を、わずか3店舗にまで縮小する事態に陥ったのだ。しかし、この店舗の大幅縮小が創業者の井上を変え、ハングリータイガーを、より強く、客からの信頼を勝ち取れる店に変貌させたという。

過重労働が問題となる外食業界にあって、ハングリータイガーの従業員はみんなイキイキと働いている。井上は早くから働き方改革を実施。従業員が幸せに働ける環境を作ってきた。
例えば勤務シフトは全員が週休2日制。さらに年に2回は4連休をとっていいことになっている。しかも4連休をとった時は3万円のお小遣いまで貰える。

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