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最近、美容医療業界でよく聞く人気のピコレーザーとは?

最近、美容医療業界で人気の「ピコレーザー」について解説します。

更新日: 2018年11月21日

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この記事は私がまとめました

開院50年以上の実績の京都府下京区にある河合皮膚科美容外来です。

最近よく聞くピコレーザーとは?

従来のしみ治療で使用されていたナノ秒レーザーである「Qスイッチレーザー」は、メラニンにレーザーを照射することで熱を発生させて色素を破壊するため、痛みが強く、ヤケドのリスクや炎症後色素沈着を起こすことも多いものでした。
ピコ秒レーザーである「ピコレーザー」は、ナノ秒よりもさらに超短時間で照射することができるため、熱作用がほとんどなく、衝撃波でメラニン色素を粉砕することができます。
熱作用がほとんどないため、痛みが少なく、ヤケドのリスクが減り、炎症後色素沈着を起こしにくいのが特徴です。
また、衝撃波でメラニン色素を粉砕することでこれまでのレーザーでは除去の難しかったシミやタトゥーも、少ない痛みで・早く・綺麗に除去できることが大きな特長です。

ピコ秒とは?パルス幅とは?

パルス幅とは、レーザー機器から出るレーザー光の照射時間の長さ、のことです。
「ピコ」とは、よく耳にする「ナノ」の1000分の1という極めて小さい大きさの単位です。1ピコ秒というのは、1兆分の1秒のことになります。
そのパルス幅(照射時間)は、従来の機器では約10ナノ秒が限界とされていましたが、ピコレーザーの登場によりパルス幅が従来機器の1/100~1/1000と格段に短時間で照射できるようになりました。

パルス幅が短いと何がいいの?

ピコレーザーなら、従来のレーザーでのナノ秒よりもさらに超短時間で照射することができるため、熱作用がほとんどなく、衝撃波でメラニン色素を粉砕することで熱作用がほとんどないため、周辺組織へのダメージが少ないのです。
また、レーザーの照射によって発生する熱が少ないので、従来のレーザーよりも格段に少ない痛みで治療ができ、炎症性色素沈着などの合併症のリスクもぐっと抑えられています。

おすすめの機器は

ピコシュアレーザーです。
ピコシュアは755nm(アレキサンドライトレーザー)の波長を使用するため、他の1064nm(ヤグレーザー)のピコレーザーに比べ、メラニン色素に対する吸光度が3倍と高いため、低エネルギーでも非常に効果の高い治療ができます。
そのため、周辺の健康なお肌に影響を与えることなく、色素のある部分に選択的に働き、効果的にシミやタトゥーを除去することができます。

革新的なテクノロジーによる、シミ治療の新しいゴールドスタンダード

「シミ」「しわ」「ニキビ跡」米国FDAの認可を取得

ピコシュア(PicoSure)は、レーザー業界世界最大手の米国サイノシュア社が世界で初めて開発したピコレーザーで、他社にもピコレーザー(enLIGHTen:エンライトン、DiscoveryPICO:ディスカバリーPICO、PicoWay:ピコウェイ)が存在しますが、ピコレーザーの中で唯一、「シミ」「シワ」「ニキビ跡」「入れ墨(タトゥー)」の全ての分野でアメリカFDAの認可を取得しています。

ピコスポットについて

ピコレーザーは、通常のシミ(老人性色素斑)をはじめ、ほとんどのシミ・あざ、そしてタトゥー・入れ墨の治療に高い効果をもたらします。
現在多くのクリニックでシミ治療・タトゥー除去に用いられているQスイッチレーザーと比べて、パルス幅(照射時間)の極めて短いピコレーザーは、肌へのダメージが圧倒的に少なく、早く・綺麗に・痛みなく治療できることが特長です。
通常のシミであれば一度で治療が完了する場合がほとんどですし、タトゥーの除去の場合でも、これまでのレーザーより少ない治療回数で早く綺麗に除去することができます。
また、余計なダメージを周辺組織に与えない ので、従来のレーザーよりも痛みを最小限に抑えることができます。

ピコトーニングについて

ピコトーニングとは、「ピコ秒」という極めて短い照射時間で、最小限のレーザー出力で、肌へのダメージを最小限にしつつ、さらに従来のレーザートーニングよりも高い効果があるという画期的な治療です。
レーザートーニングとは、弱いレーザーを肌に当ててメラニン色素を少しずつ分解・排出していく治療のことで、通常のレーザーや光治療では逆に悪化してしまいやすい肝斑の治療に効果的であるほか、肌全体のくすみを取り除いて、高いホワイトニング効果を実現することができます。
ピコトーニングは、1回でも肌がワントーン明るくなるなどの効果を感じていただけますが、肝斑やシミ・そばかすの治療効果を実感していただくためには、複数回の治療が必要です。
元々レーザートーニングは痛みやダウンタイムの少ない治療ですが、レーザーの出力を上げると痛みや赤みが生じたり、時に点状出血が出たりすることもあります。
「ピコ秒」という極めて短いパルス幅(照射時間)によるピコレーザートーニングでは、熱ではなく衝撃波でメラニンを粉砕させて色素を除去することで、痛みや内出血のリスクがかなり抑えられ、また従来のレーザートーニングよりも早く(従来の半分の回数)効果を実感することができる点も、ピコレーザートーニングの魅力の一つです。

さらに、当院のピコシュアによるピコトーニングが他社のピコトーニング(YAGレーザー)よりも優れている点としては、ソバカスや日光黒子にも効果的という事です。
YAGレーザーによるトーニングでは1064nmの波長を使用しているためソバカスや日光黒子には効果が出にくいことが多いです。ピコシュアによるトーニングでは755nmの波長を使用するためソバカスや日光黒子にも効果的です。

ピコフラクショナルについて

ピコフラクショナルレーザーによるお肌の若返り治療。
従来のフラクショナルレーザーでは、皮膚表面に極小の穴を明け、肌を再生させる方法で、照射の痛みが強くダウンタイムが発生するというのが弱点でした。
ピコシュアによるピコフラクショナルはパルス幅が短く高密度のレーザーを照射することで、衝撃波により表皮内に微小の空洞を作ることで真皮層に刺激を与え、コラーゲン・エラスチンを増加させ、小じわやニキビ跡・毛穴の開きを改善させます。
熱ではなく衝撃波による肌へのアプローチなので、痛みは最小限になり、点状出血を引き起こすことは少なく、ダウンタイムも約1日程度と非常に短くて済みます。
シミやソバカスなどの色素病変の改善にも効果があります。

ピコフラクショナルレーザーはお肌の若返りに特に効果の高い治療です。
痛みやダウンタイムが従来のフラクショナルレーザーよりも改善したので、今まで断念していた人も施術が受けやすくなりました。

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