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分身ロボットカフェ期間限定オープン!重度の障がい者が在宅で接客

寝たきりや、難病で外出が困難な人が遠隔操作でロボットを操り、自宅にいながら働くことができる分身ロボットカフェが期間限定でオープンしました。重度の障がい者の労働範囲の拡大が期待されています。

更新日: 2018年11月29日

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yutaganbareさん

障がい者がロボットを操作して働くロボットカフェがオープン

日本財団、株式会社オリィ研究所、ANAホールディングス株式会社は一般社団法人分身ロボットコミュニケーション研究会と協働して、「分身ロボットカフェ DAWN ver.β(ドーン・バージョン・ベータ)」を障がい者週間に合わせて11月26日から12月7日までの期間限定で開くと発表し、26日に記者会見とテープカットを行なった。

このカフェの最大の特徴は、店員がすべてロボット「OriHime-D」であること、それらロボットを遠隔操作しているのが寝たきりや、難病などで外出することが困難な人たちと言う点だ。

本カフェは、ALS(筋萎縮性側索硬化症)患者や脊椎損傷者など、これまで就労の対象として考えられなかった重度障害者が分身ロボット「OriHime-D(オリヒメディー)」を遠隔操作することで、自宅にいながら働く実験カフェです

まだ実験段階でロボットの機能は制限されている

今回カフェで実装される「OriHime-D」は、うなずく、運ぶなど最低限の機能に制限されている。様々な機能を詰め込むのではなく、来店客にアンケートをとり、実際に寄せられた改善要望を元に機能を追加していくことで、アップデートを図るという。

接客をする患者らはカメラやスピーカーを内蔵した分身ロボットを、インターネットを通じて遠隔操作し、在宅のまま客の注文を受けたりコーヒーを運んだりします。話すことができない重度の患者でも目の動きでロボットを動かしたり会話をしたりすることができます。

分身ロボは身長120センチメートルでスピーカーやカメラ、マイクを内蔵し、底部に移動用のローラーを備える。客の注文を聞き取り、盆に載せた飲料を客席まで運ぶ。

重度の障がい者が働く範囲が広がる

テレワークで働ける時代だが、テレワークで働くことはかなり難しい。専門知識がなくてはできなかったことが、肉体があればお店に来ることやものを持ってくること、カフェで働くことができるようになる。私たちはこれを「アバターワーク」と呼んでいるが、その方法であれば(障がい者)はもっと社会参画できるはずである。

「AIでいいところはAIでもいいが、働きたいと思っている人がいるのなら、そこをAIにする必要はないと思う。みんながやりたいことを実現するためにテクノロジーもお金もあると思う。今回、"働くってなんだろう"とか、"寝たきりになってまで働かせるのかよ"というコメントもあったが、そういう議論が生まれること自体に大きな意味があると思う。カフェを通して、働くって何、生きるって何、お金って何、といったを感じてもらえたら、やった甲斐がある」

開発者の吉藤健太朗・オリィ研究所所長のコメント

日本財団の笹川陽平会長は「障害のある人が健全な形で参加できる社会こそ1億総活躍社会。障害者は公的な支援がなければ生きていけない、という誤った考えを正していく必要がある」と指摘。

技術の進化が障がい者の意思疎通・社会参画を助けている

視線入力装置は主にALSなどの重度の障がい者の意思疎通に使われています

重い障害のある人が、意思疎通の手段として自らの目の動きでパソコンを操作する「視線入力装置」の普及が広がりつつある。

視線入力とは、画面に表示している文字を見るだけで、眼球の動きを装置で受信し、文字が入力できる技術だ。

視線入力装置がローコストになり,たいへん身近になりました。
たとえば,視線入力を実現するための一式は すべてAmazon でそろいます。

LINEのClovaで目的地を設定すると、声でルートを案内してくれるというサービスもできます

一般社団法人PLAYERSがWHITE社と共同開発を行った視覚障害者向けサービス「VIBLO by&HAND」は、発信機を内蔵した点字ブロック「VIBLO BLOCK」とLINE ClovaとLINEボットを組み合わせて、声だけで人を誘導するというものです。

「VIBLO by &HAND」は、点字ブロックをテクノロジーでアップデートし、視覚障害者が一人でも安心して外出でき、より自分らしく豊かな生活を送れるようになることを目指したサービスです。

使い方は、まずClovaにて「VIBLOでお出かけ」を立ち上げ目的地を設定すると、出発地から目的地までにあるVIBLO BLOCKにルート情報が反映されます。

Xperia Ear Duoを装着して目的地に進みVIBLO BLOCKに近づくと、ルート情報を受け取ったLINEが、目的地までの道順案内をLINEメッセージと音声で伝えます。

視覚障害者がルートを外れてしまったときやトラブルが起きたときは、LINEのビデオ通話機能とスムーズに連携し、代わりの目となってサポートすることも可能です。

スマートフォンをかざすと商品の情報を読み上げてくれる技術も開発されています。

インテックは、視覚障がい者の買い物を支援するツール「音声読み上げスキャナ」を開発した。専用ソフトをダウンロードしたスマートフォンを利用し、スマホのカメラ機能で店頭の商品を写すと、音声で商品名など商品情報を読み上げる。

高精度な画像認識技術に加え、スマートフォンの画面が見えなくても商品を正しく写すことができる独自開発のフレームイン技術により、視覚障碍者のショッピングをサポートします。

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