1. まとめトップ

政治家や官僚もビジネス書として愛読!?大人を魅了する「ゴルゴ13」のプロ意識の高さとは?

これだけ大人に愛読されている漫画はないです。殺人を生業とするゴルゴ13ですが、その人殺しをすること以外すべて客観的な視点でものを見ており、どんな思想やイデオロギー、権力にも影響されないメンタルの強さ、そして仕事に対するプロ意識の強さ、そしてその時代の世界情勢が見事にまとめられているのも魅力です。

更新日: 2018年12月16日

2 お気に入り 4876 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

egawomsieteさん

■ゴルゴ13

『ゴルゴ13』は本名、年齢、国籍、経歴などまったく不明な超A級スナイパーである主人公の活躍を描いたハードボイルド漫画です。
主人公は、デューク・東郷(Duke Togo)と呼ばれることが多いですが、これはおそらく偽名。コードネームがゴルゴ13であることから、頭文字をとってGと呼ばれることもあります。自らをゴルゴと称することは滅多になく、また依頼に合わせてその他の名前を名乗ることも多いです。

■正体不明という設定だったが・・・。

当初、ゴルゴ13ことデューク東郷は正体不明という設定でした。

が、177巻も連載していればぽろぽろと情報が把握されつつあります。

出生や年齢は不明ですが、身長は182センチ、80キロと判明しています。

また器用で両腕で狙撃できるものの、利き腕は右だそう。

血液型はA型。もちろん血液型占いなんかない時代のキャラクターですが、むしろここまで緻密で実直な男がA型というだけで血液型占いの信ぴょう性が上がりますね。

M16ライフルを愛用していますが、これは依頼を基本的に一人でこなすため、狙撃専用の銃ではなく様々な用途をこなせるM16を愛用しているとの事。

拳銃やその他のライフル銃、時には弓矢までなんでも使いこなせます。

■名言の数々

独特の名言は死と隣り合わせな世界、プロ意識から出るものなのでしょう。

・残る40%は”運”だろう・・・・な・・・・・・・。

コミックス66巻「ロックフォードの野望」より。

仕事を成功させる条件へのデューク東郷の答え。

デューク東郷ほどのスナイパーですら40%は運に左右されるという。

そのほかの60%にどれだけ自分の力を注げるかが重要だということでしょう。

あいにくだが・・・・・

・こういう”形”で出せるおれの答は・・・・・・・”NO”以外にない。

コミックス15巻「アクシデンタル」より。

依頼が第三者によりキャンセルを迫られた際の一言。

このときデューク東郷は銃を突きつけられています。

窮地であっても、あくまで依頼は依頼主と自分の間の契約で第三者によるキャンセルは無効ということを強く示すセリフです。

デューク東郷の仕事へのこだわりがわかる名言です。

予定された軌道から予定された場所を予定された速度で狙撃するのだ・・・・・・

・専任にならない

「俺は……この目で見た事しか、信用した事がない……」(『ゴルゴ13』第59巻より引用)

イギリス海軍に緊急の依頼ということで呼ばれたゴルゴ。そのターゲットは、死んだといわれていた元アルゼンチン大統領フアン・ドミンゴ・ペロンでした。

すでに亡くなっているとして誰も疑わなかった元大統領が生きていた、ということを聞いても、ゴルゴは顔色ひとつ変えません。それに驚いたイギリス海軍関係者が質問したところ、ゴルゴがこう切り返したのです。

■プロ意識の数々

ビジネスや生き方にも通じるほどのプロ意識の高さ。そこから学べることは大きいです。

・専任にならない

プロフェッショナルとは、圧力をかけられても、好条件を提示されても、決して帰属せず、専任にもならないものだと言う。特定の組織に取り込まれると、クライアントとその組織とのあいだで板挟みになり、依頼を完遂できないおそれがあるからだ。

  66巻では、世界最大の財閥ロックフォードが、ゴルゴの腕を見込んで彼を一族の専属スナイパーとして破格の報酬で雇おうとする。しかし、ゴルゴは口座封鎖などのさまざまな圧力を受けても断固これを拒否している。

・臆病であれ

28巻で、「なぜあなたはそんなに強いのか」と少年に問われたゴルゴは「俺がうさぎ(ラビット)のように臆病だからだ」、「だが臆病のせいでこうして生きている」と答える。決して握手をしない、自分の背後に人を立たせない、など、さまざまなゴルゴの性癖も同じく、生きるための臆病さに由来する。

プロの条件として「10%の才能と20%の努力……そして、30%の臆病さ…残る40%は…“運”だろう…な…」(66巻、以下カッコ内の数字は巻数)とも言う。

 ビジネスでも自分の居場所を安全だと思うこと、今の地位を安泰だと思う慢心こそ最大のリスクである。死の恐怖(ビジネスでの失敗)を肯定的に捉え、つねに臆病に、あらゆる事態を考え抜いて準備しているからこそ、果敢な挑戦が可能になるのだ。

・ 自分のルールに従わせる

アメリカ国防総省の3トップに依頼を受けるべく窮地に陥れられても、「おれのルールを思い出すんだな」と、隠していた仕掛けを発動させ形勢を逆転させる(4)。

 チェチェン独立運動に際して、ロシア側から依頼を受けた際には、「依頼者の立場が……世に正当と思われているかどうか、は、俺が仕事を受ける条件に、入ってはいない」と言う。相手の立場や依頼内容が社会的にどういう評価を受けているかは関係ない(146)。

・周到に準備する

1 2