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日立が英原発計画から撤退。日本政府の方向性に疑問の声が多数

日立がイギリスの原発建設計画に対して「凍結もありうる」という認識を明らかにしたことに対して、政府が推し進めてきた「原発輸出計画」に疑問の声が多数出ています。

更新日: 2018年12月18日

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■原子力発電所

原子力発電はウランを核分裂させて熱エネルギーを得て、水を沸かし蒸気の力で蒸気タービンを回転させて電気を起こします。

核燃料を使用して電気を起こすことから、核発電所(かくはつでんしょ)ともいう。略称としては、日本語では原発(げんぱつ)と略される

福島第一原発事故の影響で、安全基準が引き上げられたことから、世界的に原発の建設費用が高騰。

■この原子力発電所をイギリスに建設する計画があった日立だが

イギリス政府側と共同で事業費などを負担する形で、事業に参加するかどうか来年中に最終判断するとしています

「民間企業なのでリスクの取り方にも限界がある。経済合理性に合致すれば進めるが、合致しなければ凍結もある。2019年内には決める」

■建設費がかさむことによる「リスク」があるのが凍結の理由

日立の英原発の建設計画について、原発事業の採算見通しが厳しくなっているため「(今の枠組みでは)もう限界だと英政府に伝えた

日立は事業費の一部をほかの日本企業からの出資で賄う予定だったが、出資企業集めは難航しており、計画凍結の公算が大きくなっている。

日立が採算確保に向け、英政府に資金支援などを求めてきた交渉は決着しておらず、本格的に出資企業を募る段階に至っていないという。

出資比率を現在の100%から50%未満に引き下げ、経営リスクを抑えることが前提となっていますが、資金支援する方法が見当たっていません。

■建設コストは約3兆円。失敗すると経営が…

安全対策などでコストが膨らみ、事業費は当初の1.5倍にあたるおよそ3兆円に膨らんでいます。

3兆円規模に膨らんだ事業への出資企業を確保するのが困難で、巨額の損失が出た場合に単独では補えない

この計画は海外での収益の確保や技術の継承の面からも注目されてきましたが、イギリス政府側との調整は不透明さを増しています。

■日立が二の足を踏んでいる理由として「東芝の失敗」があるのかも

東芝<6502>を経営危機のどん底に追い込んだ「戦犯」といわれている原子力事業

アメリカの原子力事業で巨額損失を計上し、一気に経営危機に陥った東芝。これは日本企業が陥りやすい世界化の罠の典型的なパターン

東京電力の福島第一原発事故により、米国でも安全規制が強化され大幅な設計変更が必要になった。コスト増を誰が、どんな配分で負担するか。電力会社、WH、WHの協業相手で建設工事を担ってきたS&Wの間で訴訟合戦が

このように原発建設コストは不透明な部分が多い。

■ネットでは今回の日立の決断に「肯定的」な意見が多い

東京新聞:日立、英原発計画を凍結へ 安倍政権輸出案件、全て暗礁に:経済(TOKYO Web) tokyo-np.co.jp/s/article/2018… 民間企業といえ日立が英原発計画を断念したことは懸命。福島事故が未だ解決出来ず膨大なお金を使い結局国民負担になっている。もう政府の失政に付き合えない。

原発輸出もそうですが、メディアの手のひらかえし具合に引く…。いや、私にとっては今更感がすごくて。日立は英断をしたんじゃないか。メディアも逆らわない、政府も変わらない中、動いたんだから。

それ以上の大損害が出る前に、即時中止しましょう! →日立英原発、即時中止なら損失は最大約2700億円に :朝日新聞デジタル asahi.com/articles/ASL7W…

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