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日産初の前輪駆動車・チェリーはデザイン及び技術が生かされた意欲作

数ある日産自動車の中で、特に忘れてはならない車は往年で製造販売されていた「チェリー」という種類も当てはまる。これはコンパクトなボディの中には未来へ繋がる当時の先進技術が詰まっていて、具体的に説明するとまたの名をFF(フロントエンジン・フロントドライブ)とも言う前輪駆動が生かされているのが特徴。

更新日: 2018年12月27日

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1960年代半ばから広まった「マイカー時代」にふさわしいとみなされて、卓越した操縦性と快適な乗り心地を兼ね備えているので、当時乗っていた人には記憶に残る一台にもなった。なお名前の意味は、桜を示す英語・チェリーから来ている。

cobbyjpさん

1970年、日産自動車は初めてのFF(前輪駆動)自動車を発売

日産車初のFF車がこのチェリーだそうです。
チェリーと言えばテールランプが丸い2ドアクーペの印象がありますが、4ドアもあったんですね。

@GtMaguro 他にも 日産のチェリーに 乗ったり しとったらしいです (マニアックな車体ばっかw) 仕事では サニートラック転がして 「シングルキャブで 160km ダブルキャブで 170km出たゾwwww」と 言うてましたwwww pic.twitter.com/0aZCdfTeOg

知り合いから送られてきたんやけどこれって日産のチェリーかな チェリーやったらこの型のチェリー初めて見た pic.twitter.com/4UmW2NXni1

駆動に欠かせないパワートレイン及び凝縮感が強いクーペのボディデザイン

チェリー最大の特徴と言える駆動方式は、先ほど述べたように前輪駆動となっている。それは当時ではまだ珍しい技術で、後輪に駆動力を伝える部品を必要とせず直進安定性にも長けていて、肝心のエンジンが直列4気筒OHV1,000ccA10型を横置きにして、さらには動力を全体に伝えるギアボックスを加えていることが挙げられる。外側のボディは従来のセダンとは一味異なる、個性的なスタイリングの形状になっていて、室内は十分にゆとりのある空間を保ってエアコンなどの空調システムにも工夫があるのが特徴なので、より快適なドライブができること間違いなし。

スポーツモデルとなるX-1、オーバーフェンダー付きのX-1・R

チェリーが世に出回った頃は初代らしい普通のものだけではなく、直列4気筒OHV1,200ccA12型ツインキャブ仕様のX-1もあった。これには1.2Lエンジンが搭載され、ゼロから開発が進められいくつもの障害にぶつかったりもしたが、とうとう実用化になった。さらにX-1をさらに進化させてタイヤの上部分を覆うオーバーフェンダーが加わった、クーペ1200X-1・Rが誕生した。もちろんこれは国内で行われるレースにも積極的に参加して、より多くの人に性能をアピールしていった。

フルモデルチェンジで2代目に突入し、チェリーF-IIという名前が付いた

1974年にフルモデルチェンジが行われ、「チェリーF-II」という正式名称が付いた2代目となった。これは日産で製造しているセダン車・サニーと同じ等級になり、性能は初代に比べると格段に上がっている。エンジンは新たに1,400ccのA14型が追加され、ボディは全長、全幅、ホイールベースがそれぞれミリ単位で拡大された。その上前回では劣悪だった後方の窓も改善されて、当時出された排出ガス規制に適合したのも自慢だ。

3代目に進展する時は、チェリーではなくパルサーという名前になった

初代の4ドアセダンが販売終了となり、1978年になると新たにN10型・パルサーが加わった。これは先ほど述べた2代目チェリーが進化した3代目となるが、いくつもの改良が加えられ何と2006年まで続いて外車のようなボディデザインを持つことがアピールポイントである。

パルサーエクサは1982年(昭和57年)から4年間製造された、パルサーのクーペモデルです。リトラクタブルヘッドライトを採用した個性的なエクステリアは、セダンとは一線を画するものでした。このスタイリッシュなクーペボディが人気となり、また1500㏄のコンパクトなスポーティモデルとしてワンメイクレースでも大活躍しました。

1978年に生産・販売が終了しても整備工場に併設している店にわずかだけど残っている

これまで紹介してきた日産・チェリーは、どの種類も終売にたどり着いて8年の歴史に幕を下ろしたが、その技術は今でも日産で発売している数々の名車に行き届いている。そして何より国産FF車の発展に貢献したことが伺えて、まさに日産の歴史に名を深く遺したことが伝わってくる。販売された当時は「チェリー店」も設立されたが、他の店と合併したことによって店舗数が減っていき、今では東京都、愛知県、大阪府などにある整備工場に併設されたわずかな数のチェリー店に、日産・チェリーが置かれている。

2ドアセダンのチェリーが人生において初めて運転した車だという人も結構多い

昭和時代を走ったチェリーは当てもないドライブに打ってつけだと感じられる。もちろんたくさんの人が憧れたが、中には残念ながら購入することができなかった人もいる。そこから10年の月日が流れてようやく自分の要望に応えられる車が手に入った喜びは言葉では表せられない。そして人生で初めてチェリーを手に入れて運転したけれど、一身上の都合で手放してしまった一人の男性が、あるルートを通して再び手に入れることができたことも明らかになっている。

平成30年、日産チェリーはフルレストアによって再び自動車として道路を駆け抜けた!

生産販売が終了して何十年の月日が経っても、日産チェリーX-1・Rは忘れ去られることなく平成30年に再びよみがえったのだ。車高を下げてA12型エンジンを微調整・改善するなどのファインチューンで性能を上げていても、クラッチを繋ぐといかにも前輪駆動・FFだと実感できるような雰囲気が伝わり、駆け抜けると颯爽感を味わえるような性能が一切衰えていないことをアピールしているので、当時愛用していた人にとってはたまらない懐かしさを感じられること間違いなし。

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