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描写力が素晴らしい!今注目の作家・深緑野分の小説まとめ

第160回直木賞の候補作品として「ベルリンは晴れているか」が選出された深緑野分さん。描写力豊かな深緑野分さんの全作品をまとめました。(ベルリンは晴れているか、オーブランの少女、戦場のコックたち、分かれ道ノストラダムス)

更新日: 2019年01月10日

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sryamaさん

★『ベルリンは晴れているか』

1945年7月。米ソ英仏の4ヵ国統治下におかれたベルリン。ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。

深緑野分「ベルリンは晴れているか」読了。初見の著者。終戦直後のベルリンをたった一人で生きる17歳の少女アウグステが、ソ連軍に命じられ命の恩人の殺人事件の容疑者を探す2日間。幕間として彼女の生い立ちから現在までも語られる。2つの話が融合する先に驚愕の真犯人が!頁を繰る手が止まらない。

深緑野分さんの「ベルリンは晴れているか」読了。久しぶりのいっき読み。文も読みやすいし、とにかく面白かった。場所とるし重いのでハードカバー買うのためらうんだけど買ってよかったな

『 ベルリンは晴れているか』/深緑野分 第二次世界大戦後のドイツを舞台にしたミステリー小説。人物と背景の描写がとても細かく、文章から映像が目に浮かぶよう。最後まで緊張感を持たせた上で、文量に対して途中で飽きさせない筆力に脱帽。かなりの傑作だと思う。 #読了 pic.twitter.com/q2Bfpn6Ov3

深緑野分さんの『ベルリンは晴れているか』読了しました。何度か海外文学を読んでいる錯覚を起こしかけた。刊行後、書評にもよく取り上げられていたし、今こういう小説がエンタメとして広く日本で読まれることはすごく意味があると思う。特に若い世代に読まれてほしいなあ。職場で推します!

★『オーブランの少女』

比類なく美しい庭園オーブランの女管理人が殺害された。犯人は狂気に冒された謎の老婆で、犯行動機もわからぬうちに、今度は管理人の妹が命を絶った。

『オーブランの少女』読了。 少女がテーマの短編集。後味の 悪いものから思わず顔が綻ぶもの まで、様々なエンドの高クオリティな ミステリーが収録された一冊。 自然とページを読む手が捗る、 そんな本だった。 pic.twitter.com/CrTIwc1hlp

深緑野分『オーブランの少女』読了 「ミステリーを話を進める起爆剤としてとらえている」という作者の言葉が見事に体現された一冊。特に好みなのは「片想い」でトリック自体はシンプルだが、それを解くことが二人の少女の関係のまさに起爆剤となっている。他の作品も粒ぞろいの良質の短編集だった。

深緑野分 著『オーブランの少女』読了! 全5篇の短篇集で著者のデビュー単行本。表紙買いだけど内容も本当に素晴らしかった。ミステリとしても物語としても非常によく練られた作品たちで本当に新人なのかと思ってしまった。桜庭一樹や米澤穂信が好きな方にもお薦め。著者の次回作が出たら必ず買う。

深緑野分「オーブランの少女」読了。 5つの中短編集。デビュー作でこれは凄い!どれも主人公が少女。表題作は背景が明かされたとき意表を突かれた。「大地とトマト」も予想外の着地点が鮮やか。「氷の皇国」はミスリードがずるい気もするが、ファンタジーな世界観で読ませる。久々の大当たり作品。 pic.twitter.com/sZSsgyhSbz

★『戦場のコックたち』

1944年6月、ノルマンディー上陸作戦が僕らの初陣だった。特技兵(コック)でも銃は持つが、主な武器はナイフとフライパンだ。

戦場のコックたち読了。 作中のセリフがひとつ刺さって朝から泣けてくる。

深緑野分『戦場のコックたち』読了。いやー、いいっすね。戦場という部隊ならではの謎、そして人間模様。最高だった。連作短編の形をとることによって、本作のテーマを立体的に体現することに成功していると共に、ラストシーンを非常に際立たせているように感じた。

海岸籠のなかで深緑野分さんの『戦場のコックたち』Kindle版を一日半掛けて読了。戦後70年になるこの年だからこそ戦後史まで読者に俯瞰させる広範な視点と、ミステリー要素の大袈裟ではない組み込ませ方の上手さ、そしてなにより当たり前のことながら、本当に頭の良い方なのだなとただため息。

深緑野分『戦場のコックたち』読了。すごくよかった。先を読むのも楽しみだったし、話もおもしろい。そんでもって号泣ですわ。仕事で必要な本だから職場で読んでもいい本だったんだけど、読まなくてよかった〜!!まあ電車の中ですげ〜泣いたんだけど…

★『分かれ道ノストラダムス』

人類は滅亡する――。ノストラダムスの大予言が取り沙汰される99年夏、高校生のあさぎと八女は、あさぎの初恋相手が死なずに済んだ可能性について探り始める。

深緑野分『分かれ道ノストラダムス』読了。前作とだいぶ違って高校生が主人公で、日常系謎解きかと思ったら宗教ネタ。ところどころ良い表現入れつつ推理しつつエンタメ感あふれて、ラスト爽やか!ちょっと強引だけど読み応えあった。

深緑野分『分かれ道ノストラダムス』読了。ノストラダムスの大予言が世間を賑わせた1999年、亡くなった同級生の日記を譲り受けた女子高生が級友の〈死なないルート〉を模索していく。当時の漠然とした不安感、祝祭的な雰囲気が描かれてゾクゾクしながら読んだ。

分かれ道ノストラダムス/深緑野分を読了。戦場のコックたちが良かったので、最新作を読んでみたが、この作者は構成力が相当達者だわフックの配置が見事で、読み始めると気になって止まらなくなる。高校生が主人公の青春ミステリーなんで、その手の話が苦手じゃなければオススメの一冊。

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