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【観光地の影】オーバーツーリズムって知ってる?の件

観光地は観光客に来てもらうことが目的ですが、あまり一度に多くのお客さんが来すぎても観光地に居住している人たちにとっては問題が起きます。…というお話です。

更新日: 2018年12月29日

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観光地は観光客に来てもらうことが目的ですが、あまり一度に多くのお客さんが来すぎても観光地に居住している人たちにとっては問題が起きます。…というお話です。

m.satoakiさん

〇オーバーツーリズム(観光公害)とは

観光地が耐えられる以上の観光客が押し寄せる状態(過剰な混雑)のこと

具体的な問題としては、街中の人混みや交通渋滞、トイレの不足といったインフラの問題、騒音やゴミの問題、環境破壊などと、それらを原因とした地域住民と観光客とのトラブルが挙げられます。

〇オーバーツーリズムになった原因

オーバーツーリズムの原因は、民泊の普及や格安航空会社の進出、新興国の経済発展などにより観光客の絶対数が増えていることに加え、特定の場所に観光客が集中しやすいことなどが挙げられます。

〇具体的な例

⇒ 海外

国内外でオーバーツーリズムの波が来ている。スペイン・バルセロナもその1つだ。
旧市街地など一部地域に観光客が集中。物価上昇やゴミの増大、騒音、混雑・渋滞、民泊による賃貸料高騰など、住民生活に影響が広がった。13年には観光の弊害に関する報道とともに、反対デモなども過熱した。

イタリアのベネチアでは、増えすぎた観光客に地元住民が「激怒」。怒りの矛先は、一度に大量の観光客を運び込む大型豪華客船に向かい、港に近づく船の周辺をボートで取り囲み「ベネチアに来るな」と海上デモを展開するまでになりました。

オランダのアムステルダムでは、去年、街の中心部から名物が消えました。観光用の乗り物「ビアバイク」です。観光客が増える中、交通渋滞や酔っ払って騒ぐなどマナーの悪化が頻発。とうとう裁判所も、「無秩序な振る舞いはまかりならん」と、営業禁止にゴーサインを出しました。

フィリピンのボラカイ島は、環境破壊が深刻化。観光客激増によるゴミや排水の汚染で海の水質が悪化したとして、政府はことし4月、観光客の立ち入り禁止措置を取りました。

⇒ 国内

バスを待っていた京都在住の女性は「すごく混んで乗れないときもありますし、普通でも1、2台は待たないと乗れません。秋の紅葉シーズンはこれに渋滞が重なってバスが動かなくなります」と諦め顔。

京都も押し寄せる観光客に苦慮している。
「違法な宿泊施設によるゴミや騒音」などのヤミ民泊関係だ。市の調査では17年にヤミ民泊施設での宿泊客(実人数)の推計は、約110万人に上るという。

鎌倉市は2017年の人口が約17万人に対して、観光客数が約2,129万人と約125倍に上りました。
地元住民の足であり観光資源でもある江ノ島電鉄では、2018年ゴールデンウィークの5月3日と4日に鎌倉駅西改札にて入場規制を行い、地元住民や常時鉄道を利用する人へは事前に証明書を配布、改札外の乗車待ち列に並ばずに改札を通るという社会実験を行いました。

先の連休、いつも以上に賑わった浅草です。
海外からの観光客と三連休を利用した日本の観光客。それに最終日の日曜日など、"三の酉"に来た人々と場外馬券場に来た人々が加わって大変な混雑ぶり。
昼も夜もほとんどの食事の店に行列。トイレも、お参りも、おみくじも、人形焼きも、メロンパンも・・・。

〇対策

京都の対策
取り組みの鍵は「分散」です。やって来る観光客の量を「制限」するのではなく、その量を「散らばらせる」ことで、混雑や渋滞などの問題を解消しようというものです。

その1 時間の分散 ~朝観光の推進~
その2 場所の分散 ~新たな魅力開拓~ 混雑が激しい場所から観光客を「分散」させよう
その3 季節の分散 ~桜と紅葉以外も楽しんで~

ベネチアでは、大型観光船が市の中心部に乗り入れないよう、ルートを変更することを決めました。
住民のために、観光客の通行をゲートで規制する対策も始めています。

一方、バルセロナのサグラダ・ファミリアなどヨーロッパの主要な観光名所では、インターネットで事前に入場時間を予約できるシテムを導入し、不要な混雑を避けようとしています。
また、リアルタイムの混雑状況をスマートホンに発信する観光地も出てきています。

この問題に対して、観光者の入場規制を取るケースもある。だが、ロンドンは違う。ゲームアプリを通じて、観光地の混雑状態の緩和に取り組み始めた。

ロンドン観光局が提供する「Play London with Mr Bean」(以下、Play London)は、ロンドンを代表するコメディ俳優のMr.ビーンと一緒にロンドン市内を探索し、パズルゲームなどを次々にクリアしていく無料ゲームアプリだ。パズルをクリアしていくごとに、ポイントを獲得できる。
このゲームアプリは、ロンドン中心部の混雑解消が目的だ。そのため、ロンドンから電車で30分ほどのグリニッジのように、観光客にあまり知られていないスポットを訪れると、クーポンが手に入りやすい。
ユーザーはアプリを通して、旅行サイトやガイドブックでは見つけられない観光スポットを知ることができる。中には実際に足を運ぶ人もいるだろう。ユーザーにも、商業施設にも、メリットのある仕組みだ。

まとめ者の印象では、京都の対応策はほかの観光地でも参考になるような感じがしました。

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