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この記事は私がまとめました

DMI(Directional Movement Index)は方向性指数と呼ばれ、一定期間での相場の方向性を示すトレンド系のテクニカル指標です。

MB26さん

DMIはRSIやPivot、パラボリックなど数々の指標を開発したJ.W.ワイルダーが生み出しました。RSIなどの欠点を補うべく開発されたため、信憑性の高い指標とされています。

DMIの基本

DMIで使う指数は3つです。

+DI(プラスの方向性指数)
-DI(マイナスの方向性指数)
ADX(トレンドの強弱を測る指数)
これら3つの指数を組み合わせて、トレンドの強弱や有無を判断します。

指数の計算に使う日数は任意で設定可能ですが、一般的には2週間(14日間)の値動きからDMIを計算することが多いです。

DMIの見方①:+DIと-DIのクロスで売買タイミングを判断する

■+DIが-DIに対して上方向にクロス
+DIが-DIを上に抜いたということは、+方向の価格の動きが-方向を上回ったことを意味するので、「買い」となります。

■+DIが-DIに対して下方向にクロス
+DIが-DIを下に抜いたなら、-方向の力が強いことを意味するので「売り」となります。

※この方法で売買をすると、ダマシが多くなるといった欠点があります。また、レンジ相場では+DIと-DIが頻繁にクロスしてしまうといったこともあります。

DMIの見方②:+DIと-DI とADXも組み合わせて判断する

+DIと-DIのクロスだけでは、ダマシが多いという点があることから、ADXも組み合わせてダマシを減らすことが考えられます。
トレンドがはっきりしない時は、ADXの値は低くなっていますが、トレンドがはっきりしてくるとADXの値は上昇していき、トレンドが終わるとADXの値は下がり始めます。この性質を利用して以下のように判断することが出来ます。

■+DIが-DIを下から上に抜いた後、ADXが上昇過程にる場合、買いのトレンドが発生していると判断します。
■+DIが-DIを上から下に抜いた後、ADXが上昇している際は、売りトレンドが発生していることを意味します。

応用:ADXの傾きでトレンドの限界を判断して、イグジットのタイミングを探ることが可能!

サブチャートに表示しているのがDMIで、パラメータは14です。
ラインの色は冒頭のものと同じです。

まずピンクのところで、-DIが+DIを上にブレイクしています。
このときのADXは低い水準から上昇をしてきている中にあって、トレンドが強まっている事がわかります。
この条件がそろったのでショートでエントリーします。
このままADXは本格的な上昇となり、トレンドに乗っていきます。
イグジットはADXの上昇が限界となって下降を始めた赤のところです。

次は水色のところで、+DIが-DIを上にブレイクしています。
このタイミングではADXは下降していっていますが、程なくして上昇へと転じ始めます。
ADXが上昇に転じたところで条件がそろったのでロングでエントリーです。
イグジットはADXの上昇が限界となって下降を始める青のところです。

「DMI」は、計算式こそ難しいですが、内容と使い方さえ理解できればとても優秀なインジケーターです。

「ADX」によって今トレンドの強弱がどれぐらいあるのかを確認できるので、トレンドの終わり際に入って反転してしまった……なんて状況を防げます。

トレンドの初動から終わりまでを見抜くことも可能なので、今あるトレンドがどれぐらいの状態なのか、トレンドがどのあたりで終了するのかを判断するのに最適なインジケーターと言えます。

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