1. まとめトップ

博士の非常勤講師の待遇がヤバい!米国の路上生活博士、日本のポスドク問題

世界中で博士の数が増えて競争が激しくなってきています。米国では、博士なのに路上生活を過ごしたり、日本ではポスドク問題などがクローズアップされています。先が見通せる人は、研究者の職を選ばないだろうと言われています。

更新日: 2018年12月31日

1 お気に入り 1467 view
お気に入り追加

この記事は私がまとめました

博士の数は増え続けていますが、そのポストは増えておらず、博士に激烈な競争が起こっています。

misukiruさん

◆医療保険に加入できない非常勤講師

非常勤講師の多くは医療保険に加入していないケースがほとんど、そしてかの国で医療保険に加入していないということは、ただでさえ高い医療費がベラボーにかかることを意味します。

芸術学の博士号を持つカルフォルニアの非常勤講師は極度の貧困により何か月も家賃が払えず、現在、夜は路上で暮らしながら講師を続けています。

◆大学院生時代の方が豊かだった?!

大学院生時のほうが生活に恵まれていたと口にする彼らの姿にはやりきれないものを感じます。

一律20万円という金額は、まぁ問題ないんですが、例えば実家暮らしの学生と一人暮らしの学生では全然生きてくための難易度は違いますし、都市部か地方かでもだいぶ変わりますよね。

ポスドクになると経済的な困窮に陥ることを覚悟しなくてはなりません。そこから抜け出すためには、アカデミアから脱出して民間企業へ転職することが一番の近道

◆日本のポスドク問題

本当に教授になれるのはほんの一握りで、それどころか民間企業への就職さえ難しいというのが現実です。

任期制という雇用形態上、ポスドクは非常に不安定な身分に置かれています。業績を上げることができなければ任期切れとともに雇い止めとなることも少なくありません

博士号の取得後、期間の限られた研究に従事する博士研究員(Postdoctoral Fellow、ポスドク)が増え、大学の教員にもなれず企業への就職もできないという問題がクローズアップされている。

教授の定年は70歳にもなり、大学にはリストラもまずないことから、ポストの空きなどそうそう出ない。かくして修士や博士たちが、「末は博士か大臣か」というかつての通念からは信じがたいような底辺労働で食いつながざるをえない事態

◆ポスドクは、非常に不安定

ポスドク(ポストドクター)は研究結果を生産することで給料をもらっており、所謂「研究のプロ」として働く人たちです。

次のポストが少ないだけに、ちょっと良い結果、くらいでは仕事が無い、という現状が有ります。

ちょっと目端の利く人だったら、選ばない道かな、と思うこともよく有ります。しかし、選択する時点では若いですからね、若気の至りということもあるでしょう。どっかの時点でやめようかな、と思っても、既に手遅れ、ということも多いのも正直なところ。

ポスドクという仕事が何よりも問題視されていることは、契約期間がせいぜい数年程度しかなく、それでいて『契約の更新がない』という点です。つまり、採用されポスドクとなったその瞬間に、退職へのカウントダウンが着実に進んでいる状態

◆博士ニートの存在

修了者のうち、就職も進学もしない人は18.5%となっています。つまりデータ上では、約5人に1人がいわゆる「ニート」になってしまっているということです。

◆多額の借金を抱えてる場合もある

日本の博士学生は学振を取る以外に生きていく術はあんまりなくて(あるにはあるけど状態)、うまくいかないと奨学金で莫大な借金を背負ったりしなければいけない

◆日本の非常勤講師もヤバい

早稲田大学文学部の授業のうち50パーセントほどは非常勤講師によるであり、非常勤講師の年収は200~300万円であるとのこと。

1 2