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「君が代」にも登場する“さざれ石”──日本全国の奇妙な石の正体

“さざれ石の巌となりて”…日本国歌「君が代」の一節ですが、この「さざれ石」とは一体どんな石なのでしょうか?神霊の宿る石とも言われている「さざれ石」について調べました。

更新日: 2019年01月03日

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「君が代」に登場する“さざれ石”

ご存知、日本の国歌です。

君が代は
千代に八千代に
さざれ石の巌となりて
苔のむすまで

もともと、君が代は古今和歌集に収録されている短歌のひとつ

「君が代」の歌詞は、10世紀に編纂された『古今和歌集』の読人知らずの和歌を初出としています。

「さざれ石のいわおとなりてこけのむすまで」とは「小石が成長して大きな岩となり、それに苔がはえるまで」の意味で、限りない悠久の年月を可視的なイメージとして表現したものである。

ところで「さざれ石」って一体なに?

みなさんは「さざれ石」をご存知ですか?
そう、なじみ深い日本国歌「君が代」の歌詞で出てくることはご存知でしょう。

「君が代」に登場する「さざれ石」は、無数の小さな石が集まり、巌(いわお)となって形作られた石のこと。

「さざれ石」という言葉は、もともとは「細かい石」という意味。これらの小石の隙間を炭酸カルシウムや水酸化鉄が長い年月をかけ埋めることにより、巨大なひとつの塊になった岩塊を「さざれ石」と呼んでいます。

「さざれ石」は、年とともに成長し、岩となると信じられている神霊の宿る石です。

近くでよく見ると、「さざれ石」とは無数の小石が集まってできた岩塊であることがわかります。

さざれ石は岩石名としては石灰質角礫岩と呼ばれます。

これは石灰石が長い年月の間に雨水で溶解され、そのとき生じた粘着力の強い乳状液(鍾乳石と同質)が次第に小石を凝固して、だんだん巨石となり、河川の浸食作用により地表に露出したものです。

さざれ石ができるまで,長い長い年月がかかります。加えて岩の表面にびっしりコケが生えるまでには,更に年月がかかります。ですから「君が代」の歌詞は地質学的に正確な内容を含んでいるのです。

1000年も前の和歌に、地質学的な知見もあったとは驚きですよね!

岐阜県揖斐郡揖斐川町には「さざれ石公園」という公園があり、その名の通り大きなさざれ石を見ることができます。

日本全国に「さざれ石」はある

さざれ石が置いてあったけどこれ もしかして 『君が代』に出てくるアレですか???? pic.twitter.com/3ZiE5ZNLyX

さざれ石が日本各地の神社で神聖な石として祀られていることをご存知の方は少ないのではないでしょうか。

石灰質は雨によって溶けやすく、粘着質のある成分が溶け出します。この成分が周辺のさざれ石を結びつけ、時を経て大きくなっていきます。

このことから、さざれ石は神々が宿る特別な石として捉えられるようになりました。

全国の有名な「さざれ石」

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