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やはり食べるから?寝不足は太りやすい!そのわけは?

起きていれば腹が減るし、寝ていれば食欲が湧くはずもない…単純に考えると寝不足で太るのは食べてしまうからだと言えます。そして食事量が増えてしまうことで食欲を増進させるグレリンというホルモンが活発となり、カロリーの摂取が増えてしまうので太りやすくなるようです。

更新日: 2019年01月08日

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egawomsieteさん

■肥満へのボーダーラインは5時間

米コロンビア大学が2005年に行った、ある興味深い調査結果があります。32~59歳の男女8000人を対象に調べたところ、平均7~9時間の睡眠時間の人に比べて、4時間以下の睡眠の人の肥満率は73%も高かったのです。

また、5時間睡眠の人でさえ、肥満率が50%も高いと報告されました。32歳から59歳というと働いていたり、子育てをしていたり、その両方であったりで、とにかく忙しいので気をつけていないと平気で5時間睡眠を切っちゃいますよね。それでは、睡眠が短いとなぜ太りやすくなるのでしょうか?

米スタンフォード大学が2004年に行った調査では、睡眠時間は食欲と関係していることがわかりました。8時間寝た人に比べて5時間しか寝ていない人は、食欲がわくホルモン「グレリン」の量が約15%多く、食欲を抑えるホルモン「レプチン」の量が約15%低いという実験結果が出たのです。

これは睡眠の長さと、食欲をコントロールするホルモンのバランスが関係しているということ。どういうことかというと、「睡眠時間が短くなる」=「起きている時間が長くなる」ということなので、体はグレリンを増やしレプチンを減らすことで私たちに食べ物を食べるよう促し、長くなった活動時間に必要なエネルギーを確保しようとするのです。

・睡眠不足によって分泌されるホルモンが、食欲の抑制を失う原因になる

寝不足がダイエットに逆効果であることは、科学的に証明されているんです。睡眠時間が短いと、グレリンという食欲増進ホルモンの分泌が増加し、さらにレプチンという食欲抑制ホルモンの分泌が減るため、食欲が増すことがわかっています。そのため寝不足の人は、そうでない人に比べて肥満傾向にあるという調査結果も出ています

・空腹感を感じやすい

実は、食欲を増やすホルモンが増えることによって、空腹感を感じやすく、また、脳の食欲をコントロールする機能が、正しく機能されずに、満腹感を得られないことが起きているのです。

寝不足になると、レプチンと言われる食欲を抑えるホルモンが、減少し、食べても満腹感を得られないのです。

また、グレリンと言われる食欲を増進させるホルモンの分泌が、活発となり、カロリーの摂取が増え、太りやすくなるのです。

食欲を抑えてほしいホルモンが減って、食欲を増すホルモンのおかげで、食べても満足できず、カロリーオーバーになるという悪循環が、寝不足で起きるわけですね。

・判断力が低下するため

睡眠の役割は「日中に疲れた脳の修復と回復」です。睡眠不足になることで、脳に疲労物質がたまり判断力が低下することも肥満の原因の1つになっています。

2011年の研究ですが、「睡眠不足だと判断力が低下し、嗜癖的な行動を起こしやすい」とカリフォルニア大学バークレー校とハーバード大学医学大学院の研究チームが報告しています。

つまり、中毒性のある砂糖(お菓子)や脂質(ジャンクフード)を習慣的に摂る人ほど、睡眠不足のときは余計に我慢しづらくなる、のです。具体的に言うと、「来月のイベントまでダイエットだ!」と計画を立てていても、短期的な快楽(お菓子・ジャンクフード)を優先してしまいがちになるのです。

■浅い「レム睡眠」が肥満のカギを握る

睡眠には「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」がある。「レム睡眠」は「ぐったり睡眠」とも呼ばれる浅い眠りで、体は深く眠っているのに脳は活発に活動している。夢を見るのはこの睡眠の時だ。一方、「ノンレム睡眠」は「ぐっすり睡眠」とも呼ばれる深い眠りで、体も脳も休んでいる。人間は眠っている時に「レム睡眠」と「ノンレム睡眠」を繰り返しているが、睡眠不足の人は「レム睡眠」が足りない人に多いといわれる。

筑波大学の発表資料によると、研究チームは、マウスの「レム睡眠」だけを減少させる装置を実験に使った。マウスの飼育ケースの底に金網を敷いた不安定な状態にすると、レム睡眠が特別に減る現象を利用し、睡眠不足のマウスを作った。そして様々なエサを選ばせたところ、通常のマウスに比べ、砂糖の主成分のショ糖が多い甘いエサや高脂質のエサを約3~5割多く食べた。

次に、遺伝子操作によって、味や香りを判断する脳の前頭前皮質の働きを抑えたマウスを作り、同様に睡眠不足にさせて実験を行なった。すると、通常のマウスに比べ、高脂質のエサは約3割多く食べたが、甘いエサの量は増えなかった。このことから、睡眠不足の状態にある時、体重を増加させる甘い食べ物を無性に食べたくなる欲求は、前頭前皮質が直接担っていることが判明した。

■「交感神経」優位が続くと太る!

私たちが太る原因の一つに、自律神経の乱れがあります。

通常、緊張状態や起きている時に働く「交感神経」とリラックス状態や寝ている時に働く「副交感神経」がバランスよく機能しているのですが、睡眠不足によってそれが崩れると身体に悪影響を及ぼします。

起きている時間や緊張している時間が長いと、「交感神経」が優位になります。

その状態が続くと、身体を対応させるために、内臓脂肪を蓄積するようにホルモンから指令が出ます。さらに、食欲を刺激するホルモンの分泌も増加し、食べる量も自然と増えてしまうのです。

■寝不足だとダイエット効果が低くなる

美味しい食べ物を我慢したり適度な運動を取り入れながらダイエットをしても、睡眠不足だとしっかり睡眠をとっている人よりもダイエットの効果を得られないこともわかっています。

しかも睡眠不足だと筋肉が減ってしまうというデータもあり、基礎体力の源である筋肉が減るとせっかくのダイエットも効果が半減してしまうのです。なので睡眠不足だと食欲が増進され筋肉量が減り太りやすくなります。

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