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歯医者が本気で歯磨き粉を選んでみる 大人編 2019年版

お家でどんな歯磨き粉を使おうかな?シャンプーやコンディショナー、化粧品と同じで、選ぶのに苦労しますよね。その中で、2018年は歯医者さん的には注目の歯磨き粉の発売ラッシュでした。専門家がどんな歯磨き粉をお勧めするのか、ちょっと見てみませんか?2019年度版、作ってみました。

更新日: 2019年01月10日

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この記事は私がまとめました

東京都内で働くガジェット好きの歯医者さんです。

kazuto57さん

歯医者さんや歯科衛生士さんは、どんな歯磨き粉をつかっているの?

歯磨き粉に、何を使おうかと思ってドラッグストアに行くとあまりにもたくさんの歯磨き粉があって迷ってしまいますよね。
歯医者さんでも歯磨き粉を売っているけど、実際のところ、専門家はどんな歯磨き粉を使っているのか知りたくないですか?

実は2018年は歯医者さん的には注目の歯磨き粉の発売ラッシュでした!
歯医者さん、歯科衛生士さんが実際に使っておすすめの歯磨き粉を
新しいもの、もともとあるものを交えてご紹介します。

新しいお気に入りが見つかるといいですね^^

虫歯予防も歯周病予防も全部入り!

とりあえずこれを使っておけばオールマイティ!
最近の全部入り歯磨き粉は結構すごいです。

フッ素濃度は1450ppmでバッチリ入っています。
そこへカルシウムとリン酸を同時に配合したのが実はすごいことです。
普通に混ぜると効かなくなってしまう組み合わせを実現した、3Mの技術力!
ペーストはクリーム状で滑らかで心地よく、香りもシトラスミントとソフトミントはそれぞれ癒されます。

メーカーの方によると「知覚過敏にも効果的」だそうです。

フッ素濃度は1450ppmでもちろんバッチリです。
殺菌成分のIPMPや炎症を抑えるトラネキサム酸も入っていて、虫歯、歯周病予防どちらにもしっかり対応できます。
特徴的なのはビタミンEが配合されていて、歯肉に張りを持たせてくれる効果が期待されます。

ドラッグストアで扱われているハグキプラスのプレミアム版です。

このパッケージはもう古いですが、画像がなかったので・・・
2018年末にパッケージと香味がアップデートされました!
知覚過敏予防効果はもともとしっかりしている製品ですが、着色除去や歯周病予防効果、1450ppmのフッ素配合による虫歯予防効果と、これもまた「全部入り」です。
グレープフルーツミントがとっても良い香りです!

やっぱり虫歯予防よね!

虫歯予防にはフッ素が一番効果があるとされています。とくに最近歯磨き粉に取り入れられるフッ素の濃度の上限が1500ppmまで引き上げられたので、1450ppmのフッ素が配合された歯磨き粉にバージョンアップされたものがたくさん出てきました。
また、フッ素以外のアプローチもあるのでなかなか楽しいです。

ど定番のチェックアップスタンダードのフッ素濃度が1450ppmに上がったものです。

日々の歯ブラシで、誰にでもお勧めできる安心の歯磨き粉です。
そして安い。

もう入りきらないくらいカルシウムを詰め込んだペーストです。
虫歯になりかかったカルシウムが抜けてしまったところへ、有り余るカルシウムが流れ込むように浸透していきます。
ちょっとベタベタしてますが、いろんな香味があって、お子さんにはウケが良いです。

歯科医師、歯科衛生士の感覚だと、コンディショナーのような存在です。

歯周病の方が心配でしょ。

歯周病予防には、殺菌作用を持つIPMPやCPC、抗炎症作用を持つトラネキサム酸や、抗菌作用を持つクロルヘキシジンなど、いろいろな成分が効果を期待されて配合されています。
特にクロルヘキシジンは海外ではとてもメジャーな歯周病予防の成分です。
インプラントが入っている方、歯ぐきの手術の後などにもお勧めできます!

ウエルテックのコンクールブランドの歯磨きジェル、ジェルコートFです。
抗菌作用、殺菌作用を持つ塩酸クロルヘキシジンと、虫歯予防効果があるフッ素が入っています。
とくに歯周病などで歯の根が見えてきてしまっている方にはお勧めできます。

発泡剤、研磨剤無配合なので、時間をかけてじっくり歯磨きをしたい方にはとても良い製品です。

同じコンクールブランドのコンクールFとの併用もお勧めです。

上のジェルコートからフッ素を抜いた配合です。
インプラントに使われるチタンはフッ素によって腐蝕されてしまうことから、フッ素が入っていないものが発売されました。

実際にどの程度フッ素がインプラントに影響されるのか、インプラント以外に自分の歯があった時に、フッ素の虫歯予防効果を考えて、フッ素の有無でどちらにメリットがあるかを考えて選ぶべきです。
・・・が、難しいので歯医者酸で相談しましょう。

ジェルコートFと同じウエルテックのコンクールブランドの製品です。

ジェルコートと違うのは、歯ぐきに張りを持たせる効果を期待できる成分や、ライオンのハグキプラスプロのようにビタミンEが配合されています。

歯ぐきが弱い方に喜ばれている歯磨き粉です。

コンクールブランドの定番、コンクールFはグルコン酸クロルヘキシジンとフッ素が入っているうがい薬です。
寝る前の歯磨きの後にコンクールFでうがいをすると、朝方の不快なベタベタ感が少なくなります。

虫歯、歯周病予防効果をさらに高められる、とてもおすすめな製品です。

着色が気になる方には・・・

食事や飲み物、タバコなどでの着色を歯医者さんで綺麗にしてもらうのももちろんOK!
ですが、日々のお手入れで綺麗にできれば言うことなし、ですよね。
ただ、強すぎる研磨力は歯を痛めてしまいます。
ちょうどいいの、あります。

これいいです。
最近パッケージと香味がアップグレードされました。
アプリコットミントが甘い香りで気分も上がります♪
ピロリン酸ナトリウムが着色を浮かせて取り除いてくれます。

グレープフルーツフレーバーが爽やかです。
歯科医院専売の製品の中ではやや研磨力があるので、毎日使うよりも、時々きになる時に使うくらいで良いかもしれません。
市販品よりは歯を傷つけにくく、それでいて着色は良く落ちます。
歯医者さんでは、週に1、2度の使用を勧めることも多い製品です。

上のクリーニングジェルソフトで磨いた後に、リナメルホームケアペーストで仕上げると歯がつるんつるんになります。

とても細かいハイドロキアパタイトの粒子のペーストが歯の細かい凹凸を埋めてくれます。
結果として、着色もしにくくなるというメリットもあります。

結局何がいちばんおすすめなの?

歯磨き粉に配合されている成分にはいろいろなものがあります。どの成分も、期待する効果があるのですが、自分で判断するのは難しいのも確かです。
虫歯の予防を大事にしたい、歯周病が心配なのでできることを考えたい、歯に着色しやすいのでなんとかしたい、とりあえず全部入りがいい、そんなニーズはやっぱり歯医者さんで相談するのが一番です!

が、とりあえず選ぶのであれば、全部入りのクリンプロF1450やハグキプラスプロ、メルサージュ ヒスケアあたりは外さないので個人的にはプッシュです。

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