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RVよりも一線を越えて日産SUVの先駆けとなったテラノは革新が詰まった名車

現在日産が生産・発売しているSUVはエクストレイル、ジュークが当てはまるが、それ以前のものを加えるとテラノも忘れてはならない。これは乗用車の可能性をさらに強めたSUVと評価され、海外では「パスファインダー」という名前で展開している。

更新日: 2019年01月14日

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テラノが登場した頃は今まで通りのRV車とは全然違うような独自の個性や走行性能が詰まっていて、悪路でも快適な乗り心地を実現させたのが自慢。ちなみに名前は、ラテン語で「地球」を意味する単語から来ている。

cobbyjpさん

往年の名車だったテラノは、日本の代表SUVに認められている

タフなシャシーに載る3ドアボディーのスタイリングは、カリフォルニアにある北米日産のデザインスタジオ「NDI」(日産デザインインターナショナル)の手になるもの。同時期のNDIの作品であるエクサ キャノピーにも通じる個性的なグラフィックスを特徴とし、フラッシュサーフェス化されたウィンドウまわりなどを含むスタイリッシュなルックスで、都会派ユーザーにもアピールした。

この自動車の排気量は3,300ccで、自動車重量も2トン近くあったので、燃費はとても悪い車でした。 街中の乗車では、ガソリン1リッターで5キロ程だったと思います。 高速道路を走っても燃費は7キロ程で、ガソリン価格が上がってからは頭が痛い車でした。

起源及び基本的な構造はダットサントラックにさかのぼる

テラノは決して一から設計したものではなく、同じく日産で開発した商用車・ダットサントラックから基本構造を流用している。このようにしたことでテラノ自慢の力強い走りが可能となった。やっぱりトラックもSUVも、悪い道でも走れる性能が欠かせない。

日産 パスファインダー(R52型) 2代目まで日本ではテラノとして販売、現行は4代目。3.5LのV6と2.5LのHVが選べる3列シートのSUVだ。インフィニティ版が販売されることもありインテリアは豪華で、アラウンドビューも装備。 pic.twitter.com/R9b4QMUyWS

さらに室内を快適にする多彩な機能がたくさん詰まっている

ただでさえ容積が大きいテラノの室内は、荷物をたくさん積めるだけではなく家族でのドライブが楽しくなるような装備が備わっている。積んだ荷物が揺れた時に崩れないようにするトラックネット、飲み物を立てられるカップホルダー、CDなどをしまえるアームレスト、タイヤを交換するスパナやジャッキなどをしまえるラゲッジアンダーボックス、予備の芳香剤をしまえるラゲッジサイドボックス、電源ソケットなど、こんなに便利な装備があるのはありがたい。

ハイブリッド車を買うつもりがいつのまにか「古いもの好き」が発動してしまい、もうアーリーブロンコしか見れない。歴代の愛車がテラノ、ラシーンだからこれは避けられない。 pic.twitter.com/HqOX6fO1oH

力強い走行を発揮し、ピックアップZカーと呼ばれ愛された初代モデル・WD21型

1986年、テラノ初代が誕生した。これには新開発の直列4気筒OHV・TD27型ディーゼルエンジンを搭載し、使い勝手がよくて4輪駆動も果たすサスペンション・5リンクコイルリジッドを活用している。さらに技術が進んでV6 3Lガソリン車、ディーゼルターボも取り入れられ、馬力がパワーアップしたのだ。またボディデザインも今までとは違う個性的なエクステリアを成しているのも立派な特徴で、いかにもスポーティーな走りを見せてくれそうだ。

4WDを加えるなどの大幅な変更によってさらなる進展を遂げた2代目・R50型

フルモデルチェンジで2代目になったテラノは1995年に登場して、初代をはるかに上回るような性能が加わった。4WDシステム・オールモード4X4を採用し、前にはマクファーソンストラット、後ろには5リンク式のサスペンションを取り入れ、エンジンは直列4気筒OHV TD27ETiディーゼルターボ、およびV型6気筒OHC VG33E型を採用した。さらにSRSエアバッグやABS(アンチブロックブレーキシステム)を加えて、より安全面に配慮しているのも素晴らしい。さらに進展して上級派生車種となるインフィニティ・QXも登場し、ZD30DDTi型インタークーラー付ディーゼルターボエンジンを搭載してより磨きをかけた。

なんとなく日産 四駆で検索したらこれが出てきてyoutubeで他メーカーとの比較してる動画がありテラノがめちゃくちゃすげぇってなってる pic.twitter.com/HK4kF7Djxd

2代目テラノの後期型も忘れられない一台です。ALL MODE 4×4の四駆システムは、2枚目の写真のつまみ式のセレクターで2WD⇔4H AUTO⇔4H⇔4 LOCKモードに切り替えられるのが良いです。 pic.twitter.com/pLD3kTF0Zy

小学生の頃はバリバリの4駆好きだった。オールモード4×4採用のテラノは乗りたかった1台です。オールモード4×4とは、駆動配分をほぼ0:100(後輪駆動状態)から50:50(リジッド4輪駆動状態)まで、油圧式多板クラッチで無段階に連続してコントロールする、電子制御トルクスプリット4WDシステムです。 pic.twitter.com/Xk6llC0zv6

3代目はインド国内で展開したが、性能が上がっていることは確かだ

日本国内でのテラノは2代目で2002年に生産を終了したが、実は3代目が2013年にインドで登場している。価格は100万ルピー(約150万円)を下回り、ベースはルーマニアのダチア・ダスターとしていて、2代目と比べるとより上質なものとなった。日本の技術が遠いインドに伝播するなんて、なかなか素晴らしい。

初代と2代目は、モータースポーツで素晴らしい成績を収めている

今回紹介したテラノはよりSUVらしさをアピールするために、初代・2代目共に海外のモータースポーツに何度も積極的に参加したこともある。その成績は2位、3位、そして優勝は当たり前で、よりテラノ独自の性能、走りをアピールすることができた。

ずっと大切に愛用されていたテラノは、18万キロもの走行を達成した

10年間に渡って発売された2代目のテラノは、きちんとメンテナンスをすれば地球を約4周する距離も楽々走れることを表明する記事があった。それはこの車と共に色々な場所へ向かって何年もの間、距離を駆け抜けてきたが、とうとう20万キロを達成する前に大がかりな点検整備が必要と言われ、名残惜しいけれど中古車として売却することを決意したことも伝えている。そして売却したテラノは手間と時間がかかるフルレストアで新品同様によみがえり、どこかで元気に走っている。

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