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思わず一気読みしてしまう!Twitterで見かけた『社会派ミステリー小説』

思わず引き込まれてしまい、一気読みしてしまう作品です。(火車、悪い夏、震える牛、雨に泣いてる、ロスト・ケア、テミスの剣)

更新日: 2019年03月11日

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sryamaさん

★『火車』 宮部みゆき

休職中の刑事、本間俊介は遠縁の男性に頼まれて彼の婚約者、関根彰子の行方を捜すことになった。自らの意思で失踪、しかも徹底的に足取りを消して――

ということで、宮部先生の「火車」は破産事件がベースになっている社会派ミステリの傑作です。書かれた当時は過払いバブルもなかったしグレーゾーン金利がまだ放置されてたし個人再生もなかったけど、実際に法律事務所の事務員だった宮部先生だからこその作品だと思います。

『火車』(宮部みゆき・新潮文庫)読了。 カード社会の闇が見事に描かれていてカードを使うのが怖くなるくらいの感覚になりました。個人的に宮部さんは長めの作品が好きなのですが今回も惹き込まれました。

宮部みゆきさんの「火車」読了。普通の人がふとしたことで簡単に転落してしまう怖さ。今は小説が書かれた時から更に時代が進んだ。SNSの普及によって「理想の生活」を簡単に、リアルに思い描けるようになって、クレジットカードよりお手軽な電子決済も広まって、落とし穴は大きくなっている。

★『悪い夏』 染井為人

26歳の守は地方都市の社会福祉事務所で、ケースワーカーとして働いていた。守は同僚が生活保護の打ち切りをチラつかせ、ケースである22歳の女性に肉体関係を迫っていることを知る。

【読了】「悪い夏」染井為人…凄かった!こういう社会派ミステリーが大好きだ。生活保護の不正受給に「マジ!?」と、怒りながら読み始め、そこから関係者が負のスパイラルにどんどん巻き込まれ、これ以上ないってほどに落ちていく…目が離せなく一気読み!社会派ミステリー好きに激推しの1冊! pic.twitter.com/7UsMYKwcaN

染井為人さん「悪い夏」読了。ひとりひとりの登場人物が抱えるストーリーがていねいに描かれていて、どうしてもその誰もに感情移入してしまった。そして、その人物たちが、複雑に交差し、影響し合っている社会、良くも悪くも、まさに一期一会。生活保護制度について深く考えさせられた一冊でもあった。

『悪い夏』染井為人/読了 横溝正史賞に惹かれて気になっていた。 市役所の福祉安全課に勤めていて、生活保護の不正受給の疑いがある方を訪ねるというお仕事。同僚が訪問先の女性を強請しているという噂が。さらにお金儲けを企むヤクザも現れて……? 生活保護の問題はすごく難しい。結末にびっくり…!

★『震える牛』 相場英雄

警視庁捜査一課継続捜査班に勤務する田川信一は、発生から二年が経ち未解決となっている「中野駅前 居酒屋強盗殺人事件」の捜査を命じられる。

『震える牛』という小説を読んだ。食の安全と大規模店舗による地方商店街の破壊を軸に展開される社会派ミステリー。これだけでも十分面白かったけど、最後の最後に主人公が直面する警察の闇が深すぎる。。。

相場英雄の『震える牛』を読んだ。刑事ものの社会派ミステリーだ。 殺人事件の真犯人・動機の究明を縦軸に、登場人物達が己の少し歪んだ正義をぶつけ合いながら躍動する様が読みどころ。最終章の「政治的落としどころ」については、素直に感心し勉強になった。シリーズ続編も読んでみたい。

『震える牛』相葉英雄 2018年12月 #読了 リアル。実にリアル。これが本当にフィクションなのか? 日本の負の部分を全て含んだ作品。 最後の黒幕の正体に驚愕。 平成が終わる前に読めて良かった。 #読書好きと繋がりたい pic.twitter.com/WJm8Y28JPo

★『雨に泣いてる』 真山仁

2011年3月11日、巨大地震発生。被災地に赴いた記者・大嶽が遭遇したのは、想像を絶する惨状だった。行方不明の新人記者捜索という特命を受け、記者の誇りと存在意義を賭けた日々が始まる。

『雨に泣いてる』(真山仁/幻冬舎)読了。新聞記者の目を通した東日本大震災の克明な記録と共に、二重三重の問いを投げかける社会派ミステリー。ミステリーとしての着地よりも、ルポさながらの震災後の記述、報道記者らをめぐるドラマに読み応えを感じた。読み手の視点次第で様々な響き所がある作品。

『雨に泣いてる』を読了。今回は発売から手に取るまで時間が経ってしまったけど、いざ読み始めるとあっという間だった。ぐいぐい読めるのに、当時の状況や報道などを思い出し、1ページ1ページめくるのがとても重たく感じた。もうすぐ4年(´-`).。oO(

真山仁『雨に泣いてる』読了。東日本大震災における記者たちの奮闘と一人の人物を巡るミステリの絡め方が絶妙だった。

★『ロスト・ケア』 葉真中顕

戦後犯罪史に残る凶悪犯に降された死刑判決。その報を知ったとき、正義を信じる検察官・大友の耳の奥に響く痛ましい叫び―悔い改めろ!

読了。葉真中顕『ロスト・ケア』光文社文庫。現代の日本が冒されている病魔の如き課題を背景に描かれた社会派ミステリー。デビュー作とは思えないほどの見事な構成とストーリー展開に驚いた。四十三人を殺害した戦後最悪の凶悪犯、『彼』に降された死刑判決で幕を開けた物語は………面白い。

葉真中顕『ロスト・ケア』読了。介護がテーマの社会派ミステリー。評判通りの面白さだった。今の社会について、正義や人間の尊厳について、深く考えさせられる…。正しさって、脆くて壊れやすい。 pic.twitter.com/wXnuIazrIp

葉真中顕の「ロストケア」読了。介護がテーマのミステリー。介護する人にも介護されている人やその家族にも、この国の介護システムは適合してないと考えさせられた。この社会には穴があり、僕は穴の縁をギリギリのバランスで歩いてたとの言葉が年老いた両親がいる私に響きました。決して他人事じゃない

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