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innasannさん

そもそも【Log(ログ)】ってなに?

ログとは、Logarithm(ロガリズム)の頭文字3文字をとった略語です。「対数」という意味です。

【Log】【LOG記録】というのは一般的な用語というよりも映像業界の専門用語です。
というのも少し前まで【Log】は映画フィルムのデジタイズに使われた技術で、かなり限定された領域でのいわゆる【業界用語】【専門用語】でした。

それが今デジタルデータを使用する撮影でも使われるようになりました。

デジタルデータ撮影における【S-Log】とは?

SONY-Logの略でソニーが設計したLogカーブであり、ガンマカーブの一種です。撮影後にカラーグレーディングを行うことを前提としたガンマカーブになります。

通常の撮影では黒潰れや白飛びを起こしがちな被写体でも、S-Log撮影ではカラーデーターが失われることなく記録され、よりイメージに近い映像を編集により作り出すことを可能にするのが【S-Log】です。

今まで苦労して撮影していた雲や空、日差しの強い場所における人物や逆光シーンなど、S-Log撮影で表現がより豊かに行えるという大きな利点があります。

S-Logを活用することで、カメラセンサーのダイナミックレンジや色域を活かして素材収録を行うことができ、高品位映像制作が出来ることになります。

カラーグレーディングに適したLog(S-Log)撮影ができるカメラ

上記リンクのように予算が潤沢なプロダクションで利用されるREDやAlexaのようなシネマカメラではカラーグレーディングに最適な映像を撮影することができます。
このまとめでは予算が少ない個人、プロダクション向けにカラーグレーディングに適したLog/S-Log撮影ができるカメラや方法を紹介させていただきたく存じます。

Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K

デジタル一眼カメラ α6500

デジタル一眼カメラ α7 III

ソニー S-Logガンマの録画設定について

ソニーのLogフォーマット S-Logガンマには【S-Log】【S-Log2】【S-Log3】があります。

SONYのカメラでのS-Logで撮影する方法

まずダイヤルを動画モードにしておきます
  ↓
【ピクチャープロファイル】という項目を探します(アルファベットで【PP】になってるはずです)デフォルトだと【切】か【PP1】とかになっていると思います。
  ↓
S-Logで撮影するには【PP7】【PP8】【PP9】の内のどれかに変えるだけです。
PP7は【Slog2】PP8、PP9は【Slog3】になっています。 
Slog3の方がより暗いところのディティールを保持してくれるモードになっています。
  ↓
  撮影(変更すると、コントラストが低下して白っぽくなります。いわゆるLogでいう眠い絵と呼ばれる映像を撮れることになります)
   ↓
カラーグレーディング

PP1:[Movie]ガンマを用いた設定例
PP2:[Still]ガンマを用いた設定例
PP3:[ITU709]ガンマを用いた自然な色合いの設定例
PP4:ITU709規格に忠実な色合いの設定例
PP5:[Cine1]ガンマを用いた設定例
PP6:[Cine2]ガンマを用いた設定例
PP7:[S-Log2]ガンマで撮影するときの推奨設定
PP8:[S-Log3]ガンマと[S-Gamut3.Cine]で撮影するときの推奨設定
PP9:[S-Log3]ガンマと[S-Gamut3]で撮影するときの推奨設定

覚える必要性はないが、知っといて損はないカラーサンプリングの知識

RAW (シネマカメラの出力方式)のカラーサンプリング4:4:4
ProRes 422,DNxHD,XAVC(放送用機器の出力方式)のカラーサンプリング4:2:2
H.264(一眼カメラの出力方式)のカラーサンプリング4:2:0

4:4:4とは100%の色情報を持っていることを指します。 つまりシネマカメラの映像は100%の色情報があり、カラーグレーディングでほぼ無劣化で調整することができます。

最後に

Log撮影S-Log撮影を活用することで、カメラセンサーのダイナミックレンジや色域を活かして素材収録を行うことができ、高品位映像制作が出来ることになります。
皆さん、楽しみながらLog撮影S-Log撮影をマスターしましょう!!(=゚ω゚)ノ

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