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この記事は私がまとめました

ある『山賊』について話が…

さもぷりさん

ONE PIECEの第一話とは…

主人公のルフィが海賊であるシャンクスと出会い、悪魔の実を食べゴムゴムの実の能力者となる
その後、酒場で山賊ともめ事を起こしたルフィ
シャンクスは山賊からルフィを救おうとするが、その代償として海王類に腕を喰われてしまった
海の厳しさとシャンクスの優しさを知ったルフィ
その数年後、彼は海賊となり海へ出た…

殆どの方はこのような感じで覚えているのではないでしょうか?
四皇のくせに腕を海王類に喰われるシャンクス、あまりにも世間知らずな山賊ヒグマ、妙に小物臭い赤髪海賊団の面子…
長期連載漫画にありがちな、後の描写とかみ合わない、あるいは矛盾したところがあります

特に有名なのが『山賊ヒグマ』と『近海の主』でしょう
当時すでに四皇であり『鷹の眼のミホーク』と互角以上の腕を持っていたシャンクス相手にイキるヒグマ
そんなシャンクスの腕を引きちぎる近海の主

しかしこれらは恐るべき伏線なのです
それがこの『ヒグマ最強説』です

ヒグマ最強説とは…

拠点:東の海 ゴア王国 フーシャ村
地位:山賊棟梁
懸賞金:800万ベリー

ONE PIECE第一話に登場した山賊
シャンクスに対し
「56人殺したのさ、てめェのように生意気な奴をな」と言いながら酒をかけ挑発した

シャンクスと同格の人物を56人殺害した恐るべき人物
現在の海には『四皇』と呼ばれる海賊がいるが、これはかつてヒグマが『六十皇』を56人殺したため『四皇』となったという説が支配的である

参考:当時の四皇
・赤髪のシャンクス 40億4890万ベリー
・百獣のカイドウ 46億1110万ベリー
・“ビッグ・マム”シャーロット・リンリン 43億3300万ベリー
・“白ひげ”エドワード・ニューゲート 50億4600万ベリー

参考:海賊王
・ゴールド・ロジャー 55億6480万ベリー

カイドウやビッグマムが海に居るのは、山にはヒグマがいるから危険でやむを得ず海に避難したから

事実、ヒグマには覇気が通用しないようだ
単なる煙玉で赤髪海賊団全員から逃れる辺りかなりの手腕であることが想像できる

また、彼は覇気を使える描写もある
ゴム人間であるルフィ相手に物理ダメージを与えているのだ
もしかしたら覇気をぶつけることでシャンクスの覇気を相殺していたのかもしれない

ヒグマ、その恐るべき手腕

見分色の覇気くらいは余裕で習得していそうな赤髪海賊団
そうでなくとも煙幕程度などどうとでもなるはず

それができなかったということはヒグマが覇気を使い見聞色を無力化していたか、あるいは煙幕に特殊なチャフ(偉大なる航路製)が入っていたのではないかという説がある

また、この時点でルフィを人質に取っている点も見逃せない
普通に考えれば抵抗など一切できぬ村長やマキノさんを人質に取った方がいいはずだ

しかし彼はそれをしなかった
そうしなかったのには当然理由があるのだ

ヒグマ、その鋭い先見の明

ヒグマはルフィ抹殺を第一話の時点で試みている。
それも悪魔の実の能力者を確実に抹殺できる海で。
『五十六皇』を殺したように、ルフィをも殺そうとしたのだ。

恐らくルフィからとてつもない潜在能力、未来への可能性を感じ取り「ここで抹殺しなければならない」と思ったのだろう。

この考察の類例は他にもある
アーロン編でのアーロンとゾロのやりとりだ

ゾロが『鷹の眼のミホーク』から受けた傷、それを見たアーロンは彼を「ここで殺しておかなければならない男」と認識した

事実、後にゾロは魚人島最強の剣豪を破り、最強の剣士への道を歩んでいる

アーロンの考えは的中していたのだ
ヒグマもこの時のアーロンと同じ考えにいたり、未来の海賊王であるルフィを殺そうとしたのだ

ヒグマ、その正体

その正体は元海軍大将『緋熊』であるとの説が濃厚
(陸軍説もある)

海軍大将の名前は昔話の「桃太郎」からとられているのは有名だ
(赤犬、黄猿、青雉、それぞれ桃太郎のお供の動物)

そして日本で桃太郎と双璧をなす昔話と言えば、当然「金太郎」である

金太郎のお供である動物、それは「ヒグマ」だ
日本で最も有名な熊であり身近な存在
ONE PIECEのキャラクターである「ヒグマ」の名前はここからとられたのだ

海軍三大将である赤犬、黄猿、青雉にたった一人で匹敵する人物、それが元海軍大将『緋熊』であり、ヒグマなのだ

恐らくかつては元海軍大将であるゼファーと肩を並べるほどの存在だったに違いない
あるいはゼファーの弟子だったのかも…

劇場版第12作目『ONEPIECE FILM Z』に登場した元海軍大将

全ての海兵を育てた男の異名を持ち、老いて全盛をとうに過ぎているにも関わらず圧倒的すぎる戦闘能力を持つ

海賊を決して殺すことなく投獄するような、正しい海軍を体現する人物だったが、ある事件をきっかけに豹変、海軍を辞めた

自分を信じついてきた海軍の仲間たちと共にNEO海軍を率いてとある計画を実行に移そうと計画している

恐らくヒグマはゼファーが海軍を抜けたのと同じ時期に抜けたのだろう
しかしNEO海軍には入らなかった

ヒグマと海王類、そしてシャンクスの腕

五十六皇を殺害し、さらに未来の海賊王であるルフィの殺害を狙う
彼の潜在能力を感じるもシャンクスの命がけの行動によって阻まれる
以後の消息は不明

恐らく近海の主はヒグマの配下である可能性が高い
アーロンの部下であるモームを想像していただければわかりやすいだろう
喰われたふりをして一旦その場を離れたのだ

自身が死んだと思わせておけば、情報アドバンテージをとることができる
不意打ちも当然しやすくなるからだ

ヒグマの乗った船はこのように破壊されている
しかしこの状態は巧妙に「ヒグマが死なない」角度になっている
歯には決して当たらず、うまくヒグマが体の中に潜り込めるような角度だ
(気になるのであればアルフォードとたけのこの里を船とヒグマに見立てて実験してみるとわかりやすい。たけのこの里を乗せたアルフォートをこのように食べても、噛み砕かれるのはアルフォートだけ。たけのこの里は傷つかないのだ)

ONE PIECEの世界では鯨の中に住む人も居る
海王類の中に一時的に潜むくらい造作もないだろう

何故シャンクスほどの男が腕を失ったのか…

近海の主に食いちぎられたと言われている腕
だがこの腕は『近海の主に喰われた』と明言されたことは一度も無いのだ
(最初期のゲーム攻略本などにはたまにそう書いてあるものもある、設定が固まっていなかった?)

恐らく煙幕で逃げたヒグマを追う途中、ヒグマの部下に当たる人物に急襲を受けたのだろう

当時すでに四皇だったシャンクス
それを止められるとすれば「シャーロット・カタクリ」にも相当する、あるいはそれ以上の実力者だろう
(たぶんエースくらいなら瞬殺できる)

ヒグマの部下にも描写されていないだけでそれクラスの戦士がいたことが推測される
シャンクスの腕はこの「部下」によって奪われていたのだ

しかし腕一本など友達の命の前では安いもの
腕と引き換えにシャンクスはルフィを救った

未来の海賊王を救い、その道を繋げたのだ

その後…

上記のとおり、ヒグマはまだ生きている可能性が高い
爆弾の直撃を受けても生きていたベルの例もある
むしろ何故死んだと言い切れるのかが疑問だ

おそらくヒグマはこの先の航路でルフィたちを待っている
海賊王となる彼を再び殺すために…

それがいつになるかは分からない
どこで再登場するのか、どのように現れるのか

もしかしたら彼は最後の島「ラフテル」で待っているのかもしれない…

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