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【若者に夢を与える!】IT業界の重鎮・夏野剛氏のビジネス人生

今ではIT業界の重鎮の立場になっている夏野氏ですが、はじまりはハイパーネットというIT企業でした。この企業は起業した当初は「通産大臣賞」を獲得するほど注目されましたが、時代が早すぎたようで資金繰りに行き詰まり倒産してしまいます。その企業の副社長を務めていたのがその後のはじまりです。

更新日: 2019年02月26日

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今ではIT業界の重鎮の立場になっている夏野氏ですが、はじまりはハイパーネットというIT企業でした。この企業は起業した当初は「通産大臣賞」を獲得するほど注目されましたが、時代が早すぎたようで資金繰りに行き詰まり倒産してしまいます。その企業の副社長を務めていたのがその後のはじまりです。

m.satoakiさん

〇 夏野氏の肩書き

慶應義塾大学 政策・メディア研究科 特別招聘教授
ドワンゴ取締役
セガサミーホールディングス社外取締役
トランスコスモス社外取締役
グリー社外取締役
日本オラクル社外取締役
World Economic Forum “Global Agenda Council on Social Media”メンバー
World Wide Web Consortium (略称:W3C) Advisory Board メンバー。

内閣官房クールジャパン官民連携プラットフォームアドバイザリーボードメンバー、東京2020マスコット選考検討会議委員など、経産省や内閣府で各種委員も務める。

2019年2月13日
ドワンゴについても代表取締役社長の荒木隆司氏が同日付で辞任。後任には夏野剛氏が就任するとしている。

〇 docomoに移籍するまで

東京都立井草高等学校(爆笑問題の田中裕二は同級生)、早稲田大学政治経済学部経済学科卒業後、1988年に東京ガスに入社。

入社から4年目の1992年に、ついに僕はアメリカ留学への切符を手にします。
ペンシルベニア大学ウォートン校の経営大学院。
ここで選択した科目が、僕の人生を変えることになるのです──。

1995年に経営学修士(MBA)を取得。

同年日本に戻り、いわゆる一般的な広告モデルとは一線を画すダイレクトマーケティングモデルによるインターネットサービスプロバイダ(ISP)支援システムとしても一時話題となった、板倉雄一郎設立の株式会社ハイパーネットで、「ハイパーシステム」事業立ち上げに社外ブレーンとして参画し、後に自ら同社の海外戦略担当副社長に就任した。

この会社の副社長を務めていました。

2008年板倉氏の言
ハイパーネットには、2人の副社長が居た。
一人は、海外戦略担当副社長の夏野剛氏。
ご存知の方も多いかと思うが、ハイパーネットの倒産後、NTTドコモで「i-mode」をスタートアップさせ、その後も同社のi-modeサービスを世に広めた人物。
そしてもう一人は、本日ヘラクレス上場を果たした筒井雄一朗氏。
この二人、どちらも成功した。

〇 docomo時代

「iモードを本格的にやりたいのでドコモに来てほしい」と言われた夏野はハイパーネットの副社長辞任を決断、9月からドコモのゲートウエイビジネス部に移籍した。
 「今でも申し訳ないと思っていますよ。先に逃げたような感じだし」
 しかし、この時点でハイパーネットの再建が可能だったという意見を持つ関係者には、私は会うことができなかった。

⇒ 夏野氏をdocomoに引っ張って来た松永真理氏

夏野はリクルートでアルバイトをしていたとき松永(元リクルートの名編集長:まとめ者注)と知り合い、その後、社会人勉強会の東京円卓クラブの講師として彼女を招いたりしていた。

そうした付き合いを通して、何かと松永のブレイン的に動くことがあった。松永には講演や審議会委員などのお呼びがかかることが多かったが、そうしたときに夏野らにアイデアを求めることがこれまでにもしばしばあったのだ。だからこの相談も唐突なものでも何でもない。

松永真理氏はリクルートで20年にわたり編集職に就き、「就職ジャーナル」「とらばーゆ」 「ワークス」編集長を歴任した超有名な方でした。

⇒ 松永氏とdocomoのきっかけ

スマートフォンの黎明期を感じるのに最適の本です。

下記のサイトで無料で読めます。

携帯端末はNTTドコモとメーカーが一体になったから短期間で普及したとみられているかもしれませんが、本来はドコモとメーカーの利害は一致していませんでした。

うまく両者がWinWinの関係になることができたのは、携帯端末を高機能にすると、携帯端末を変えた人の通信料金が高くなるというモデルが日本ではできたためです。日本で成功したモデルは、欧米ではつくれませんでした。

⇒ docomoを退職した理由

「スティーブ・ジョブズよりも僕のほうが、携帯に関する知識は深いと思う。しかし、ジョブズはCEOで、自分は一役員に過ぎなかった。つまり全社的に陣頭指揮を執るというのができなかった。iPhoneを見たときに(今の立場では)限界だなあ、というのは感じた」

新社長との軋轢、理不尽な罵倒、組織の官僚化…「もう辞めます」

〇 docomo 退職後

08年5月慶應義塾大学政策メディア研究科 特別招聘教授、08年7月(株)ドワンゴ顧問、同年12月25日同社取締役に就任。08年6月からセガサミーホールディングス株式会社、ぴあ株式会社、トランスコスモス株式会社、NTTレゾナント株式会社の社外取締役を兼務、他複数社の役員、アドバイザーを務める。

01年5月米国ビジネスウィーク誌「世界eビジネスリーダー25人」、同年8月同誌「アジアのリーダー50人」に選出された。02年5月 「ウォートン・インフォシスビジネス改革大賞(Wharton Infosys Business Transformation Award)」Technology Change Leader 賞受賞。主な著書に「i モード・ストラテジー~世界はなぜ追いつけないか」(日経BP社)、「ケータイの未来」(ダイヤモンド社)など。

1人で何社も社外取締役を兼任してますが、どこの会社でも一番うるさくてイヤな社外取締役である自信があります。うるさい社外取締役は経営陣から疎まれますが、逆に辞めさせることも難しくなります。

1社とか2社とかしか兼務していない人は経済的に依存度が高くなるのでキツイこと言えるかどうか疑問です。「質」は形式的な基準ではなく、その人の資質や能力によって評価してほしいですね。

〇 夏野氏の提言

「テクノロジを作っても、それを受け入れる人間の方が変わらなければ効果は出ない。せっかくコミュニケーションを電子化しても、組織体制が昔のままで決済のステップ数が変わらないとか、定期的に更新する複雑なパスワードをポストイットに書いてディスプレイに貼っているとか。何のためにテクノロジを導入するのか、本気で考えなければいけない」。

会社組織にしても、政治や選挙システムにしても、インターネットをツールととらえてフル活用すれば、まったく新しいものに変えられるはずなんですよ。
それを阻んでいるのが60歳+−5歳の世代。

邪魔する世代はもう何年かしたら表舞台から去っていきますから(笑)。
だからそれまでの間、若者世代は自信をもって自分たちのライフスタイルを貫くべきです。高度なインターネットやITを使いこなすことによって、古い世代にパフォーマンスの違いを見せつけてやればいい。

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