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そうだったんだ…腸内環境とうつ病との関係性が研究で明らかに

ベルギーの研究にて腸内環境とうつ病との関係性が明らかになっています。

更新日: 2019年02月05日

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ベルギーの科学者チームが発表しています。

■うつ病

うつ病は精神的なエネルギーが低下して、気分が沈み込んだり、物事に興味を持ったり楽しんだりすることができなくなる精神疾患

うつ病は単なる精神疾患ではなく、精神身体の両面にわたって生命力が全体として低下してくる病態

うつ病の患者数は近年、増加しており、およそ73万人1)にのぼると報告されています。別の調査2)では、16人に1人が、生涯にうつ病を経験しているとも推定

■腸内環境

腸にすむ腸内細菌の数は1,000種1,000兆個以上。その中には人に良い影響を与える善玉菌もいれば有害な悪玉菌もいて、それらのバランスを「腸内環境」と呼びます

腸内細菌の種類や数は食事や生活習慣・人種・年齢などにより異なるため、『腸内フローラ』も人それぞれ違います。

体の免疫機能の約60%は腸管に存在し、腸内細菌のバランスが良いほど腸管免疫力が発達・向上することが研究結果として発表されています

■この両者に関連性があることが発表された

腸内細菌は人の精神的な健康に影響を及ぼす可能性があり、うつ病に関連すると考えられるとの研究論文が4日、英科学誌ネイチャー・マイクロバイオロジー(Nature Microbiology)に発表

過去最大規模となる調査に基づく結果だということです。

メンタルヘルスに正の関連あるいは負の関連を持つ特異的な腸内細菌グループが見つかった。

ストレスや質の悪い食事、もしくは両方が原因の軽い炎症が脳の不健康な変化や病気に影響を与えうる

■うつ病患者では「2種類の腸内細菌」が不足している

私たちの腸の中には、約1000種類、100兆個もの細菌が生息しています。これらを腸内細菌といい、その重さは1.5〜2キロほどもあるといわれています

うつ病患者の体内で2種類の細菌が「恒常的に不足」していることが明らかになった。この結果は、患者が抗うつ薬を服用している場合でも当てはまった。

腸にいる莫大な数の腸内細菌はさまざまな代謝物質を排出しています。その中にはr-アミノ酸(GABA)やポリアミンなどの神経系に作用する可能性がある生理活性物質が含まれています

■腸内の細菌と「炎症」の関わりが指摘されている

腸内環境が悪化すると悪玉菌が増え、硫化水素やアンモニアなどの毒素を出して、腸の粘膜に炎症を起こしてしまう

京都大学医学研究科の成宮周特任教授らとの共同研究により、ストレスによる抑うつの誘導に自然免疫系による脳内炎症が重要であることを発見

2種類の細菌群、コプロコッカス属(coprococcus)とディアリスター属(dialister)は抗炎症特性を持つことが知られている。

うつ病の人はこの2種類の細菌が不足していることが明らかになったようです。

■実際に食生活を改善して変わったという方も

専門家は因果関係を整理しているところですが、食事を変えることでメンタルヘルスを改善できることを示したよいエビデンスがすでにある

ビーツ、クルミ、ショウガ、アマニなどの胃腸の炎症を抑える食材に取り替えていくと、変化は劇的。腸の症状は消え、うつ病も消えた

※個人の意見です

炎症性成分の含有量が最も少ない食事を採用していた人はうつ病のリスクが24%減少した。

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