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昭和の時代を駆け抜けたフロンテはスズキの誇りと言える軽自動車

人に馴染みやすい軽乗用車、ハイブリッドやSUVなどがある普通車、特別仕様車、車いすの人も楽々乗り降りできる福祉車両を世に出しているスズキは、かつてフロンテという軽乗用車を製造していた。

更新日: 2019年02月07日

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スズキのフロンテは開拓精神を意味する言葉・フロンティアから名前が付けられていて、スズキを代表する車種でもあった。

cobbyjpさん

スズキが往年に生産していた軽自動車・フロンテの概念

@retoro_mode 我が家の初マイカーが 「フロンテ」でした。田舎なんで近所のモータースが「スズキ」の販売店だったので、色々なフロンテがありました。 pic.twitter.com/7IbSBYems8

スズキ・フロンテクーペ(以下、フロンテクーペ)は、1970年にフルモデルチェンジを果たしたフロンテの1年後、1971年に発表されたモデルだ。日本のクルマ好きにもお馴染みの存在であるジョルジェット・ジウジアーロが、このクルマのデザインに関わったようだ。発売当時のキャッチコピーが「ふたりだけのクーペ」だったことからも分かるように、当初、フロンテクーペは2シーターのみであったが、後にリアシートが備わる4人乗りの2+2モデルが追加され、人気を博した。

初代はスズライトが発展したもので、軽四輪部門で高く評価された

スズキにとって普通乗用車の第1歩となるスズライトは、1962年にモデルチェンジして軽自動車のスズライトフロンテとなった。駆動方式は前輪駆動・FFで空冷2ストローク直列2気筒360ccエンジンを搭載し、後にガソリン・エンジンオイル自動混合方式やエンジンオイル直接噴射方式を採用したのが特徴。

@retoro_mode スズライトフロンテ初代、2代目スバル360の大成功の3年前スズキは既に軽乗用の量産に成功していたスズライトと言う車360CC とは言え普通車にも見えるデザイン当時最小ホイル普通車の物しかなかった小粒ライト pic.twitter.com/v18LQEKxED

フロンテ360へと名前が変わった2代目は、新しい試みを目指した

今度は1967年に後輪駆動・RRを生かして名前をフロンテ360に改めた。なお肝心のエンジンはレーシングカーにも匹敵する2ストローク直列3気筒を用いてライバル車のホンダ・N360に対抗した。その後はより性能がよくなったフロンテSSや、後ろのランプを赤だけではなく橙色も加えたスーパーデラックス、スーパースポーツセダンとなるフロンテSSSも加わった。

@kakkekuruma おいらの~ オヤジの最初のマシン スズキ・フロンテ360 でも… この子に負けた pic.twitter.com/FGE5KNu80U

フロンテ360(1967) RR駆動方式採用の新しい軽自動車。スズキ歴史館はこういうの凝ってて好き。 pic.twitter.com/4w9jVNepss

8種類ものグレードがある3代目・フロンテ71は今までにはない性能がある

1970年にはLC10-II型の3代目フロンテとなる、フロンテ71が登場した。これにはスタンダード、デラックス、ハイデラックス、スーパーデラックス、ハイスーパー、S、SSS、SSS-Rで、ラジアルタイヤが備わったものもある。4サイクル6気筒に匹敵するような空冷3気筒2サイクルエンジンを活用して、30以上もの馬力を発揮できるのが特徴。そしてこのフロンテをこそとした軽スポーツカー、フロンテ・クーペも同時に登場した。

スズキ フロンテ71 角目になってるけど、後ろはまごうことなきフロンテっぽさw pic.twitter.com/j5f7z4Tgny

【自動車ネタ】 1970年スズキ(3代目)フロンテ71のポスター。車高が低く、室内が広いフォルムを「スティングレイ(エイ)」と名称。・・・決して70年代ファッションのビラビラが付いたそのモデルのお兄さんの服の事ではありません(笑) pic.twitter.com/muEgyacjNA

丸みのあるボディと水冷エンジンを併せ持つ4代目は安全や公害にきちんと対策している

前回と比べると丸みがあるボディとなっていて、水冷エンジンが使われるようになった。形状はハッチバックだが後ろの部分やエンジンルームの上に荷物を置くラゲッジスペースを設けて、マイナーチェンジを行ってフロンテ7-Sに改めた。そして昭和53年排出ガス規制に対応して安全にも配慮したので、結構な人気を集めた。

昭和52年月間自家用車9月号より「フロンテ7ーS」の広告。さわやかな青空と赤い車がいいですね! そして気になるのが、「ミニリンクル」のプレゼント! スズキのオリジナル自転車なのかしら⁇? #月間自家用車 #旧車 #フロンテ7S pic.twitter.com/ewSD9kJXli

5代目は商用で使える軽ボンネットバンの姉妹車・アルトも開発した

とうとうフロンテは1979年に駆動方式を初代と同じ前輪駆動に戻して、軽ボンネットバンの商用車・アルトもある5代目に発展した。居住空間の広さ、充実した装備、そして今までにない最高出力を誇る2ストロークエンジン・T5Bを備えているのに燃費が経済的で、排出ガス規制にも対応したのが魅力。そしてそこから4ストロークエンジンのF5Aがスズキの各車種に搭載されるようになる。

セダンからハッチバックになった6代目は、アルトと共通した性能を持つ

1984年に発売された6代目は、ボディがハッチバックに統一され5速MTとフロントディスクブレーキを備えた最上級グレードと特別仕様車・ウィットが加わった。マイナーチェンジでスズキ独自のリンク式サスペンションが追加され、オートエアコンをオプションで設定できるようにした。さらに特別仕様車・ウィットカスタムやスポーティーグレードのツインカム12 GRも同時に開発した。ちなみにCOBBYによると、6代目は同じく自社で開発しているアルトと同じ、右に60度回せる回転ドライバーズシートや550cc3気筒DOHC12バルブエンジンが備わったものもある。

発売期間はわずかだったがとうとう7代目に達成して、フロンテの歴史が終了した

新たに開発した7代目は550cc・SOHC3気筒12バルブエンジンが使われ、見た目はアルトの姉妹車になるようにした。フロントディスクブレーキと12インチラジアルタイヤが標準装備されて珍しい5ドアモデルも取り入れたことが特徴。ちなみに発売期間は1988年の10月から1989年の3月までという短い期間だったが、アルトと完全に統合されてさらなる活躍を果たした。そして7代目でフロンテは完全に終わってしまったが、スズキの名誉になったことは間違いなし。

#スズキフロンテ #スズキアルト #フロンテ #アルト #草ヒロ 遠くて一番見えにくいけど1988年9月から1989年3月まで生産されたCN11型の7代目フロンテだったら超レアだね❕ pic.twitter.com/65x39vXVZe

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